たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

川島大橋の復旧工事

2022年03月29日 | 読書

昨日は天気もよくドライブを兼ね川島大橋(岐阜県各務原市~同市川島町間の県道)が洪水で橋台が沈下し、橋が傾いた復旧工事を見に行った。見事に橋台1基が撤去されたいた。

上流側 砂袋で木曽川の瀬替えが行われた。

下流側 当面の措置で河田地区の児童が川島小学校へ通う仮橋が、下流に作られている。工事ははかどっていないように見えた。

以下4枚の写真は3月2日の取材 鉄骨が川に残されていたが、昨日はもう無かった。

松岡県議のブログ

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一日の終わりに

2019年12月16日 | 読書

一日の終わりに「50の名作一編」清水義範 編著 成美文庫 2008年10月刊

表紙扉から
” ● ベッド・サイド・ストーリーとは眠れぬ夜に心の栄養にするために、読む名作短編のこと。心のナイト・キャップとなるような、選りすぐりの名作たちのことだ。
 そういう意味の、名作短編(もしくは名作長編の一部分)を日本文学の歴史の中から選び出して、お休みの前のひとときのためにまとめたのがこの本である。
日本文学から50の、名作の断片を集めてみた。(「はじめに」より)”

この文庫本は名作の特徴的な文面を3ページほど紹介し、その後1ぺージほど作品の特徴を編者が解説している。

 第13夜 島崎藤村 「若菜集」「落梅集」
 初恋
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひきり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅(うすくれない)の秋の実に
ひとこひ初めしはじめなり
(以下略)
解説は”「若菜集は藤村25歳頃の、落梅集は30歳頃の作品である。五七調を基調として・・・”
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最近とんと本を読まなくなったし、読みたいような本が図書館へ行っても新刊にない。先週ゴルフコンペの合間に、頭がよく現職時代も出世頭で、人柄も良い同僚が「久しぶりに本屋で伊集院静の本を買って読んだが良かった」と言った。本の名は忘れた。随筆のようだった。
馬籠の藤村記念館は二度ほど行ったことがある。花巻市の宮澤賢治記念館にも行った。「雨にもマケズ」はザラ紙に鉛筆の原稿だった。五所川原の太宰治記念館・斜陽館へも行った。先祖が個人銀行のようなことを家業とされた2階建て、客溜り窓口があった。
今日は在所の姉の息子(甥っ子)が寄ってくれ、リンゴやら鏑菜の新漬、兄からの新米など届けてくれた。姉の孫が最近結婚し、兄の孫に子が生まれる、ひ孫ができるとのこと、少しづつお祝いを預けた。              


紫つゆ草

2019年05月23日 | 読書
紫つゆ草は律儀で可憐だ。朝は「おはようございます」とばかりに咲き、夕方は「お休みなさい」とばかりにしぼんでしまう。紫で連想するのが紫式部。源氏物語の作者と知っているだけで、読んだことはない。「紫しきぶ」いう花もあるらしい。
最近は異常気象で昼は真夏並み、朝方は冷え込み電気毛布のスイッチを入れる。
 
「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」は「徒然草」だった。現代語訳
これは息子の高校時代の学習本だったか?原文に鉛筆で細かく文法らしい記号が、最後の章までメモしてある。
ちゃっかり自分の蔵本にしているが、読んでいない。
 
ご存知、兼好法師の記述とされる。写本しか残っていない。兼好の哲学論叢でもあるそうだ。兼好法師の本名は卜部兼好(うらべけんこう)。京都の東、吉田の感神院に住んで吉田氏を称したことから、吉田兼好ともいう。
今朝は、つゆ草から文学的英気を貰った。
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先日はマイクロソフトサポートチームの某氏から親切なご援助をいただいた。感謝する。

