宮本てつや氏の強いく論を読んだ。まさしく時代と逆行するメソッドである。しかし、大きな効果をあげているようだ。現代は、分かりやすくて、短時間に効果をあげることばかりに重点が置かれている。しかし、宮本氏のやり方に、分かりやすい説明はない。ただ自らの頭脳をフルに働かせて、時間をかけて自力で答えを導くやり方である。たとえばシンケンゼミのこどもチャレンジとは対極のやり方である。こどもチャレンジのテキストは、至れり尽くせりであり、痒いところまでも説明がなされている。宮本氏のメソッドは、昔のイリエ塾方式に近いのかな、とも思った。堪え性のない現代の子にはどうなのかな?とも思うが、これこそが本来の学び方だと思った。