4日前に、チベット自治区で人民解放軍がチベット人民衆に発砲し、140人以上が殺されたと言う。もし事実なら、<北京五輪>は名実共に虐殺五輪として歴史に名を留めるだろう。見かけの平和の祭典を維持するために、シナ人はチベット人の命を虫けらのように扱っていると言われても反論出来まい。
「チベットで中国軍発砲、140人死亡か」ダライ・ラマ発言
【パリ=林路郎】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は、21日発行の仏紙ル・モンドが掲載したインタビュー記事で、「(今月)18日にチベット自治区東部のカム地区で抗議行動を繰り広げていたチベット系住民に中国軍が発砲した」と言明、「死者数は確認する必要がある」と前置きしながらも、死者数が140人に達した可能性があるとの認識を示した。
ダライ・ラマ事務所は21日、声明を発表、「ル・モンド紙とのインタビューでダライ・ラマは犠牲者数は口にしていない」と釈明しているが、事件の存在、犠牲者の大まかな規模が事実なら、北京五輪の開催期間中に中国政府が弾圧行為に及んでいたことになり、国際的な反発は必至だ。
ダライ・ラマは、一連の暴動が始まった今年3月以降、ラサ地区だけで、当局の発砲を受けて死亡した住民が400人に達し、遺体が家族の元へ返されていない上、「1万人の(チベット系)住民が当局に逮捕され、どこに投獄されているのかわからない」と語った。また、中国軍の駐屯地がチベット自治区内で次々建設されていることを明らかにし、「長期にわたって弾圧が続くことになる」との見通しを示した。
(2008年8月22日01時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080821-OYT1T00722.htm?from=navr
ダライ・ラマ事務所の否定声明については、以下の記事を参照。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080822/chn0808220812000-n1.htm
一方では、ヨットレース会場の青島付近で少数民族が警備兵を襲う事件があった。<北京五輪>終盤近くになり、抗議行動も活発になっている。
少数民族の男2人、軍用空港で警備兵を襲撃…中国・青島
【香港=吉田健一】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは21日、「重大な犯罪を計画している」として、中国山東省青島市の公安当局に逮捕された少数民族・イ族の男2人が、同市内の軍用空港を警備中の兵士1人を襲い、銃を奪おうとする事件を起こしていたと伝えた。
青島には、北京五輪セーリング競技会場がある。同センターは、2人が銃と軍服を奪って兵士を装い、軍用機に乗って会場に突っ込む計画を立てていた模様だとしている。
同センターによると、2人は17日朝に兵士を襲撃したが、抵抗されたため、逃走。19日に逮捕された。公安当局はさらに仲間が市内に潜伏しているとみて行方を追っているという。
(2008年8月21日19時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/olympic/news/20080821-OYT1T00633.htm
呆れたことに、中共指導者は開会式で漢族の子供達に民族衣装を着せ、民族融和を誇示した。その裏では、平然と少数民族の弾圧に力を入れ、彼方此方(あちこち)で強烈な反発運動を招いている。国際社会はそうした状況に目を瞑り、一部の人権を重視する人達を除いて、銃口で守られた五輪会場での競技を嬉々として眺めている。
五輪開催中でもこうした弾圧が平然と行われるのであるから、五輪終了後はそれが益々エスカレートし、虐殺される少数民族の人々の数が増えると思うと暗澹とした気持ちになってしまう。
「チベットで中国軍発砲、140人死亡か」ダライ・ラマ発言
【パリ=林路郎】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は、21日発行の仏紙ル・モンドが掲載したインタビュー記事で、「(今月)18日にチベット自治区東部のカム地区で抗議行動を繰り広げていたチベット系住民に中国軍が発砲した」と言明、「死者数は確認する必要がある」と前置きしながらも、死者数が140人に達した可能性があるとの認識を示した。
ダライ・ラマ事務所は21日、声明を発表、「ル・モンド紙とのインタビューでダライ・ラマは犠牲者数は口にしていない」と釈明しているが、事件の存在、犠牲者の大まかな規模が事実なら、北京五輪の開催期間中に中国政府が弾圧行為に及んでいたことになり、国際的な反発は必至だ。
ダライ・ラマは、一連の暴動が始まった今年3月以降、ラサ地区だけで、当局の発砲を受けて死亡した住民が400人に達し、遺体が家族の元へ返されていない上、「1万人の(チベット系)住民が当局に逮捕され、どこに投獄されているのかわからない」と語った。また、中国軍の駐屯地がチベット自治区内で次々建設されていることを明らかにし、「長期にわたって弾圧が続くことになる」との見通しを示した。
(2008年8月22日01時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080821-OYT1T00722.htm?from=navr
ダライ・ラマ事務所の否定声明については、以下の記事を参照。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080822/chn0808220812000-n1.htm
一方では、ヨットレース会場の青島付近で少数民族が警備兵を襲う事件があった。<北京五輪>終盤近くになり、抗議行動も活発になっている。
少数民族の男2人、軍用空港で警備兵を襲撃…中国・青島
【香港=吉田健一】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは21日、「重大な犯罪を計画している」として、中国山東省青島市の公安当局に逮捕された少数民族・イ族の男2人が、同市内の軍用空港を警備中の兵士1人を襲い、銃を奪おうとする事件を起こしていたと伝えた。
青島には、北京五輪セーリング競技会場がある。同センターは、2人が銃と軍服を奪って兵士を装い、軍用機に乗って会場に突っ込む計画を立てていた模様だとしている。
同センターによると、2人は17日朝に兵士を襲撃したが、抵抗されたため、逃走。19日に逮捕された。公安当局はさらに仲間が市内に潜伏しているとみて行方を追っているという。
(2008年8月21日19時23分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/olympic/news/20080821-OYT1T00633.htm
呆れたことに、中共指導者は開会式で漢族の子供達に民族衣装を着せ、民族融和を誇示した。その裏では、平然と少数民族の弾圧に力を入れ、彼方此方(あちこち)で強烈な反発運動を招いている。国際社会はそうした状況に目を瞑り、一部の人権を重視する人達を除いて、銃口で守られた五輪会場での競技を嬉々として眺めている。
五輪開催中でもこうした弾圧が平然と行われるのであるから、五輪終了後はそれが益々エスカレートし、虐殺される少数民族の人々の数が増えると思うと暗澹とした気持ちになってしまう。
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