人はいつでも変われる

「やりたいことはたくさんあるけど、いまは忙しい！」
「ローンが山積みですからそれは無理です」
「定年になったらゆっくり考えます」
こんな言い訳で仕事にも人生にも挑戦しない人が少なくありません。

仕事が楽しければそれでいい。

ところが、愚痴ばかりこぽしているのです。
「そんなに嫌なら転職すれば」
「そんなことしたら、ローンはだれが払ってくれるの?」
「独立したらいいじゃない」
「リスクが高いよ」
「じや、文句いわずにいまの仕事、やりなさいよ」
結局こういう人は一生、
文句と愚痴ばかりこぼして死んでいくのでしょうか？

何一つ満足することなく、
かといって自ら環境を変える努力もしないのです。

世の中にはどうも２種類の人を感じます。
すなわち、
「積極的な心構え」タイプと「消極的な心構え」タイプです。

言い換えれば、
「自分は変えられる」と考えるタイプと、
「自分は変えられない」と考えるタイプです。

さて、自分はいったいどちらのタイプでしょうか？

自分を変えられないから、
他力本願で生きるしかありません。

「いまの状況を変えることなど、とても無理」
とやりもしないうちから白旗を掲げてしまいます。

こういう人は成功もしないかわりに、
失敗もしません。

挑戦しないからいつも失敗しないのだ。

松下幸之助さんはこんなことを言っています。
「失敗とは成功するまでに止めることである。
成功するまでやれば必ず成功する」

挑戦しないから失敗もない人生。
これはつまらない。

成功ばかりの人生。

これは楽しいが、
すぐに飽きるでしょう。

失敗を何度も何度も繰り返して懲りない人生。
これは単なるバ力だ。

三割バッターなら上出来、
せいぜい失敗９割、
成功１割程度
……これでもなかなかスリリングな人生をおくれるのではないでしょうか。