たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

郵便局で怒鳴った

2015年10月22日 | 日記

昨日、夕方団地の中の郵便局だという女性の電話があった。用件は「明日満期になる定期預金があるが、金利を少しでも良くなるように明日印鑑と通帳を持って郵便局へ来てほしい」という内容だった。

最近老人を狙った特殊詐欺がまだまだ多く、岐阜県警は県内の全金融機関に、高齢者が高額預金を引き出す際は原則として全件を警察に通報するよう取り組みを始めたと、14日の県内版は報道している。21日報道では海津市の80代の女性が200万円の被害と報じている。

電話でお金の話はロクなことは無いと身構えて聞いた。旧友会年会費を郵便通帳から自動振替にしてくれと事務局から連絡が来ていたので、その書類を書いて持ち、昨晩の電話のことを窓口で聞いた。
女性局員が3人いて、局長が窓口へ来て応対された。誰が電話したか聞いたら、その本人は外出している。どのような案内をしたか分からないという。

何でも今日満期を迎える定期預金が金利の良い方へ手続きしたほうがいいと言う勧誘だった。
2百万円を平成21年に1年定期で預け、自動継続にしていた。当時の利息は1.2%になっているが、現在は今日自動継続すると、0.035%にしかならない。3年定期にしていただくと0.04%の利息になるので、その方が有利ではないかと電話したのではないかと思う。という次第だった。

そこで怒鳴った、「2百万の利息が0.005%の利息アップとはせいぜい2,30円だろう。そんなことで呼びつけたのか、サービスとは言えない、ガソリン代の方が高くつく、迷惑な電話はするな」と。
隣のお客の女性は苦笑いしながら書類を書き、その相手の局員は当方を見てニヤッと笑った。

せっかく来たのでお勧めの手続きをすると宣言したら、一旦満期解約して3年定期に再預金するのだという。バカらしくなったが解約書類に言われるままサインした。ところが書類が違っていたとまた書き直しされた。「いい加減にせよ」とまた怒鳴った。

散々待たされて21年に預け6年経過で利息4,959円を現金で渡された。
1年定期の200万×0.035%=700円、3年定期200万×0.04%=800円 その差は年利100円である。
「お前らはノルマのために何の役にも立たんことにお客に迷惑をかける。いい加減にせよ」とまた怒鳴った。局長は低頭し手を合わせ、写真のような景品を紙袋に入れて持たせ、玄関先まで送り車の発進まで立っていた。わたしが怒るのが異常なのか、郵便局が常識がないのか、とにかく葬式代なので3年は死なれん。
旧友会会費の書類も通帳番号が書類の数字欄と通帳の桁が合わず、これも愚痴りまくった。
女は子宮で考える、大宅壮一氏の迷言を噛みしめる。


市内散歩 その3

2015年10月22日 | その他

当市北東部・鵜沼地区を昔は村国郷といい、飛鳥時代の地方豪族に村国男依(むらくにおより)がいた。後の天武天皇・大海人皇子(おおあまのみこ)の舎人(とねり)で壬申の乱(じんしんのらん)で大きな功績があった。

”672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)に属して戦い、近江方面の諸将の筆頭として連戦連勝し、最大の功を立てた。”(Wiki)
功績により八色の姓(やくさのかばね)で「連」(むらじ)が下賜され「村国連男依」(むらくにの・むらじ・おより)という。市役所ロビーに小さい全身像の塑像がある。

境内には、わが国に現存する農村歌舞伎舞台として、最も原形を保つと評価されている村国座がある。

 

前を流れる新境川沿いは歴史散策道に整備されている。