夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

明日はホワイトデイ

2013-03-13 21:00:42 | 日記


テストの採点と成績処理は無事終了した。毎年のことながら、学年末の評定をつけ終えると、ホッとひと安心する。

夕方になって、ケーキ屋にホワイトデイのお菓子を買いに行く。どこにするか少々迷ったのだが、学生時代下宿していたアパートのすぐ近くにある洋菓子店に決めた。何年かぶりに入ってみると、まったく変わっていない店のたたずまいに、この町で暮らしていた頃のことが思い出され、懐かしい記憶に浸ってしまった。と同時に、年齢的にこうした洒落た店にいるのが不釣り合いにも感じられ、やや気恥ずかしさを感じてしまった。
買い物をする短い間にも、男客が入れ替わり立ち替わりやって来る。みんな、明日のためにお菓子を買い求めに来たのだろう。

…それにしても、ホワイトデイの名前の由来は何なのだろうか? バレンタインとは違って、日本独自の風習のような気はするが。
「ホワイト」という割には、どこの売り場にもホワイトチョコレートはほとんどなく、クッキーやマシュマロが主流に見える。(近年、マカロンがそれに加わっているようだ。)また、俗に言う、「ホワイトデイには倍返し」というのも、どの程度に本当なのだろう。疑問はつきない。

〔3/14追記〕
先ほど生徒に聞いてみたところ、今時は「三倍返し」が常識になっているらしい。これでは、もらう方も大変だろう。洋菓子界の陰謀なのかと疑いたくなる。