コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

相手の立場になる

2021-06-09 06:29:40 | Weblog
電車の中でお年寄りに席を譲る場合、
「本当は足腰を鍛えるために立っていたい」
という相手の気持ちを無視して、
「どうぞ」「どうぞ」といって強引に勧めれば、
かえって相手の心証を害してしまいます。

あるいは、
「ごちそうしますから」といって
ベジタリアンの人に焼肉を勧めても、
これまた親切が仇となってしまう恐れがあります。

こうした過ちを防ぐためにも、
「今、何をしてあげたらこの人は助かるだろうか」
「今、どうしてあげたら、あの人は喜ぶだろうか」
といったことを考えながら、
親切の種まきを行ってもらいたいのです。

そうすれば、
場面に応じて、
こんな気持ちが持てるはずです。

「忙しそうにしている同僚の代わりに銀行に行ってあげよう」
「後輩のコピー取りを手伝ってあげよう」
「〇〇に行くのに、迷ってはいけないので、
紙に地図を描いてあげよう」
「今日はものすごく暑いから、
外回りから帰ってきた同僚のために、
冷たいジュースを用意してあげよう」

また、
相手のニーズにさりげなく応えてあげることも、
親切の種まきにつながります。

たとえば、
知人のAさんが、
絶版になってしまったある本を読みたがっていたとしたら、
そのことを記憶しておき、
「この前、家の近くの古本屋で偶然見つけたもので、
よろしければどうぞ」
といって、
差し上げるのです。

こういわれれば、
相手だってとても嬉しいでしょうし、
あなたに対して感謝の念を持つようになります。

「この人は、私のことをいつも気にとめてくれているのだ」
「そういう人とは、もっともつと親しくなりたい」
と考えるようになります。

さて、
あなたなら、
誰のために、何をしてあげますか?



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