前回のエントリーから既に1週間以上も経過してしまった。庭の山茱萸(さんしゅゆ)の木は、黄色の花が満開となり、玄関脇の白木蓮が咲き始めた。今週末には、桜も咲き始めるだろう。
今回のトランプ急襲の理由として、トランプ大統領は人道と正義のためと述べている。だが化学兵器を用いた国家または集団組織は、必ずしもシリア政府軍と客観的に特定されたわけではない。アサド大統領は、濡れ衣であるとしてこれを強く否定する。ロシアの協力のおかげで、反政府軍との戦闘を有利に進めているアサド政府軍にとって、国際条約違反行為をする理由が希薄である。
用いられた化学兵器は、トルコによりサリン・ガスと断定された。それによる大量虐殺が発覚したのが4月4日、それから50時間もしない内に、トランプ大統領はシリア空軍基地攻撃を命じ、直ちに実行された。実行部隊は地中海に基地を持つ米海軍ミサイル駆逐艦2隻である。この駆逐艦2隻は、実に都合良くシリア沖を遊弋していたものだと不思議に感じる。また、攻撃開始に先立って、米国はロシアに通告している。結果的に、ロシア軍の被害は軽微であったと言う。
以下に掲載するDHCテレビ、馬淵睦夫元ウクライナ大使の説明は、中々説得力がある。3分後から動画が始まり、CMの後、43分頃から質疑応答がある。そこでは、北朝鮮問題にも触れられている。
馬渕睦夫「和の国の明日を造る」第44回
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