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明日から師走

2017年11月30日 | 読書

今年もそんな時期が来ました。故郷の姉が11月に90歳・卒寿を迎えたのでお祝いに行こうと思っていた。
姉も憂さ晴らしに話しに来いと言ってくれたが、いかんせん寒さが急で双方高齢、無理して行かないことにした。
体調はまずまずであるが、寝付きの悪さに困っている。ときどきコメントをいただく方もブログに不眠の悩みを書いておられた。
日によっては9時とか10時には床につくが寝付けない。入眠剤マイスリーの貰い置きを半錠服用するのは大抵12時過ぎ。それでも寝つけず2時過ぎになる夜もある。
テレビも読書も疲れるし、目に悪く眼科へ検診と白内障検査・眼底検査の必要を感じているが、車では瞳孔が開くので行けない。
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ノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏の「日の名残り」もボツボツ読み、5分の1くらいを残すのみ。イギリスの貴族ダーリントン卿という高徳な紳士に、35年の歳月を親子で執事として仕えたスティーブンスが時々の記憶を呼び起こす物語。

主人公の彼は、今はアメリカ出身のファラディ様に仕えている。広大なお屋敷ダーリントン・ホールでの数々の出来事や思い出を静かに優しく語り続ける。

2週間ほど前の中日新聞は名古屋丸善の売り上げで「日の名残り」がトップ、他の代表的3書店では「わたしを離さないで」が第1位と報じていた。

朝日の文化・文芸欄に「福岡伸一の動的平衡」を連載中の氏は書評に「わたしを離さないで」が、一番好きだとあった。
同欄、「語る・人生の贈り物 森昌子」さんは今日で9回目。なかなか良いエッセ-で、編集記者の聞き書きです。


日の名残り

2017年10月31日 | 読書

ようやくノーベル賞受賞のカズオ・イシグロ氏の作品集が増刷され本屋の入口、新刊書コーナーに並んでいました。
どれを読むか迷いましたが、失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ、英国最高の文学賞・ブッカー賞を受賞した「日の名残り」を買ってきました。
帰宅して切り取っていた書評を読み・朝日新聞でイシグロ文学を紹介されていた福岡伸一氏(青山学院大学教授・生物学)が、”私が一番好きな作品「わたしを離さないで」・・とあるので、これを買うべきだったかとも思った。福岡氏によるとイシグロ文学の通奏低音は「記憶」だとある。

本屋には 文庫本では(早川書房:日本語翻訳権独占)
・夜想曲集 ・浮世の画家 ・日の名残り ・わたしを離さないで ・充たされざる者(分厚い本) ・わたしたちが孤児だったころ ・忘れられた巨人 
初版では ・忘れられた巨人
が並んでいた。
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帰宅していた二女の孫が名古屋へ帰った。JR岐阜駅まで車で送って行った。日の名残りみたいに少し寂しい。
別の単行本の解説を立ち読みしたらイシグロ文学はすべて「わたし」で一貫しているそうだ。                                                                                                                


月刊誌と週刊誌

2017年02月22日 | 読書

余寒厳しいが暮れなずむ頃となった。水仙はまだ咲いている。

一昨晩から左ひざ少し上の神経痛が始まり、キリッと痛みが走り寝付けない。いきなり就寝中から痛むようになり、貰い置きの痛み止めロキソニンを半錠づつ、4回服用した。今日もまだ痛む。

昨日、コンビニで目についた雑誌「文芸春秋」を買ってきた。税込特別価格970円もする。
・特集*豹変するアメリカ 「トランプはサイコパスである」根拠のない自信や罵詈雑言・・新大統領の脳内にせまる 脳科学者 中野信子 を最初に読んだ。

サイコパスとは、Psychopathy 日本語訳は「精神病質」という。映画で見た「羊たちの沈黙」のような、反社会的な人格を説明するための診断上の概念だった。
近年、脳科学が発達し進化したため「サイコパス=犯罪者」のレッテル貼りは非常に危険。一般人の中にも多数存在する人格だ。

サイコパスの最大の特徴は。「冷酷な合理性」だ。100人に1人はいる。一般的な人とサイコパスとでは、言動を決める脳の領域が異なるとの説を詳しく解説されていた。
トランプ氏は1、根拠のない自信がある。2、既存メディアを嫌う。3、人をモノとして扱う。4、女性への接し方。5、人間関係は利害関係 と5項目に分け詳細に説明されている。
織田信長はサイコパスだった。1、信長の轍を踏む恐れあり 2、飽きっぽく投げ出し辞任もある。

