たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

明日から師走

2017年11月30日 | 読書

今年もそんな時期が来ました。故郷の姉が11月に90歳・卒寿を迎えたのでお祝いに行こうと思っていた。
姉も憂さ晴らしに話しに来いと言ってくれたが、いかんせん寒さが急で双方高齢、無理して行かないことにした。
体調はまずまずであるが、寝付きの悪さに困っている。ときどきコメントをいただく方もブログに不眠の悩みを書いておられた。
日によっては9時とか10時には床につくが寝付けない。入眠剤マイスリーの貰い置きを半錠服用するのは大抵12時過ぎ。それでも寝つけず2時過ぎになる夜もある。
テレビも読書も疲れるし、目に悪く眼科へ検診と白内障検査・眼底検査の必要を感じているが、車では瞳孔が開くので行けない。
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ノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏の「日の名残り」もボツボツ読み、5分の1くらいを残すのみ。イギリスの貴族ダーリントン卿という高徳な紳士に、35年の歳月を親子で執事として仕えたスティーブンスが時々の記憶を呼び起こす物語。

主人公の彼は、今はアメリカ出身のファラディ様に仕えている。広大なお屋敷ダーリントン・ホールでの数々の出来事や思い出を静かに優しく語り続ける。

2週間ほど前の中日新聞は名古屋丸善の売り上げで「日の名残り」がトップ、他の代表的3書店では「わたしを離さないで」が第1位と報じていた。

朝日の文化・文芸欄に「福岡伸一の動的平衡」を連載中の氏は書評に「わたしを離さないで」が、一番好きだとあった。
同欄、「語る・人生の贈り物 森昌子」さんは今日で9回目。なかなか良いエッセ-で、編集記者の聞き書きです。


かさぶたが取れた

2017年11月29日 | 日記

お風呂へ入り入念に洗顔し、風呂上がりに髪を前垂らしに櫛ですいたら何か落ちた。
おぞましいケガのかさぶたが足元に落ちていた。もっと前から傷は治っていたようだ。

老年になり手や足の爪も皺が寄り縦割れする。練習場のフロントで爪切りを借りると、風呂上がりに切るよう言われた。
そうでないと硬いプラスチックを切るようなものだと。
とにかくゴルフはプレーヤー以外はティグランドに上がってはならないという教訓だ。

日馬富士はああするより仕方なかったのだろう。親方は泣いていた。
伊勢が濱部屋の九州場所は大宰府天満宮を宿舎にしているそうだ。今日の記者会見は天満宮からだった。
学問の神様・菅原道真公を祀ってある。ホームページで拝観した。
” 東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ” はあまりにも有名。

福岡はおろか九州さえ行ったことがない世間知らずです。


ケガから20日過ぎた

2017年11月29日 | 日記

ゴルフ場のスタートホールで素振りされたクラブフェースが当たって、救急車で搬送されてから20日過ぎた。ドライバーだったこと、20人近くがたむろしスタートの杭から15メートルほど離れた地点、当てた人も本気の素振りではなかっただろう。それが幸いした。それにしても額の傷は直りが遅い。写真は液晶画面を手鏡に映し、デジカメのレンズを額に当て自撮りした今日の状態。

 

病院から手渡された脳内出血の症状も出ないのが幸いだった。
日馬富士はとうとう引退届を出し、記者会見するそうだ。暴力はいかん。引退はしかたがない。
強い横綱だったが、相撲は少し荒っぽかった。稀勢の里が土俵外へぶっ飛ばされて怪我し、担架で運ばれた取組も日馬富士だった。
旭鷲山が報道提供した、貴ノ岩の怪我・縫合写真は痛ましい。ホチキスで縫合されたようだが、私のように縫合テープでは処置できなかったのだろうか。
貴乃花親方の態度は理解できない。


警察庁少年課依頼のアンケートを断った

2017年11月27日 | その他

夕方そろそろ夕食の支度でもと思っていた6時頃、カメラ付きインターフォーン付きドアホンが鳴った。留守番役なので受話器を取ると若世帯玄関に中年女性が立っていた。
「何のご用件でしょうか」、「アンケートの件です」、「アンケートに関することは一切お断わりします」「いえ、前に依頼していた件で〇〇様宛のアンケートです」と女子高生の孫の名を挙げた。
相手には若世帯が応対していると思われるが、二世帯共用でお爺の部屋が応対している。家を建替えた際ドアホン機種や共用配線は自分で電器屋へ行きパンフの中から選んだ設計だ。

