夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

東京で学会

2016-05-29 21:37:06 | 日記
会場は大妻女子大学。
東京メトロ市ヶ谷駅から靖国通りを九段方面に歩き、10分ほどで着いた。


昨日はシンポジウム、今日は研究発表会で、説話・随筆・軍記・和歌などの発表を聞く。
専門領域や対象となる作品、取り扱う資料、研究方法などが異なると、十分には理解できない部分もあるが、逆に自分の専門から遠い方が参考になったりもする。
と同時に、普段自分がいかに狭い専門分野の枠に閉じ籠もっているかがよくわかる。


今日の研究発表では、和歌に関するものが3本あり、特に最後の発表には終始ワクワクさせられた。
平素の繁雑な日常業務から離れ、学問研究だけにどっぷり浸れる学会のような機会はやはり貴重である。
恩師や大学院の後輩にも久しぶりに会うことができ、束の間、学生時代に戻ったような感覚を味わった。