2月21日、読売は経済学者岩井克人氏の「米社会のオウンゴール」、1ページ全面のインタビュー記事がよかった。
1、2年後の中間選挙で民主党が勝てば弾劾もある。2、ロシアとの関係でミスが露呈したりすると投げ出し辞任もある。と。

1月26日号、週刊新潮「佳く生きる処方箋」 順天堂医院・院長 天野 篤
心臓突然死 年間約7万人 毎日200人 最も危険なのは不整脈といわれる「心室細動」ブルブル小刻みに震え、正常な血液循環が損なわれる。脳にダメージを受け死ぬ。
周りにいた人が突然倒れた。意識も呼吸もない。1、救急車を呼ぶ。2、心臓マッサージをする。胸骨が折れてもかまわない。命を優先せよ。3、AEDの使用の3つ。AEDは停った心臓を再び動かす機械ではない。名のように「自動体外式除細動機」震えを停める機械。
使ったことや講習を受けていなくても、電源を入れると音声で指示されるので、それに従えばよい

前の日曜日、京都で勉強中の孫娘の一人は看護師の国試を受けた。春から名古屋の病院に就職も決まっている。
卒業式とアパートを引き払う日も決めたので、3月になったら京都案内してあげるからと、1泊旅行に誘ってくれた。


朝日新書新刊・「書く力」

2017年01月26日 | 読書

先日朝日新聞が広告を出していた「書く力」池上彰・竹内政明共著(朝日新書)を買ってきた。池上彰・初の文章術本とある。

いつも行くスーパー近くの三洋堂書店で探したが新書本は置いてないようだった。今日はイオンモールの未来屋書店で探しても目につかず、フロントで在庫検索してもらったら1冊の在庫がヒットし、店員が探しに行き持って来てくれた。
毎日雑文を好き勝手に書きなぐっているが、別に名文を書こうとは思っていない。

当代一流のお二人、読売新聞取締役・論説委員・竹内政明さんはコラム「編集手帳」で「読売新聞を下から読ませる」と言われる文章の達人、2年前プロがプロを選ぶ日本記者クラブ賞を受賞。ほぼ毎日喫茶店で読む。
池上彰さんは今さら説明することもない超メディア人・書いて良し、喋って良し、NHK「子どもニュース」の頃からのファンです。テレビ名人でもあるが、元職はNHKの記者、書くのが本職。
お二人の対談集である。

今朝はモーニングが休みの日、朝寝して映画「沈黙」を観にイオンモールへ。11時頃着き先ず、イオンシネマ前のSBマックコーヒーで一服270円也、分煙室が広く大きくきれい。シネマへ行くと9時半に1回目、次の映写時間が15時半だった。諦めて書店へ行った。その帰り道カレーハウス壱番屋で食事、200gビーフカレー546円也、辛さ普通はもう舌が受け付けなく辛すぎる。小盛でも量が多すぎる、老化が著しい。

そこから図書館へ寄り、空いていた新聞1紙だけ読み、月命日の墓参を手ぶらで、おかあさん「いつでも迎えにきてくれていいよ」と手を合わせ、南無阿弥陀仏。

歴代日本記者クラブ賞受賞者 竹内政明氏受賞記念講演(30分ほど)https://youtu.be/NX3PKwckvmg


新聞は一紙だけでは分からない

2017年01月25日 | 読書

今朝の新聞で読売新聞や中日新聞は東京三鷹市で2013年、元交際相手の女子高校生(当時18歳)を殺害したとして殺人罪などに問われた無職、池永チャールストーマス被告(24)の差し戻し控訴審判決で、東京高裁は24日、差し戻し前と同じ懲役22年とした裁判員裁判の東京地裁立川支部判決を支持し、検察、被告側双方の控訴を棄却した。 と報じている。朝日は無視。

