・・・

・・・

五木寛之

五木寛之先生の、「逆ハンぐれん隊」シリーズだが。

これは、１９９１年くらいに、書かれた小説だが、本人が自分で自慢するのは、照れくさいだろうから、私が紹介しておこう。面白いのに、この本は、絶版で手に入らない。五木寛之先生は、この時にすでに、原発の危険を、本気になって指摘して、小説の中でそれを書いているのである。「挑戦　逆ハンぐれん隊」では、「恐怖の死の灰作戦」という話があるが、死の灰とは、原子力発電所から出る核燃料の廃棄物のことである。その処理に国家の陰謀があるとする、フィクションの小説である。

最終巻の「さらば　逆ハンぐれん隊」では、ミハルという少女が、小説の会話の中でこう言っている。

「・・・チェルノブイリの事故が起きたことで、みんなは放射能事故のこわさをようやく知ったけど、もしもいま大きな地震や巨大津波が起きて、原発のいくつかがめちゃめちゃに壊れたとしたら、どうなると思う？」

この小説の中で、人気漫画家のバンドー先生が、まず五木寛之のモデルと考えていいだろう。

五木寛之氏は、相当なカーマニアである。この小説以外でも、かなり、車をテーマにした小説を書いている。

天皇陛下、冠動脈バイパス手術

やはり陛下は心を痛めておられたのだ。

悪いヤツ。自民党の谷垣禎一。あいつ一人をやれば日本はよくなる。ついでに石破茂も。