陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

世界の大学ランキング 2011ー2012 が発表された

2011-10-09 02:51:46 | 教育と研究
 イギリスのタイムズ・ハイアー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)は、2004年から毎年世界の大学ランキング(400位まで)を発表している。今年度の世界の大学ランキングは10月6日に発表された。

World University Rankings 2011-2012
http://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/



http://www.youtube.com/watch?v=RyuSVEnRMkM

 評価内容は、「教育環境(Teaching)」「研究成果(Research)」「論文引用数(Citations)」がそれぞれ30%、「企業的収益(Industry income)」が2.5%、「国際的運営(International outlook)」が7.5%相当として採用されている。

 アジアで最高得点であった東京大学は30位(74.3 ; 昨年26位)、次いで香港大学の34位(72.3;昨年21位)、シンガポール大学40位(70.9)、北京大学49位(65.6)、京都大学52位(64.8)などとなっている。毎日新聞記事では、400位までにランクされた日本の大学名を挙げている。
http://mainichi.jp/select/biz/it/hatena/archive/articles/201110/6138.html
私立大学では、301-350の間にランクされた慶應義塾大学が早稲田大学よりも上位になっている。

 下記AFP記事のように、第1位はカリフォルニア工科大学(94.8 ; 昨年2位)で、2位のハーバード大学(93.9 ;昨年1位)とランクが入れ替わった。

ハーバード大、初の首位陥落 世界大学ランキング
2011年10月06日 11:54 発信地:ロンドン/英国

【10月6日 AFP】英教育専門誌、タイムズ・ハイアー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)は6日、恒例の世界大学ランキングを発表した。8年連続で首位の座を守り続けてきた米ハーバード大(Harvard University)は、初めて2位に転落した。

 初王者に輝いたのは米カリフォルニア工科大(California Institute of Technology)。ハーバード大は2位を米スタンフォード大(Stanford University)と分け合った。THEは、カリフォルニア工科大が1位に立った理由について、「すべての指標で常に好成績を残しており、研究費も大幅に増額されている」と説明した。

昨年同率6位だった英国最高峰のオックスフォード大(University of Oxford)とケンブリッジ大(University of Cambridge)の争いは、オックスフォードが4位と、6位のケンブリッジを上回った。THEは、今年の調査が人文科学と社会科学への重点を強めたことと関係していると見ている。

 アジア勢では東京大学(University of Tokyo)の30位が最高。中国の大学は上位200位には2校しか入らなかった。同ランキングで近年存在感を増していたアジア勢の勢いは失速した。

 上位200位のうち、国別で最も多かったのは75校の米国で、2位は32校の英国だった。ただし英国については、大学助成制度の改革が今後のランキングに影響することが懸念されている。

 国別の3位はオランダ、4位はドイツ、5位はカナダ、6位はスイス、7位はオーストラリア、8位は日本、9位はスウェーデン、10位はフランスだった。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2832959/7881610

 分野別の大学ランキングは、10月13日以降に発表されるようだが、どんな結果が得られるであろうか。
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