たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

市内散歩 その5

2015年10月23日 | その他

天気のいい日に3時間ほどの市内散歩ドライブをして、その最終版です。木曽川河川敷にある汚水終末処理センター「各務原浄化センター」です。ここは20数年前県の施設として建設されました。
下流の岐阜市、岐南町、笠松町、施設のある当市各務原市、
上流の川辺町、美濃加茂市、坂祝町、八百津町、木曽川左岸にある可児市、御嵩町、の4市6町の下水の終末処理場です。最近は浄化センターといっているようです。処理人口は40数万人です。

木曽川が傍に流れ堤防の内側、広い遊水池の河川敷があるお蔭で作った施設です。自宅近くの元県庁の偉いさんが、地元は「むしろ旗」を立て反対されるなど苦労したと話されたことがあります。

主な施設は地下にあるようで、地上施設はいくつかの建物があるくらい、野球場やサッカー場がある広い公園を兼用しています。

センター前の外来者駐車場は、トラックドライバーの昼寝休憩場所の適地のようでした。幼稚園児たちのグループが2組ほど遊びに来ていました。場内は広く車で移動できます。

木曽川越えの橋が無かった頃、この辺は「前渡(まえど)の渡し」があったところです。
承久の乱では「摩免渡の渡しの合戦」の場所です。


市内散歩 その4

2015年10月23日 | その他

JR高山線鵜沼駅近くに、もう一つ飛鳥時代の村国郷の豪族・壬申の乱で活躍した村国男依(むらくにのおより)をご祭神の一人に祀る神社・村国真墨田神社がある。尾張一宮・真墨田神社の系列らしい。ここも小さな村の鎮守様というお社だ。

  

ここから少し南下し、木曽川沿いに陵南小学校があり、正門を入ってだらだら坂を校舎に向かい、校庭に入る直前に「大牧1号古墳」がある。学校内に古墳がある珍しい小学校で朝晩こどもの登下校を埋葬者が見守ってくれている。
校下の市民以外は気がつかない場所だ。この小学校には孫娘の保育を預かっていた20年ほど前、愚息がお世話になった縁で、運動会を見に行き、はじめてお目にかかった。その運動会に亡妻や、嫁、孫と行き最後の整理体操で愚息が指揮者を勤め、来賓席に孫と自分が座って堂々と拝見した。父と孫が目が合いコンタクトしたのを、目ざとく同僚の女先生二人が見ていて、終わるとすぐそばへ駆けて来て、孫に「誰と来たの・・」と話しかけた。「おじいちゃんと~、おばあちゃんと~、おかあさんと~・・」と孫は答えた。そんな昔話を思い出して写真に撮った。その孫が来春教職に内定を頂いた。よく整備された岩屋古墳だ。

その近くに、もう一つ「ふな塚古墳」がある。整備されていなく単に雑草地になっているが立派な小さな前方後円墳のようだ。

 木曽川が運んだ肥沃な沖積地・各務原台地は太古の昔から人が住み、市内は古墳だらけです。鵜沼の地、村国郷には国道21号線沿いの、小山にしか見えないが、県下では大垣市の昼飯(ひるい)大塚古墳に次いで2番目に大きい「坊の塚古墳」その埋葬者の衣装を葬った「衣装塚古墳」などがある。


郵便局で怒鳴った

2015年10月22日 | 日記

昨日、夕方団地の中の郵便局だという女性の電話があった。用件は「明日満期になる定期預金があるが、金利を少しでも良くなるように明日印鑑と通帳を持って郵便局へ来てほしい」という内容だった。

最近老人を狙った特殊詐欺がまだまだ多く、岐阜県警は県内の全金融機関に、高齢者が高額預金を引き出す際は原則として全件を警察に通報するよう取り組みを始めたと、14日の県内版は報道している。21日報道では海津市の80代の女性が200万円の被害と報じている。

電話でお金の話はロクなことは無いと身構えて聞いた。旧友会年会費を郵便通帳から自動振替にしてくれと事務局から連絡が来ていたので、その書類を書いて持ち、昨晩の電話のことを窓口で聞いた。
女性局員が3人いて、局長が窓口へ来て応対された。誰が電話したか聞いたら、その本人は外出している。どのような案内をしたか分からないという。

