小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

腸管癒着

2009-05-08 21:16:22 | 医学・病気
プールで二時間、休みなく泳いだ。水泳は勿論、筋力をつけるためでなく心臓を鍛えるためである。この季節になると持久力が出てくる。水泳は、その後、風呂で体を洗わないと気持ち悪いので、手間がかかって面倒くさい。出来たらランニングしたいのだが、過敏性腸のため、いつも腸が癒着しているような感じなので、ランニングは向かないのである。この頃、ランニングしている人をよく見かける。偉いな、と思うと同時にうらやましい。絶対、体力は落とさない。老いてたまるか。大学の時、近くのかかりつけのクリニックで腸の癒着でかなりもめた。
私 「腸が癒着してるような感じなんです」
先生「癒着は開腹手術しなければ起こらないよ」
私 「でも本当に癒着してるような感じなんです」
先生「(怒って)なら、開腹手術しなくて癒着が起こると書いてある文献をここに持ってきてください」
怒って机を叩く。

一週間後

私 「文献をコピーしてきました」
と言ってコピーを差し出す。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする