今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

晴れているうちに              2015.03.08.(3)

2015-03-15 22:27:29 | 山、花、山野草




 ユキワリイチゲはかなり花の咲いている期間が長い印象はあるけれど、天気が良くて気温が上がった時にしか花を開いてくれない。週末にしか花を見に来れない僕にとって、今日のような日は滅多にないのだ。前日は終日雨だったし、実は翌日の月曜日も雨だった。だから日曜日だけが晴れだったということ。


 もう少しで午後2時になる。急いで近くのスポットを見て廻ることにした。







 針葉樹の林の間に咲いている。







   

この場所のユキワリイチゲは花が開くとすぐ虫に花弁を食いちぎられてしまうのだ。何故なのだろう・・・・





これは開いたばかりなのだろう。



   

   

この場所では、ユキワリイチゲは群れて咲くことがなくて、ポツポツとしか咲かない。今年は花の数が少ないようだ。

















 この場所も早々に切り上げて車に戻る途中、山側の斜面に見つけたキジョランの葉の裏を見て廻る。どこかのブログにアサギマダラの幼虫のことが書かれていたので、真似をしてみたのだが見つかったのはただの毛虫だけ。








 帰り道、薄暗い杉林の下でセリバオウレンの花を見た。









セリバオウレン



 さて、最後にホソバナコバイモの様子を見てから帰ろう。


つづく。





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暑くなった 満開のユキワリイチゲ              2015.03.08.(2)

2015-03-13 22:04:21 | 山、花、山野草




 天気予報の通り、昼前には気温が上がり暑くなった。これならユキワリイチゲは一斉に開いているだろう。心当たりのある場所に向けて車を走らせた。途中、節分草のスポットにちょっと立ち寄ったり、何となく気になる場所で山の中に立ち入ったりしながら、目的地に着いたのは午後の1時前。

 恐るおそる斜面を登って行くと・・・・、予想通り満開だ。









ユキワリイチゲ



 ちょっと、開き過ぎて色気なし。贅沢な悩みか・・・・。奥に進んで、振り返る。







 日陰へ。




























 斜面を良く探すとアマナも幾つか咲いていた。












 スミレの花も。




   









 ユキワリイチゲを堪能して斜面を降りることにした。





美味しそうなフキノトウ


 これは・・・・




ツルキンバイ?



 友人はしぶとく写真を撮っている。







 僕は・・・・





こっちの方が魅力的だな。



 車に戻り、次の場所へ向かう。



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久し振りに友人と花を探しに出る              2015.03.08.

2015-03-13 09:30:00 | 山、花、山野草




 最近、天気が安定しない。天気予報も当てにならないくらい。前日は天気がまあまあとの予報だったが、朝から酷く雨が降っていて、結局一日中雨が止むことがなかった。翌、日曜日は友人が久し振りに花が見たいとの連絡があって、コバイモとかイチゲを探しに行くことにしていた。土曜の夜、庭にでると流れる雲の間から、月が見え隠れしていた。明日の天気は何とかなりそう・・・

 朝は少し早く目が覚めたが、朝飯の用意をする気にはなれず、出かける用意をしてから庭に出て友人が来るまで遊んでいた。庭では日本水仙に続いて黄色い小さな水仙が咲き始めていて、春めいてきている。緑も増えてきていて・・・・




ホタルブクロの芽生え






ホタルブクロの間からチオノドクサの芽が覗いている。



   

スハマソウも花の咲く時期になってつぼみを付けていたのだが、かなりの部分が夜盗虫の餌食になった。





欅の落ち葉をそのままにしているのが駄目なのかな・・・・


 この時期、庭ではクリスマスローズが元気だ。




ニゲル






















ティタティタ



 さて、友人が到着。今日はナビを使うので、友人の車を置いて自分の車で出かけることにした。目指すのはコバイモの自生地だ。朝飯のおにぎりやお茶を仕入れてから、高速で西に走った。そして、2時間後、目的地周辺に到着。

 KEY WORDはベージュと茶色の境目を辿る?さっぱり分らなかったが、きっと現地に立って見れば分るだろうと思って走って来たのだが・・・・分らず通り過ぎてしまった。仕方なく、Uターンしてじっくりと小さな灰色の脳細胞を働かせる。

 ああ、そういうことかなと半信半疑で歩いて行くと・・・・





ガレ場の斜面に、きのうの雨で叩かれて半透明になったセツブンソウの花が沢山見えていた。


 そして・・・・









ミノコバイモ





まだ、花をつけない幼い個体も沢山あるようだ。


 でも、此処はこれからの場所。盛りはまだ先のようだ。



   

木の実が幾つも落ちていた。そして、齧っているのはリスかな・・・




ヤマエンゴサク





ミノコバイモ
小さな目を付けているように見える



 これは?