孫は帰宅して自室にいたので呼び、アンケートを頼まれているか聞くと、「まだ書いてない。お母さんに聞かないと分からない」というので、嫁も愚息も帰宅していなく、玄関を開け応対した。
「親に聞かないと分からないと言っている。何のアンケートか知らないが、お断わりする」
というと「旦那さんに渡してあるのです」と粘る。「とにかく断る、帰ってくれ。第一あんたはどういう身分なのだ」と詰問すると、「警察の者です」ってアンケート依頼のハガキを出した。

見ると差出人は警察庁安全局少年課と書いたハガキだった。
「もっともらしいものを見せても、あんたは警察官には見えない、平服ではないか、最近そういうサギが多い。息子も嫁も未だ帰宅してない、アンケートは破って捨てるよう言う、断る、帰れ」と怒鳴った。
それでも粘るので「この詐欺女、帰れ、二度と来るな」と大声で怒鳴ると、ようやく諦めて帰って行った。

自室に戻りネットで警察庁HPを見たら、全国の1万人を任意選定し、アンケート依頼のハガキを出し、後日㈱日本リサーチセンター調査員が訪問するとアップされていて、必ず身分証明書を持参と書いてあった。

どウソつき警察庁で身分証明書など持参せず、ハガキを見せた。
嫁が帰宅したので、要らざるアンケートには応ずるなと叱った。警察庁も詐欺と疑われ信頼性ゼロの業者に委託し、詐欺まがいのアンケートなどやらないでほしい。


糞べら・ちゅうぎと回虫の思い出

2017年11月27日 | 日記

11月13日に板門店で北朝鮮兵士が亡命した映像も衝撃的だったが、重傷ながら一命を取り止めたようです。
驚いたのは5発も銃弾を受け手術した際、大腸から寄生虫(回虫でしょう)が27センチの大きなものから50匹も見つかったということです。

回虫には思い出があります。幼い小学生の頃、まだ日本は終戦で貧しく喰うに困る時代でした。腸に虫を湧かすのは皆同じで、肛門がむずむずするので、汲み取り式便所へ行くと、肛門から回虫が生きたまま顔を出していて、「ちょうぎ」と飛騨では言いましたが、紙の代わりの糞ベラでクルクル巻き取って排出させたことが何度もあります。
腹に虫が湧くと「海人草(かいにんそう)」という煎じ薬を飲むと、大小何匹も出たことがあります。

ネットで調べると昔から使われたれっきとした生活用品で、籌木(ちゅうぎ/ちゅうぼく)」と呼ばれる細長い木の板。別名「糞べら」というそうです。

私の父など杣師だったので、夜なべ仕事に細長い木片の(アイスクリームの棒をもっと細く長く15センチくらいに)「ちょうぎ」を鉈斫りしました。木材は平たくきれいに割れる柾の木で、割るための枕には太く大きめの角材を置きました。

便所には新品の箱と使用済みの箱が上下に置いてあり、便槽に捨てることはご法度でした。
江戸時代から排泄物は大切な商品で、肥料にしたわけです。
大小便をそのまま畑の野菜に肥料代わりに撒くので、回虫が腸に寄生したわけです。

また仕事で僻地の田舎の農家に泊めて貰った際は、糞縄というのでしょうか、太い1,5メートルほどの荒縄が取り付けてあり、縄を肛門に前後にこすりつけ、糞落としに使うしかけでした。乾いたところ使い、全体が黒光りしていたのはビックリでした。

北朝鮮は未だに排泄物を肥料代わりにしている現実が露わになり、国民が気の毒でなりません。

秋田県や佐渡島に木造船や木片、一部白骨化した遺体、秋田県由利本庄市には8人の漁師が女性の住む家のインターホンを押して助けを求めた。などなど、胸糞の悪い、気の毒な北朝鮮の国民が思いやられます。


お歳暮の季節

2017年11月26日 | 日記

昨日の朝、若世帯のドアホンが鳴ったので映像を見ると宅配だった。誰か出るかなと見ていたら真っ黒になったので留守ではないと放っておいた。しばらくして老出入り口に故郷からのお歳暮、飛騨リンゴが一箱置いてあった。見ると実家の兄からのお歳暮だった。

