陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

平成23年(2011) 謹賀新年

2011-01-05 02:26:09 | Weblog
 明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞ宜しくお願いをいたします。

 今年の干支は辛卯(かのと う)、すなわち兎(うさぎ)年ですね。兎は、人に対する害と縁の薄い小動物、しかし元気良く跳ね回る象徴として、変化の多い年を予想させます。さて、今年はどんなことが待っているのでしょうか?

 ところで、池波正太郎氏の大河小説<真田太平記>(新潮文庫の12巻完結シリーズ)に、「白毫子」(びゃくごうし)と言う言葉が出て来ます。著者は、これを「白兎」の別称として説明し、可愛らしい童子を例えています。そんなことからも、純心無垢な存在が高く評価されるような年であって欲しいと願う次第。

 白毫とは、仏様の眉間にある小さな巻き毛を指し、転して巻き毛を持つ存在を言うようですが、兎とどのような関係があるのかは良く分かりません。

 皆様のご多幸を祈念いたします。

皇紀2671年(辛卯) 正月

 茶絽主 拝
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 言葉【古希】の由来:杜甫の... | トップ | 正月御節料理に思うこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事