どこかで見たような気がするけど・・・・、ツルカノコソウかな。


 この場所にはまた来ることにして、先を急いだ。



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雨の日曜日              2015.03.01.

2015-03-11 22:35:16 | 




 3月最初の日曜日は朝からず~っと雨。そろそろ春の花が咲き始める頃だから、どこかに行きたかったのだが、あれだけしっかり降られると冒険する気は起きない。昼飯を近くの中華料理屋に食べに行く。

 ここに行く時は大抵、五目焼きそばの大盛りかチャーハンセットを頼む。で、今日は見ての通り、五目焼きそばの方だ。お皿は30cm近くあるからかなりのボリューム。

 夕方になって雨が小降りになったので庭に出た。





種を播いてから3年目のオキナグサ。芽が出始めているのだが、今年の芽吹きは今までと違って太くて大きいものが幾つもある。



   

つぼみを付けないかなと期待しているのだが・・・・



 他にはクリスマスローズが咲き始めている。















クリスマスローズは他にも沢山、つぼみを付けた株があるので、また、後ほど。奥まったところに植えてあるので、今日、写真を撮ろうと思うと体がビショビショになってしまうから。



 バイカオウレンの花はそろそろ終わりで、種を付け始めている。そういえば、種が出来たら送ってほしいと言われていたことを思い出した。



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鯛の尾頭付き、イサキの塩焼き             2015.02.26.

2015-03-10 21:46:11 | その他
 毎年、秋に松茸山に招いてくれる友人から荷物が届いた。体長40cmくらいの鯛が3匹、そして麦藁イサキが5匹。凄い量の魚だ。。。友人は秋は松茸、冬はスキーなどのウィンタースポーツ、それから最近は海釣りに嵌っているのだ。


 自宅からその知らせを受けたのは仕事中。自宅で何とかなる量の魚じゃない。魚には目のない僕にしても、無理だなぁ。

 全部並べて写真を撮りたいところだけれど、生の魚だから帰宅まで待っていてくれとも言えないし・・・・。

 知り合いに鯛を1匹、イサキを3匹進呈した。

 帰宅後、イサキの塩焼き、鯛の刺身とあら煮を食べた。


    

刺身は友人が1匹分をさばいて真空パックにしてくれていた。でもこの量は半端じゃないな。


 美味かった。でも、これは背側の部分だけ。腹身は皮をつけたままの切り身で残っている。


 あ、酒を忘れた。やっぱり、日本酒だよね。




    



 あと、1匹、鯛が残っているけど・・・・。


 翌日の夜は、腹身は軽く湯びきにしてやはり造りにして、最後の一匹は炭をおこして丸焼にしてみた。





長いこと、バーベキューの道具を使っていない。物置を探したら、一式残っていた。夕方から、炭をおこして・・・・





鯛は鱗をおとして塩を打って、鰭は焼けて落ちないようにして・・・・






皮が焼けて剝れ落ちないようにホイルを敷いたのだが、魚を裏返した時にホイルが貼り付いて、取ろうとしたら皮が剝れた。


 でも、何とか焼けた。





最後にアルミホイルに包んで、サツマイモを放り込んでおいた。



 焼き鯛は、俺的にはもう少し、弱火でゆっくりと焼き古したいところだったが、ホカホカと焼けてそれなりに美味しかった。いつもはあまり魚を食べない家族も造りも焼き魚も沢山食べたのがおどろき。要するに、美味い物は沢山食べるという事だろう。



 焼き芋もとても甘くて美味かった。




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2015 今年初めてのセリバオウレン             2015.02.28.(2)