唾棄すべき事件だったが裁判も迷走しさらに後味の悪い事件にしてしまった。
ネット採用率の高い毎日新聞は確かな報道をする。また春に朝日から毎日に新聞を替えようかと思っている。朝日、読売、中日、岐阜は喫茶店で読めるし。
ニュースサイトで読む: 東京三鷹市女子高生刺殺事件・差し戻し高裁判決http://mainichi.jp/articles/20170124/k00/00e/040/263000c#csidx5d85e38bcc9e2ca8e76387708db073c
Copyright 毎日新聞

何故差し戻しになったのか分かりにくい。
・差し戻し前の1審判決は、画像の投稿を「殺害と密接に関連する特に悪質な事情」と認めて懲役22年(求刑・無期懲役)とした。これに対して、15年2月の東京高裁判決は「起訴されていない画像投稿行為を実質的に処罰した疑いがある」とし1審判決を破棄し、審理を差し戻した。

何故一審で画像投稿を検察は起訴しなかったのか。
・遺族は当初、被告が娘の画像を拡散したことに傷付き、画像がさらに拡散することを恐れて告訴を控えた。だが、差し戻し後は量刑が軽くなることを防ぐため告訴に踏み切るしかなかった。苦渋の決断だったが、裁判所の量刑は同じだった。

司法の問題は
・関係者が問題として指摘するのは、最初の地裁支部判決後、控訴を見送った検察の判断ミスだ。被告に不利な方向に判決を見直すことが法律上許されなくなり量刑が22年を上回る可能性を閉ざしてしまった。(ここが理解し難い)
また、地裁支部や検察が公判開始前の争点整理でリベンジポルノをどう審理するか十分に詰めていなかったことが、審理差し戻しを招いたとの声もある。検察と裁判所は今回の裁判の経緯を検証し、訴訟手続きのあり方を問い直すべきだ。

遺族感情は
・差し戻し審でリベンジポルノが訴追されたのに量刑22年が変わらないのは無念だ。

こんな逆読み解釈だろうか。
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トランプの日本車叩きも一斉報道している。以下は読売
アメリカより日本市場は開かれている。トランプの勉強不足だが彼は聞く耳を持たないと。
乗用車の各国の関税(バス、トラックは省略)
      日本   米国   EU   中国   韓国
乗用車   0%   2,5%  10%  25%  8%

マカロニ・ウエスタンのような頭のトランプでは理解できないだろう。


雑誌・正論

2017年01月08日 | 読書

過日、市の「8020表彰式」を中座し、その足で駐車場の近くの図書館へ寄った。読みたいような新刊本は最近とんとお目にかかれないし、読みたい本もない。廃棄本棚を探るのがわずかな期待でしかない。図書館はわが家の孫をはじめ高校生などは勉強場所にしてしまっている。

寄贈古本・廃棄本もらしいのは少ない。新聞広告でお目にかかる雑誌「正論」が置いてあった。表紙に折り目もない新品同様の、
2012年8月号 6年半前の雑誌で、「正論」は読んだことのない雑誌だった。目次を見て保守系・右翼雑誌とすぐ分かった。
最右翼新聞 産経新聞社の発行で、巻末に定期講読を勧めているが本屋の店頭販売はしないのでしょうか。

6、7年前の日本は当時何が論評されていたか。

特集「中国」)は右翼評論家・櫻井よしこ氏の例の評論で 民主党政権で在中国大使に任命されていた元伊藤忠社長だった丹羽宇一郎氏が尖閣諸島などの問題を含め、中国寄りの発言を繰り返し、国会でも批判されていたことの非難評論。

総力ワイド「恥を忘れた日本人」)さて、河本準一って?高収入を得ていたお笑芸人が別居母に援助もせず、母が生活保護を受けていた問題だった。

愛国論一色の雑誌であるが「マスコミが報道しない裁判員裁判の真実」は、中々硬い内容の本格的論評であった。

寒い日曜日で今日成人式のところもあったようだ。勤務中副市長と麻雀をやっていたどこかの市長は混乱を避け、成人式を欠席だそうだ。