何でも今日満期を迎える定期預金が金利の良い方へ手続きしたほうがいいと言う勧誘だった。
2百万円を平成21年に1年定期で預け、自動継続にしていた。当時の利息は1.2%になっているが、現在は今日自動継続すると、0.035%にしかならない。3年定期にしていただくと0.04%の利息になるので、その方が有利ではないかと電話したのではないかと思う。という次第だった。

そこで怒鳴った、「2百万の利息が0.005%の利息アップとはせいぜい2,30円だろう。そんなことで呼びつけたのか、サービスとは言えない、ガソリン代の方が高くつく、迷惑な電話はするな」と。
隣のお客の女性は苦笑いしながら書類を書き、その相手の局員は当方を見てニヤッと笑った。

せっかく来たのでお勧めの手続きをすると宣言したら、一旦満期解約して3年定期に再預金するのだという。バカらしくなったが解約書類に言われるままサインした。ところが書類が違っていたとまた書き直しされた。「いい加減にせよ」とまた怒鳴った。

散々待たされて21年に預け6年経過で利息4,959円を現金で渡された。
1年定期の200万×0.035%=700円、3年定期200万×0.04%=800円 その差は年利100円である。
「お前らはノルマのために何の役にも立たんことにお客に迷惑をかける。いい加減にせよ」とまた怒鳴った。局長は低頭し手を合わせ、写真のような景品を紙袋に入れて持たせ、玄関先まで送り車の発進まで立っていた。わたしが怒るのが異常なのか、郵便局が常識がないのか、とにかく葬式代なので3年は死なれん。
旧友会会費の書類も通帳番号が書類の数字欄と通帳の桁が合わず、これも愚痴りまくった。
女は子宮で考える、大宅壮一氏の迷言を噛みしめる。


市内散歩 その3

2015年10月22日 | その他

当市北東部・鵜沼地区を昔は村国郷といい、飛鳥時代の地方豪族に村国男依(むらくにおより)がいた。後の天武天皇・大海人皇子(おおあまのみこ)の舎人(とねり)で壬申の乱(じんしんのらん)で大きな功績があった。

”672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)に属して戦い、近江方面の諸将の筆頭として連戦連勝し、最大の功を立てた。”(Wiki)
功績により八色の姓(やくさのかばね)で「連」(むらじ)が下賜され「村国連男依」(むらくにの・むらじ・おより)という。市役所ロビーに小さい全身像の塑像がある。

境内には、わが国に現存する農村歌舞伎舞台として、最も原形を保つと評価されている村国座がある。

 

前を流れる新境川沿いは歴史散策道に整備されている。


市内散歩 その2

2015年10月21日 | その他

市内散歩の終盤に市役所の横を通りました。信号機が赤になって止まった。市役所(岐阜・各務原市)の建物を撮りました。
こんな立派な、まだ築42年の建物を100億円もかけて別の場所に新築しようと、市長と議会と役人は企んで計画中です。耐震基準に一部が適合しないので崩壊の恐れがあるとの理由です。

この市役所の完成セレモニーが文化会館であった時に参加しました。その記念に「木生(きすぎ)たかお」に委嘱し、各務原市イメージソング「きらめく心模様」が発表され、舞台で歌われました。CDを買い求め今でも手元にあります。代議士の祝辞では「こんな立派な市役所ができるのも、そばに自衛隊岐阜基地の飛行場があり、多額の固定資産税が入るお蔭だ」と言われました。

それを、もう建替えだって!こんな無駄遣いは許されません。学校や幼稚園のように補強工事すればいいのです。
当時の耐震設計基準はどうだったのか?誰が設計監理の容認をしたのか?確か岐阜県庁庁舎と同じ大手設計会社「大建設計」だったと思う。設計会社に責任はないのか?とにかく新築は許されません。

「九条の会」が戦争法案反対の粘り強い、活動をしているようです。今朝の新聞折り込みに入りました。

誰か市役所建替えで住民投票を提案してくれ。小牧市長も若い人だが42億円のツタヤ図書館を住民投票の結果諦めました。当市の市長も若い人です。若さにまかせ暴走しないように。