2015-03-07 21:24:52 | 山、花、山野草




 今年初めての・・・・、ほぼ初めてのセリバオウレンだ。節分草の斜面に蕾をつけたセリバオウレンの花柄が首を上げようとしているのを見て以来。













 砂利道の脇に沿ってポツポツと咲いていた。でも、まだ咲き始めたところのようだ。









 道を進んで行くと杉林があり、その辺りが比較的セリバオウレンの密度が高い。








 
 去年はここから、薄暗い林の中に入り込んだ辺りが、一面、セリバオウレンだったのだが、今はまだまばらに咲いているだけだった。蕾を踏みつけるのは心苦しく、林の中に入り込むのは止めた。


 やっぱり、節分草以外はまだ早いようだ。急いで車に戻り、30分ほど走ってアズマイチゲの様子を見に行くことにした。その場所はこことは違って、陽当たりの良い斜面になっていて、例年、早く開花する場所。

 着いたのは午後3時半を過ぎていた。





アズマイチゲ

日陰になって、もう閉じた花もあった。今年も早くから咲いていたようだ。もう盛りを過ぎた感がある。


 川沿いの小道をぶらりと歩いた。4時を過ぎると寒い。風もまだ冷たい。




大きなサンシュユの木


 蕾が弾けそうだ。



      



 道の脇の日陰には、セリバオウレンが咲いている。





ここもまだ、花数は少なかった。



 イチリンソウが芽を出していた。









ユキノシタ?



 そろそろ夕方。来た道を戻ることにした。来た時には気が付かなかった桜の木。






何という桜かはしらないが、小さな白い花を付けていた。



 鴉が寝床に戻って来て夜の準備をしている。





カラスも一緒に帰りましょう。。。








おわり。





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もう一度、神社の節分草             2015.02.28.

2015-03-06 22:51:08 | 山、花、山野草




 明日の日曜日は一日中、雨との予報だ。土曜の朝、なかなか寝床を離れられなかったが、起き上がって朝飯を食べた。天気が良いうちに出掛けようと着替えて庭に出ると、クロッカスの花が沢山開いていた。毎朝、蕾は見ているが、出勤時にはまだ閉じているから開いているクロッカスを見れるのは、休みの日しかない。







 いずれ、毎日が日曜日になったらこんなものは見飽きてしまうのだろうが、今は貴重、貴重。。

 ついでに庭を見渡すと日陰の日本水仙も開いてきた。



      



 黄色いティタティタはあと1週間くらいは咲くまでにかかりそう。







 さて、出発。

 一時間ほど後にいつもの神社の脇に車を停めた。いつの間にか空は雲に覆われていて、寒い風が吹いていた。どうも、この季節はこんなことが多い。これでは花も開くまい・・・・。





石垣のユキワリイチゲ

あと、2-3週間はかかりそう・・・・


 境内に入って、キバナノアマナの咲く場所を覗いて見たが・・・・










ネギみたいな若いキバナノアマナが沢山生えていたが・・・・まだ、まだ。



 先に続く道の脇を眺めながら、速足で進む。ニリンソウは芽が出始めたところ。フキノトウが顔を出していた。突き当たりの斜面にはいつものようにアズマイチゲが沢山蕾をつけていた。





陽が当たらない場所に群生しているので、開いているのを見たことがない。一体、いつ開くのだろうか。どこかのブログで一斉に開いたところを見たことがあるけれど。



 結局、節分草の斜面まで来てしまった。








 ざっと見てみるが、ちょっと遅いかな。ここの節分草が一番のお気に入りなのだが、雄蕊から花粉が出始めてしまうと葯の青みが減って価値半減なのだ。

 同じ斜面のキクザキイチゲの様子を見てみると・・・・










ちょっと、寒いよね・・・



 状態の良い節分草を探してウロウロ。















      










 来年のカレンダーに使う写真が撮りたいのだけれど・・・・













 ちょっと残念。


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夜な夜な、花守り             2015.02.24.