お礼の電話をすると「サンふじが採れる季節になった」小粒ながら味と香りが良い。84歳になった兄は歳相応の健康状態で、肩の筋を一本切ったと言った。少し秋に無理したとか。当方はゴルフでケガして救急車の世話になったことを話した。実家の本家の老いた奥さんも10日ほど前、家の中で額をぶっつけ救急車だったとか、額は血が止まらないと言っていた。

お礼の電話を掛ける前に、返礼に柿を贈ろうと美濃加茂市・山之上町の果樹園へ電話した。電話に出た奥さんは、前に注文された方なら伝票が残っているので、住まいと名前を言って一旦電話を切って待ってってくれと応対された。

程なく返信があり、昨年は贈ってないが一昨年のが残っている、相手先は誰それと3人の名を挙げた。その3人で今年も頼んだ。一人は兄、近くに住む姉、もう一人は国民学校1年生の時、一つの机を共用した級友の女友達だ。彼女は同窓会で「お前は足で蹴ってイジメた」と、今でも忘れてくれない。彼女からは家内を亡くす、入院した際など見舞いとか何かと贈り物を貰っている。
彼女は最近、免許証返納、車の処分などして、とみに弱ってきてきていると、時々時候伺いの電話をくれる男の同級生がお盆過ぎ言っていたのでお見舞いを兼ねる。

飛騨の果樹は気候温暖差のため、リンゴ、梨、桃、トマトが著名ながら、寒いせいか柿は採れないので喜ばれるかと。柿園農家の奥さんは送料もかかるし、2千円程度の物で良いといわれる。代金は後で郵便振込みで請求される。
11月最終日曜日の今朝は寒い。岐響定演の案内を貰っている。


哀れ

2017年11月25日 | その他

3日前自宅から3キロの地点(岐阜市・芥見嵯峨)で交通事故があった。大学4年(22)の女性が亡くなった。よく利用する道路でもあり、気になって今朝も喫茶の後現場を見に行ってきた。
「朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり」蓮如上人(御文)
無声で帰宅となり、犠牲になった大学生の無念、ご家族の悲しみはいかばかりだろうと思う。
いつも行くホームコースの入口から1キロほど手前、武芸川の道の駅近くの娘さんだったようだ。

大学生は直進中で、相手の方に一時停止線があったという。軽自動車どうしの衝突事故で衝撃で電柱にはじきとばされ全身を強打し病院へ運ばれたが死亡された。愛用されていたのだろう毛糸のキャップが哀れである。

4階建てマンションの角、向うには老人施設がある。「止まれ」表示は明確だ。

新聞報道では写真下の右から左へ南進中、相手は左から衝突したとある。用水の橋上に停止線と「止まれ」表示板がある。

ご冥福を祈ります。当てた人もいたたまれないだろう。それにしても軽自動車の交通マナーが悪い。今朝も2件ほどそう感じる場面があった。


車・12ヵ月法定点検に行ってきた

2017年11月24日 | 日記

初年度登録H21年12月の愛車カローラアクシオの12ケ月法定点検に行ってきた。
丸8年乗ったことになる。自損事故は自宅車庫入れで鉄骨柱にバックしてぶっつけて13万円ほど、岐阜市の公営地下駐車場でバックの際、コンクリート柱にぶっつけ板金修理に3万円ほど。
相手のある事故では、喫茶店駐車場で駐車中ぶっつけられ20万円ほど、これは全額相手の保険金払いだった。
などが大きな支出と失敗をしてきた。

今日の新聞や昨夜のテレビでは、近くの岐阜市で交通事故があり、女子大生(22)が死亡した。
この道路は国道156号線が渋滞していると、時々脇道で利用する狭い1車線道路で、片側は大きな用水路で金網が張ってある。
民家側からの道路は一時停止であるが、これを無視して突っ込んだ軽が、直進していた女子大生の軽に衝突し、さらに飛ばされ電柱に衝突し外傷性ショックのため死亡した。
加害者は公職にあり近くの寺の住職を兼業、檀家の法事に行く途中だったらしい。お粗末極まる事故です。
今日デーラーの帰り事故現場を頭を下げて通った。この道路の東側幹線道路の出入り口が卍に曲がって狭く、通行量もあり本来は一方通行に規制すべき困った道路でもあるのです。 

