たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

春画展など

2015年10月10日 | その他

今朝は早速喫茶店で週刊文春10月8日号を手にしました。運よく空いていました。
先ず新聞をマナーよく一紙ずつを、岐阜、中日、読売と借りて来ては返す、斜め読みする恒例行事をしてから、文春を見ました。編集長が3ケ月の謹慎休養を命じられた「春画展」のグラビアを見るためです。
表から開いていくと愛子様が運動会で集団ダンスの練習風景、可愛い太ももをあらわに仲間と練習している写真、これは確か見た雑誌だと、最後の方を繰って行くと巻末グラビアに3枚の春画が掲載されていました。さては見落としていたか。見てもそれほどの印象を持たなかったのかも知れません。
高齢であること、直腸摘出術を受けて6年半も過ぎ、術前に医師が心配と予告されたとおり男性機能を失い、勃起も射精も無縁の仏様になって久しい。
それでも過去の深層記憶が作用するのか、もやもやする感じは残っているようだがストレートではない。
2,3年前S字結腸癌を摘出したゴルフ仲間も同じことを言っている。しかも70歳をいくつか過ぎたとは言え、仲間のご婦人に向かって勃起とか射精不能とか堂々と話し、お前はどうだなどと聞く。

そんな話はどうでもいい。週間文春の写真特集は、葛飾北斎(たこが巻き付いている絵)、歌川国貞、喜多川歌麿の3枚で北斎のタコの絵は見開き2ページの大きさ迫力満点、どの絵も精密そのもの、陰毛もはっきり大げさに描いてあった。永青文庫理事長、細川護煕殿様の開会の意義、春画研究家の解説なども載っていた。先にロンドンで企画展をやり大きな反響を呼んだらしい。
週刊文春をどこかで見るもよし、1,500円で「春画展」の実物を見に行くのが良いでしょう。女性の入場が多いと殿様も言っておられる。
江戸時代はフリーセックスの時代で、ブロマイド、絵葉書なみで今ほど罪悪感はなかったそうだ。いい時代で画家は公認の絵より自由奔放に絵筆をふるったのだという。
絵師の彼らは才能あるなあ。ネットでアップされた絵でも。

それより昨日の読売「深読みチャンネル」:「ノーベル賞の大村智さん 多彩な顔を持つ日本のダヴィンチ」の記事はいいね。大村先生はすごい 
“・産学連携研究の先駆者で北里研究所に入った特許料は250億円・・。
・卓越した人材育成の手腕だ。大村研から輩出した教授が31人、学位取得者は120人余りという数字は、並みのものではない。おそらく日本ではいないのではないか。“ 
「大村智 2億人を病魔から救った化学者」を読みたいが、わが市の図書館にはない。

「一億総活躍社会」などと、バカなキャッチフレーズなど吹っ飛ぶね。