今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

3連休中日、思い切って室戸岬へ  野菊の岬      2018.11.24.(1)

2018-12-08 10:36:49 | 山、花、山野草
 3連休が始まる前夜、何をしようかと考えていた。3日間を通して天気が良くて気温も上がるだろうとの予報なのだ。
どこか遠出に行こうかと考えたが、連休の初日から妻は実家に帰り義母の家の掃除をしてくるとのこと。自由だ。

 友人を誘おうかとも思ったが、突然では迷惑だろう。この時期、大方の花は季節を過ぎてしまっているし、ブナ帯のなめこも独りで、
山深く入り込むのは危険を感じる。海辺のキク科の花たちを探しに行くか・・・・、伊良湖で見た雨に濡れたアゼトウナが記憶に残っていた。

 その夜は室戸岬、足摺岬や山口県の海沿いのキク科の花の咲く場所や時期を調べて思いを巡らせていた。翌日、妻が家を出たのは昼前で、
家を脱出しそびれて、ブランクCDへの書き込みが出来なくなっているPCをあれこれ弄ったり、これまた書き込み中にフリーズするiPodの
復元を試みたりしている内に日は暮れた。このままではまずい。何もせずに連休は過ぎてしまう・・・・

 翌朝、6時に起きてザックにカメラ2台を入れて家を出た。取り敢えず、室戸岬を目指した。








 自宅を出てから山陽道のICに向かう途中で夜が明け始めた。朝は冷え切っていて本当にこれから暖かい日になるのか心配になる程だ。
山陽道を東に進み分岐して明石大橋を渡った。途中で車を停めて海の写真でも撮りたいところだが、この先、海はいくらでも観れるだろう。
ひたすら走った。淡路島の中頃を走ると朝日を浴びて草原が光っているのは霜だろう。初霜・・・・

 鳴門海峡を渡り、徳島市の中心部に着いたのは2時間後。思ったより早いなと思ったのだが、それからが長い。海が見えたのは牟岐の辺り
だっただろうか。






ようやく一息。車を停めて海を眺めた。


 10時過ぎ。走り始めてから3時間ほど。予報通り、快晴で無風。暖かい日になった。考えてみたら、休みは2日あるし、時間はたっぷりある。
車で少し進み、今度は那佐湾の辺りでまた休憩。





釣り人
何を釣っているのだろう。糸を巻き取った所をみるとアジの一匹掛け。泳がせ釣りだろうか。




足許のピラカンサ






来た方向の湾口を眺める



 またしばらく走り、ここは東洋町の辺りだったかな。広く海を見渡せる場所で。遠く先に見えているのが室戸岬なのか。まだかなり先・・・









 ようやく岬の先端近くのみくろど納経場の駐車場に着いた。車を停めると目の前に不思議な景色、洞窟?




















みくろどの謂れについては看板があったようだが、見ていない。それよりも崖に張り付いて咲いている花を観ていた。
アゼトウナ、そして地面から生えているのはハマタデだろう。いずれも伊良湖でであった花たち。



 一度、車に戻ってズームとマクロレンズをつけたカメラを肩に掛けて道路を渡り、海側に出てみた。すぐに散策路の入口があり、
進むと道は左右に分かれる。岬の先の方に行きたいと思い右に曲がると・・・・










 岩場の中を道が通っていて、ポツポツとアゼトウナが張り付いて咲いていた。そして、岩のあいだから僅かに海が見えている。
進んで行くと・・・・












アゼトウナの右はトベラの若木?






アゼトウナの右はシオギクのつぼみ?



 伊良湖では雨の中でアゼトウナを見たので残念だったけれど、今回は綺麗に咲いていた。快晴で明る過ぎて写すのが難しいくらいだ。
シオギクはまだ咲き初めのようだが、陽当りの良い場所では開き始めている株もあった。





シオギク






冴えないけれど・・・・、ハマナデシコ



 岩場を登って張り付いているアゼトウナの花を撮ってみる。




















アゼトウナ




 結局、この道は途中で行き止まりになり、引き返すことにした。










コメント
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