陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

世論調査で菅内閣支持率が15.7%減少:産経FNN世論調査

2010-10-03 21:30:28 | Weblog
 菅内閣発足以来の世論調査結果には、ある種のマスコミ・バイアスが掛かっているようなので、私は余り信用していない。最近の尖閣問題に関して、厳しい世論を反映し、内閣支持率は25%位減るのかと想像していたら、産経・FNNの合同世論調査(9/30)では、15.7%支持率を減らしただけで、48.5%もの人々がなお菅<全共闘>内閣を支持している。

 尖閣問題処理に関して、「菅政権へのイメージが悪くなった」と答えた人は61.8%、「対応が不適切」と回答した人は70.5%。これからビデオ公開が行われたら、政権への批判は益々強まるであろう。

 この結果から、産経新聞は次のようにコメントしている。

「若い世代で注目されたのは、今回の事件を通じて『日本は圧力を加えれば屈するというイメージを持たれる懸念がある』とした回答が、20代男性の94・2%に上った点だ。30代男性の9割も「菅政権の対応は弱腰」としている。若年層の嫌中感情が、日本政府への批判に結びついている可能性もありそうだ。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101001/plc1010011833027-n1.htm

 20代や30代の人々は、啓蒙書やネット情報を読み、冷静にシナ・中共の存在を捉えているように思われる。菅直人や仙谷由人は、学生時代に行動左翼として暴れ回った。それを知る世代が彼等を支持しているのも興味深い。


【世論調査】71%が「中国は脅威」 信頼できるは7% 菅内閣支持率も急落48・5%2010.10.1 21:51

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は、沖縄・尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件を受け、9月30日に緊急の合同世論調査を実施した。79・7%が「中国へのイメージが悪くなった」と答え、71・5%が「中国は日本の安全を脅かす」と回答した。事件が日本国民の「対中感情」に与えた影響は相当に大きいといえる。

 中国を「信頼できる」と答えたのはわずか7・0%となり、「信頼できない」は83・1%に上った。中国人船長の逮捕後、準大手ゼネコン「フジタ」の社員が拘束されるなど中国が「報復措置」を繰り返してきたことが、中国への不信を増幅させたようだ。

 その一方、86・8%が「中国は日本経済にとって重要な国」としたが、中国からのレアアース(希土類)などの輸出通関が停滞したことなどを受けて、中国に対する現在の資源依存について75・8%が「問題だ」と回答した。

 中国漁船の船長が勾留期限を待たずに釈放されたことなど日本政府の対応にも批判は強い。事件を巡っては、菅政権の対応を「弱腰」とする人が81・4%に上った。

 菅内閣の支持率は内閣発足後、最高を記録した前回調査(9月18、19日実施)の64・2%から15・7ポイントも減り、48・5%と8月水準にまで落ちた。

 政党支持率でも民主党は3・8ポイント減の30・8%。自民党は19・3ポイント(0・3ポイント増)、みんなの党は10・6%(2・0ポイント増)だった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101001/stt1010012152008-n1.htm
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