市内散歩 その1

2015年10月21日 | その他
素晴らしい秋晴れが続くので、モーニング喫茶から市内散歩ドライブしました。手始めに近くの加佐美神社(岐阜・各務原市)へお参りしました。
歴史ある神社で、折から檜皮葺き屋根の、葺き替え工事が完成し、足場などを取り外し完成直前でした。工事は岐阜市にある田中社寺建築(株)で、棟梁は全国どこへでも行くと自慢されていました。数千万円はしたでしょう。寄進者一覧の看板が出ていました。

お稲荷さんや庚申塚があります。

可愛いお孫さんの初参りだという方達に会いました。

この神社などの由緒は看板でご覧ください。
  


ブルーナイトで気分はすぐれない

2015年10月20日 | 日記

昨夜はお腹に神経痛がピリッ、ピリッと来て7時には夕食も取らず床についた。痛みが来たのはお昼過ぎで格別何かやったせいではない。買い物に行ってお菓子類を買ってきて食したり、お風呂に入っても治らなかった。ちょうど左の胃の辺りだった。
当然寝付けないので起きて痛み止めロキソニンを半錠服用し、ようやくウトウトしたが起きたり寝たりが一晩中だった。
日中から後遺症の破裂音のおならが盛んになり、便が降りて来ていたが夜中に便意が来て、トイレ通いも始まった。今朝までまんじりともせず、朝方怖い夢ばかり見た。

喫茶店はチケット特売日で満員、相席を求められ早々に退出した。天気がいいのにスッキリしなく、お昼過ぎ打ちっ放しへ行った。30分の無料招待券で十分、3枚貰い2枚目を使った。

新聞は産経・前ソウル支局長に懲役1年6か月が求刑されたことを各社が報道している。先進国で報道の自由が保障される日本などと違い、韓国は前時代的国家であることを世界にさらした。
日本向けネット記事
”304人の死者・行方不明者を出したセウォル号沈没事故当日の昨年4月16日、(1)朴大統領の所在が分からなかったとされる7時間がある(2)その間に、朴大統領が元側近の鄭(チョン)ユンフェ氏と会っていたとの噂がある(3)そのような真偽不明の噂が取り沙汰されるほど、朴政権のレームダック(死に体)化は進んでいるようだ-というのが内容。”
記事の元は韓国大衆紙、朝鮮日報がもとでこの記者は処罰されず、産経記者のみ長期間の出国禁止、名誉棄損で有罪求刑は世界の常識に反している。今日の産経は当然反発している。

日本などとは比べられない、法治国家ではなく、北朝鮮と同じ人治国家だとQ&Aにある。
「恨の民族」「火病の国民」でもある。


秋晴れの日曜日・孫の快挙など

2015年10月19日 | 日記

いい秋晴れの日曜日、午前中は映画に行き、午後からはNHK日本オープンを見ました。80回目の日本一を決めるメジャーなのでさすが見応えがありました。小平智が優勝・おめでとう。彼は最近古閑美保との交際の記事が多かったが面目一新です。古閑は現役時代の賞金5億円を預金にし手をつけていないとか・・、過去にも野球選手とかの交際も目にした。
追い上げた選手会長池田勇太若大将は連覇の機会を逃して惜しまれた。18番のティショットでギャラリーのスマホカメラに邪魔され、仕切り直ししなければバンカーに捕まらなかったかも・・不運だった。
日本アマと日本オープンベストアマを手にした17歳高校2年生、金谷拓実は3アンダー、11位と大健闘、日本オープン80年、日本アマ100年の歴史で両方制覇は9人目、最少年齢を更新した。
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その後、Nスペ再放送「沖縄戦・全記録」も貴重な映像だった。沖縄は大変な犠牲を強いられたと再認識。翁長知事は13日、辺野古移設の県承認を取り消された。国は直ちに不服請求し、取消請求効力の執行停止が認められれば、政府は11月中にも埋め立て工事に着手するらしい。
内地人としてこれをどう捉えるか。国外移設、県外移設も言うことはたやすいが現実的に困難でしょう。相手があることでもあり、日米安保条約があることである。現地新聞記者が翁長知事に「普天間基地の永久固定化に名を残す知事になる可能性も・・」と質問され、憤慨して反論されたとの記事も目にした。
少なくとも安倍首相は先週の3連休に、三重県を訪問しサミット会場の下見などせず、沖縄に飛び土下座してお願いすべきではないか。帰れコールされても、石を投げられても、土下座してお願いするのが最優先の筋だと当方は思います。
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夕方、大学生の孫娘が出かけるのでバイトの塾か聞いたら、卒論の何かで出かけると言った。また16日に発表された、横浜市教員採用試験にも合格したと報告した。一次試験だけでなく、二次、論文、面接とフルコースを受けたらしい。合格は立派であるが(倍率8倍ほど)、既に10月1日に県教員採用試験に合格していたので、そのとき辞退はできなかったのか?
横浜は小学校教員採用が699人とはさすが大都市、指定都市なので県採用ではないのか?誰かが受かれば、誰かが沈む。
自宅通学している孫の大学では県試験を13人が受けて3人の合格だったというから、有頂天になって沈んだ人から疎まれないよう気をつかえと言って聞かせていたところです。沈んだ人は講師の道へと言っていた。
大学入試は一浪し苦労したのに、上手くいくときはまた重なる。