2015-03-05 22:48:19 | 
 自宅に戻り、庭を見渡すと緑はほとんどない。かろうじてプランターに植えてあるオダマキ達は真冬でも僅かに根元に芽を持っていて春を待っている。毎年のことなのだが、この時期は油断大敵なのだ。

 日中が暖かった日の夜、夜盗虫が出てきてオダマキの芽を喰ってしまう。喰われてしまうとその株は花をつけることが難しくなるし、夏の間に枯れてしまうこともある。だから、夜盗虫の出そうな夜は懐中電灯を持って、地植えの株やプランターに植えたオダマキをパトロールするのだ。




・・・・芽が喰われている・・・


 驚くほどデカイ夜盗虫が地面と同じように変身して潜んでいた。







 もちろん、踏んづけて退治してやった。年末くらいから、もう10匹くらいはやっつけているのだが、夜な夜な戦いは続く。





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春の兆し   母の庭で             2015.02.22.

2015-03-05 00:05:46 | 
 総領町の節分草を見た翌朝、4時頃に目が覚めてしまった。トイレに行ってまた布団に入ったが、気になることがあって眠れなくなってしまった。その後、外が明るくなってから起き出して庭を歩いた。やはり、外はまだ寒くて家に入り寝床でゴロゴロする。


 その後も眠れないなと思っていたのだが、次に気が付いたのは11時近かった。所謂、二度寝ってやつ?

 今度こそ起き上がって、庭に出た。



   
福寿草

何年か前に、僕が植えたものだが、花が開きかけていた。前日に総領町まで行って福寿草の花を見て来たのだが、庭で咲いていたとは!


 それから、何か芽を出していないかなと思って歩いて見ると・・・・




フジバカマの芽

これは普通のフジバカマとシロバナのフジバカマが一緒に植えてあるようだ。緑色の芽が沢山出ているが、それがシロバナ。赤茶色の芽がフジバカマのようだ。どっちも株を大きくしているようで、花の季節がたのしみだ。


 


山茱萸



   

この庭では、毎年、蕾か結実の季節にしか出会えていない。





春蘭

何年か前に、平松カタクリ園で買ってきた春蘭が植えてあるのだが、去年はびっくりするほど沢山の花をさかせたのだが、今年はどうなんあろうね・・・


終わり



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節分草を見た後の晩飯  よりしま多幸半             2015.02.21.(3)

2015-03-03 22:00:32 | その他
 総領の節分草を見た後、福山に向って走った。来る時とは違う道をナビはしめしたのだが、それも面白いので従う。ナビの指示のまま走って行くと、以前に記録に残した場所に直に差し掛かった。

 この場所は、まだ父が元気だったころ、父母と三人で訪ねたユキワリイチゲの自生地だった。道を左折して川を渡り、記憶二残っている道を走り車を停めた。ここから少し歩いたところにユキワリイチゲが咲いている筈だった。でも、まだ早いだろう。

 母と一緒に何年か前に父と歩いた田圃の脇の道を歩いて行った。













   
ユキワリイチゲ

開花まではまだかなりかかりそう。。



 この場所のユキワリイチゲは花が小振りだけれど、しっかりと青い花を咲かせたものだったのだが。ここまで、親父は頑張って歩いて来たよね、などと話しながら車に戻った。

 その途中、懐かしい音がして・・・・






バスの様な電車が走って来た。正確に言うとディーゼル機関車かな。





「ワンマン運転時は、後乗り、前降り」、そんなことが書いてある。









 何とか車に無事に辿り着き、また走り始める。晩飯をどうしようかという話しになり・・・・、途中で食べて帰ろうという事にした。どうせなら美味い魚を食べよう、魚を食べるなら酒を飲まなければ・・・・、結局、車で乗り付け、代行で帰ることにした。行き先は、親父が亡くなった後、元気を出さなきゃと思っていった、「よりしま 多幸半」。兎に角、美味い魚と貝を食べられる。




突き出し





ミル貝 x2





赤貝



 相変わらず、母が貝が好きなので・・・・





カワハギの薄造り with liver and engawa





めばるの造り





蛤の酒蒸し





のどくろの焼き





〆の茶蕎麦



 お酒は生ビールx2、熱燗 4合。ほどほどに。

 代行の料金は、自宅からこの店の往復料金の約半分。なんだ、これからも何処か花を見に行って、帰りにこの店で飲んで帰れば良いんだな。母も大満足だった。


つづく。


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広島の節分草 2              2015.02.21.(2)

2015-03-02 23:04:02 | 山、花、山野草




 次に向ったのは、「3番」の群生地。二番目に早く開花するらしい。車で10分くらいかなぁ。ナビに入れてあったので迷わず5分ほど走って、少し離れた場所の駐車場に停めた。自生地はというと・・・、登りが立っているから直ぐ分る。