昨日、自宅を出て隣家脇の十字路を右折しようと、方向指示ランプを点滅し、そろそろ運転したら、角の隅切りを中年女性の軽が突っ込んできてあわやというところだった。いつものことなので危険予知し、防衛運転して事故を避けている。


寒い勤労感謝の日

2017年11月23日 | 日記

遅い朝、ゴミを車庫へ出しに行ったら孫の車があるので今日は休日だったかと認識。働く人に感謝します。
木曜は喫茶が休業日なので寒いし洗濯して、昼まで食事なし。どこかで軽い外食をと思い、その前に先日案内が来ていたカローラ店へ電話した。
12ヵ月法定点検で12月が期限である。1ヵ月前くらいは許されるはず、年末はデーラーや世間が忙がしいだろうと早めて点検に出すことにした。
今日は忙しいというので明日午後に予約し、代車をお願いした。点検に2時間も待つのはつらいし、店の前を通っていつも打ちっ放しへ行くので、明日はその時間に行こうと思う。昨日も今日も寒いので練習は休んだ。オイルは20リットルをキープして代金は支払っている。

普段履き冬物パンツの裾の縫い目がほどけていた。先日ゴルフ場でケガして出血した。ズボンも血がついたかと、自分で丸洗いしてスチームアイロンをかけていた。
イオンに仕立て直し屋があるので持って行き、ついでに胴回りを縮めて貰うことにした。痩せて全てのパンツがダブダブになっている。カーテンで仕切った試着室で脱衣試着して寸法を確認された。5センチ以上は縮めることはできないそうだ。
伝票にはルイス1周かけ直しと書いてある。
・表に縫い目のでない裾上げをルイス仕上げと呼びます。
・ですので、シングルはルイスのシングル仕上げなのです。と知恵袋問答にあった。
ウエストつめ―5センチ と、2つで2,430円を前払いした。

そこから3階の大衆食堂コーナーで「築地・銀だこ」でたこ焼き8個550円の朝昼食。千人以上の食卓は満員で空くのを待った。すこし醤油味が濃すぎた。
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 4日前から朝日新聞・文化・文芸欄に「語る 人生の贈り物」森 昌子(歌手)今日が4日目。
真っ先に読む。切りぬき保存した。昌子さんは来年60歳になるそうだ。極貧の家庭に生まれ、叔母の手配でスタ誕優勝までを語った。いい語りです。

哀しみ本線日本海 森昌子 (悲傷的日本海本線航路) - HQ-1080i

”川中美幸さんが泣いてますね。当時のことを懐かしく、そして、嬉しく見守ってくれているひとりなんですね。辛さをわかってくれるひとり。優しい人です。” とコメントにある。


縫合テープを剥がした

2017年11月22日 | 日記

先週ゴルフコンペでケガした傷口の縫合テープを処置後4日目に剥がしてよいと、救急病院で言われていた。

昨日の夕方、表面の普通の外科用テープは髪の毛数本と共に自分で剥がしたが、内側の縫合テープは短冊に細切りし、車軸状に止めてあって、血痕が固まっていて、無理すると再出血の恐れもあり、孫に頼んでピンセットで剥がしてもらいました。
孫は傷口を「ガーゼと水で浸して剥がした方がよい」と、数十分後慎重に剥がしてくれました。
 

夕食後、非正規雇用・養護教員で看護士の免許も持つ嫁に、茶碗を返しついでに傷をみてもらいました。
今朝は「消毒を兼ね、お医者さんに見て貰った方がよい」と言うので、行きつけの皮膚科を奥さまが、外科・内科を御主人のクリニックへ行ったら外科へ回されました。

県病院で脳外科の専門医だった先生は、問診票を一読し、「かさぶたもできているので薬を塗る必要はない」と診断、ガーゼで消毒しテープだけ貼られました。
脳内出血の危険性や予後の注意を書いた救急病院の紙片を、先生にチラリと見せただけで納得され、「CTは撮ったのか、糸で縫合したのか」「病院からどのように帰宅したか」も聞かれました。
消毒で抑えられると痛みがありましたが、縫合テープを剥がす前は、みけんに皺を寄せると痛かったのがこれはなくなりました。

とんだ災難で、「スタートホールで20人前後の順番待ち、中ほどの人混みで素振りをする無茶な人がいるとは思わなかった」と、弁解しました。

縫合テープはネットで調べると、3Mの「ステリ・ストリップ<スタンダード>R1549」という、商品らしいです。