30年も前二男が高専から大学3年に編入試験を受け、三重大が受かり入学手続して、腕試しで千葉大を受け、これも受かり、担任から電話があり「補欠合格とか、追加合格はないので、誰かが沈む。なぜ受けさせたか」と、わたしが大目玉を喰ったことが思い出される。


映画 「さらば友よ」

2015年10月18日 | その他

午前十時の映画祭「さらば友よ」を見てきました。
東宝シネマズ岐阜 第3回新・午前十時の映画祭 名作シリーズ (やっぱり絵になる男たち)
「さらば友よ」 
監督:ジャン・エルマン
出演:アラン・ドロン / チャールズ・ブロンソン
日本公開年:1968年

“ラストシーンが有名なサスペンス映画、戦場帰りの軍医バラン(A・ドロン)は、若い女から証券を金庫に返すという依頼を受ける。儲け話を嗅ぎつけたプロップ(C・ブロンソン)も現れ、2人は争って金庫を開けるが、それは女から仕掛けられた罠だった。“

金庫を開ける暗証番号の盗撮で1815は読みとれたが、後の3桁が分からない。1万通りもありやみくもに試し、3千数百まで試すが突然成功する。プロップが後で警察に捕らえられ、無実の罪の自白を強要された際、「歴史に弱いな、ワーテルローの戦いだ(1815年6月18日)」と警察に教える。

色男アラン・ドロンの男盛りの頃の映画で、アルジェリアからの帰還船で多くの兵隊と共に二人がマルセイユの港に降りる場面から映画は始まった。
ストーリーに少し無理があるがサスペンスは大盛りの、男の友情を描いた面白い映画だった。

観客約20人 日曜日 料金は一律1,000円 学生500円と良心的映画祭です。
家から16キロ少しと遠いがまた行きましょう。


へっつき虫

2015年10月17日 | ゴルフ

喫茶店の花にくわしいお姉さんに昨年「へっつき虫」(ひっつき虫)と教えてもらったヌスビトハギが、ゴルフ場で今や、まさに盛りとズボンにへっついてきます。
数日前のゴルフでも同伴者の一人が、先行組がつかえていて、少しティショットの間があったので藪へ入りオシッコでもしたのか、盛大にズボンにくっつけてひとつづつ取るのが大変でした。へっつき虫というと教えて、目に入らない部分を手伝って取ってやりました。球探しに藪へ入ろうものなら、ひとたまりもありません。

今朝の中日新聞コラム「中日春秋」ヌスビトハギ(盗人萩)の記事でした。へっつく種子が盗人の足跡に似ていることからの命名だそうです。
これも在来種に代わり、北米原産のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)が取って変わる勢いとのことです。
在来種は2節ですが、外来種は4,5節ついてくるのだとか。ひとつ勉強しました。

喫茶店のチケットも今日で切れ、明日は映画館へ直行し、午前十時の映画祭「さらば友よ」を見に行こうかと思っています。