今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

帝釈の谷、谷底のアケボノシュスラン             2013.08.17.(2)

2013-08-20 22:56:52 | Weblog
          



 朝食を済ませてから両親の家を10時に出発。途中で水分と昼飯を仕入れて国道を北上した。1時間程走った後、国道を左折して山に入り込んで、目的の場所の近くで車を停めた。いつもこの辺りでカーナビが狂いだすのはなんでだろう。まあ、途中からナビには道が記録されていなくなってしまうのだが・・・・・



 石灰岩質の台地は長い年月の間に雨水で深々と浸食されて深い谷を作っていて・・・・





谷を覗きこむと、そのまま吸い込まれてしまいそうだ。


 谷底までは200m近くはあるのかな・・・・・







 あの谷底まで行って、見たいものがある。







 あそこまでは、そう簡単には歩いては行けない。最初は平坦な道を歩いて行くのだが、道の脇にはいろいろと花が咲いている。




カワラナデシコ





あ、これは・・・・アケボノソウの蕾



 もうすぐ、アケボノソウの季節なのか・・・・・、いろいろと花を確認しに行きたい所がある・・・・。










背丈が1m以上ある野菊の仲間、調べなければ・・・・



 そして・・・・









道の脇に並んだキツネノカミソリ。



 ふと、道から山側の斜面を見上げると・・・・




一面のキツネノカミソリ



 道の脇の花は盛りを過ぎていたが、斜面の日陰では今が盛り。花に誘われて斜面を登ってみた。











 キツネノカミソリの奥にはヤブランも沢山咲いていた。








ヤブラン




 やがて道は傾斜が急になり、深い谷に一気に下って行った。





途中の枯れ枝にウスヒラタケ





万年青? 新緑の季節?




          






ヤマイグチだろうか・・・・




 やがて道は傾斜がなくなり谷底に着いた。何だろう、この葉は・・・・・









見覚えがある・・・・





マネキグサ
去年、伊吹山の北尾根で見た花。



 石灰岩質の山の日陰に咲く花なのだろう。




谷底にも、キツネノカミソリ



 しばらく谷底の日陰を歩いて行く。





河原が見えている・・・・



 そろそろ、目的の場所が近いはず。花は咲いているだろうか・・・・




アケボノシュスラン



 やっと出会えた。青々とした葉だけは何度も観てきたのだが、花が咲いているところは初めてだ。

















 上手く撮れないもんだな。沢山咲いていたところだけは伝えなければ・・・・




          


















 この場所は帰り道にも通るはず。そう考えて写真を撮るのをやめて先に進んだ。







 マネキグサの咲く草原を進み・・・・・、ようやく川に出た。



つづく。





コメント (6)
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