 母とゆっくり歩いて行く。花の咲いた斜面に着いて見渡すと・・・・





あぁ、今年も健在だ。ピンク色の節分草。よ~く見て。



   







 この3番の節分草には特徴があって、ピンク色のガクを持った節分草が高率で混じること。ピンクというか赤紫というか。つぼみの時は色が濃くて開花したころにはパステルピンクといった感じになる。


















 面白いねぇ・・・。












 母も喜んで見ているが、写真を撮るわけではないからすぐ飽きてしまう。写真を撮れば、どの花を撮ろうか、どっちから撮ろうかなどといろいろ考えているうちに時間が経ってしまうけれど、ただ見ているだけだと、間が持たないのだろう。




      









      



 もうちょっと待ってね、と言いながら・・・・、撮る。



      



 そして、節分草の咲く斜面を後にした。

 車まで歩く途中に振り返ると・・・・







 領家八幡宮でも会った夫婦が写真を撮っているのが見えた。そして、右の方に目を向けると・・・・







 遠くに、もう一か所、保護地があるようだった。黄色いウィンドブレーカーを来ている人は地元のガイドさん。でも、あそこまで歩いて行くのは母には負担が大きすぎる。車に戻って帰路に着くことにした。


つづく。









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広島の節分草 1              2015.02.21.

2015-03-01 19:26:40 | 山、花、山野草

 


 父が亡くなってから家に閉じ困り気味の母を外に連れ出そうと、土曜の朝早くから福山に向かう。前日に行ければ良かったのだが、金曜の夜は来客のもてなしで9時半まで仕事だった。母の家に着いたのが10時過ぎ。約束の時間を少し過ぎた。母には出かけられる用意をして待っているように言ってあった。

 母は厚着をして毛糸の帽子を被って待っていた。これから総領町まで節分草を見に行くのだ。今朝から総領の道の駅、リストアステーションでは節分草祭りが始まっているはず。そして、そのリストアステーションに着いたのは12時半。途中でお腹が空いたのでコンビニで買ったおにぎりを食べながら運転をした。

 車を降りてびっくり。冷たい風がヒューヒューと吹いている。母の体調が悪くなっては元も子もない。橋を渡ったところの節分草の様子とみると・・・、あ、まだ早い。





咲き始めだ。


 総領には沢山の自生地があって、咲き始めから終わりまで1ヶ月くらいを解放している。まだ、節分草は咲き始めたばかりなのだ。例年、一番開花が早いところの様子を見に行くことにするが、その前に川沿いに咲いている福寿草を観て行くことにした。












 もちろん、植栽。北海道から取り寄せて植えてあると聞いた。何年か前に来た時と較べて特に殖えたという印象もない。







 暖かくて陽射しの強い日なら、もっと開いてくれただろうけれど・・・・












 福寿草も咲き始めなのだろう。顔を出したばかりの蕾も沢山あった。








 凍えそうになりながら車に戻って、ちょっと一休み。それから、領家八幡神社まで走った。






懐かしい。前回は自宅からこの神社まで直接来たのだった。遠かったな。。。







 石段手前を左に折れたところに早くも節分草は咲いていた。










蕾も少し見えているが、ほぼ満開。







 母は斜面を登るのが怖そうなので、平らな場所で花を観て居て貰う。僕はもう少し、上まで行ってみることにした。







 この場所には見に来ている人がかなりいて、写真を撮るのに苦労する。



   

この場所はかなり前から保護地になっていると思うが、こういう所には八重の節分草が多いような気がする。それから、それからガクが縮れたように波打つ個体が多い。










節分草は場所によって花に特徴があって面白い。












 母は結局、高い場所まで登っては来なかった。最初から無理をさせないことにした。徐々に、徐々に。

 さて、斜面を慎重に下り車道の脇に停めた車に戻った。







 そして、脇の河原を観てみると・・・・







 なんと、河原にはコゴミの穂が沢山見えていた。芽が出るころ此処に来ることはないだろうな。それに人眼が多すぎる。次には2番目に開花の早い場所に行ってみる積り。その場所はここのように高低差は無かったと思う。。


つづく。


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