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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

ユーモアをうまく使う

2021-06-03 07:16:51 | Weblog
以前、
新聞に興味深い記事が掲載されていた。

ある保険会社の社長が、
新入社員のために歓迎会を催したことがありました。
その席で、
新入社員たちは一人一人自己PRをすることになったのですが、
一人だけユニークなことを口にした社員がいました。
皆、どの人も「私の特技は速読ができることです」
「私の取り柄は、チャレンジ精神が旺盛なことです」
といった自慢話をしたのに対し、
Aさんだけは、こんなことを口にしたのです。
「私には特技や取り柄と呼べるものは一つもありません。
強いて挙げるとすれば、
人一倍大食いだということです。
それと、食べ物に好き嫌いがないということでしょうか」

Aさんがこういった瞬間、
その場は爆笑の渦に包まれ、
漂っていた緊張感が渦に包まれ漂っていた緊張感が
緩和したらしいのです。
そして、
さすがに社長は見る目があります。
「A君は只者ではない」と好感を寄せ、
期待したところ、
案の定、
三年も経たないうちに、
トップセールスマンに躍り出たのです。

このことについて、
その会社の社長は、
「ユーモアはその場の雰囲気をなごませるだけでなく、
社会的コニュニケーションとして共感性をも育んでくれる。
A君 はそういう才能があると、
私はあのとき確信した。
トップになれたのも、
それが間接的な要因になっているのは確かだ」
というコメントを寄せています。

私も、
人に喜びを与えるための方法として、
このユーモアを生かさない手はないと思っています。

だからといって、
やみくもに人を笑わせればいいというものではありません。

まずTPOをわきまえることが大切で、
ユーモアの内容自体も、
あげ足取りやイヤミやドネタは好ましくありません。

また、
同僚や後輩に通用するユーモアが
上司には通用しない場合もあるので、
相手によって使い分ける気配りも必要です。

こうしたルールを守れば、
保険会社の社長がいうように、
ユーモアはその場の雰囲気をなごませるだけでなく、
社会的コミュニケーションとして
共感性をも育んでくれるようになります。



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