さて、来春に開店がほぼ決定した
大阪梅田(茶屋町)駅から徒歩数分の旧「古書の町」後に予定通りならば3月末日オープンとなる。
ご存知ない方の為に。茶屋町marryの社長は、現在姉妹店んまいで6年間店長を務める「三宅真理」
真理の名前を付けて「茶屋町marry」としたのは私だ。ついでに名刺も三宅真理より「マリー三宅」にしたのも。。。
現場は今はまだ、こんな感じ
馳走いなせやと違い、目指すはカジュアル立飲み日本酒バー(なっがいタイトルやなぁ)
しか〜〜し!デザイナーのFは
あれほど言ったにもかかわらず、こんなCGを作った…。しかも有料でだ。
どんだけ「ええかっこしい」の店やねん❗️
って言うか私のオーダーは
「入り口二箇所」
「二箇所の店舗は、和と洋(ブルックリンスタイル)」
「逆コの字型カウンター」
「キッチン中央に400本の4合瓶が入る特注冷蔵庫」
「カウンターとカウンターサイド立飲み」
「正面中央で、ソフトクリームを販売する間口を作る」
そして最後にリクエストしたのは
「壊れた煉瓦壁」「汚ったないカウンター」「アンティークなチープ感がセンスの光る店内」
あかん、全部やり直しや❗️
F「僕史上最高の坪単価です」って
あほか〜〜あほか〜〜❗️
ほんっまに、アホやわ…。
18坪の店に積水ハウスの二世帯住宅ができる値段ってどうなん!!!
なんで立飲み屋のカウンター一枚(片側)だけで50万もするねん〜〜❗️あかん、もう一度デザイナーFの認識を改めないといけない…。
京都でも立飲みは、結構増えてきたけど
大阪の立飲み屋は、恐ろしく奥が深い。
早速デザイナーFやスタッフ、そして関係者の方々を引き連れて(関係者の奢りやけど…)
大阪立飲み紀行と相成った。
まずは、大阪をしっかり理解する必要がある。
例えば、立飲み屋じゃないけど
これは、過去何度か登場した「ふじこ」
サブタイトルは「魚が安いだけの店」や「当店はインスタ映えしません」と、ほぼ自虐ネタだ。
簡単に言えば、ええかっこしてる店は浮いてしまう。Fの提案が、全くそのまんま❗️
ここは、裏難波にある千代酒造さんの直営店「櫛羅」
完全立飲みでカウンターのみ!
(余談だが、店長は髙田さんと言って私と同じハシゴ髙)
新梅田食堂街にある老舗「大阪や」
「立飲みじんべい」
私の隣が、噂のデザイナーFだ。頼むでほんまっ‼️(横山やすし調で、お願いします!)
メニューも豊富で、何より安い!
この辺りが「裏難波」
悪い言葉で言えば、まったくまとまり感がない東南アジアの市場の風情。ちなみに今、大阪でもっともホットなスポットらしい。。。。。
大阪と京都の違いを一言で言うと(私的意見)
大阪は「ごった煮」
京都は「炊合せ」かなぁ。
いろんな素材をまとめて炊いて(煮て)味を出すのが大阪!
1つ1つの素材に合わせて
それぞれの味付けをしてまとめるのが京都!
って思ってます。
ここは、裏難波の「スタンドあじと」
もう入れないやろ〜〜!と言うほど、ギュウギュウ詰めの超繁盛店。
大人のクリームソーダが気になるな❣️
茶屋町marry同様カウンター後ろに、立飲みスペースがあるけどテーブル寸法は30×40㎝ほど。
店のスタッフに「ここで何人入るの?」と聞けば
「5〜6人大丈夫ですよ!」
びっくりしているのは、私よりもデザイナーF。
「マジで!グラスしか置けないやん」と、驚きを隠せない。
そ〜〜❗️これが大阪や❗️
こちらも超繁盛店「丑寅」
開店前から閉店まで、常に行列ができる。
大阪に限らず、その地にはその地のルール(流行る理由)がある。簡単に言うと「敵地に乗り込む」より「仲間になる」が、一番いい結果を生む。
敵地に乗り込むは「アウェー」だが、そこで仲間を作れば「ホーム」だ。
近い将来に海外で出店を考えているけど、日本の金融機関で借入をして出店すれば「アウェー」
その地の金融機関や出資者に出資して(借入)もらえば「ホーム」となるはずだ。
海外展開する多くの起業家が失敗するケースは、前者にある。
(そら、敵が乗り込んできたら誰でも全力で潰すわな…)
今、インドネシア(バリ島)にヴィラを運営していますけど
はっきりしているのは、現地の人を雇用しないで運営するのは❌
勝手に現地に来て、お金だけ稼ぐのは完全タブー。
日本では、少し曖昧やけど共通しているのは
そこで利益を出す(儲ける)なら、そこに投資するのがあたりまえだ。
何もややこしい事はない。来られる側の目線で考えたら簡単なこと。
そんな訳で、現在のところ大阪に投資中❗️慣れるより慣れろって事だ。
次回ブログは、昼酒会「上原酒造」予定!
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