
もう、随分前のことになってしまったけれど、8月9日の夜遅く、四国に上陸した台風はゆっくりと、でもまっすぐに自宅方面に向かって進んできていた。結局、翌朝に赤穂市周辺に再上陸し南東に進んで行った。自宅の少し北側を通って行ったことになる。朝の10時から11時頃、風が強くなり、雨が強く降り続くのを自宅の二階の窓から眺めていた。

雨水は道路上を流れ始めていて、排水が間に合っていない。雨は南側からから窓を叩き続けていて、雨水がガラスの上を流れているような状況が続いた。


海の中から景色を観ているようだった。


その後、暫くして雨の勢いも弱まり、台風が通り過ぎてゆく様子が良く分った。午後の四時頃、風も治まったので周辺の様子を見に出掛けた。

いつもはほとんど流れのない用水路

いつも歩いている里山へ向かう川沿いの道。

タマゴタケのシロは流れちゃったかな・・・・
雨の後とはいっても、流石にまだきのこは出てはいない。


(クロ)コタマゴテングタケ?


駐車場にあった古い合歓の木、テイカカズラが木を覆っていたのだが・・・・根元からボッキリと折れて倒れていた。合歓の木と一緒にテイカカズラの蔓は切られてしまうだろうが、何年か後には他の木に撒き付いて、また沢山の花を咲かせてくれるに違いない。