陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

横田めぐみさん生存の新情報

2011-10-10 02:20:49 | 拉致問題
 民主党政権になってから、拉致問題は全く進展が無い。北朝鮮への経済制裁を強化し、朝鮮総連の活動を厳しく制限すれば良いのにと思うが、朝鮮学校への補助金まで出す自治体があるようでは、拉致問題に対する国民的認識が低過ぎる。

 菅直人前首相が、代表選の最中、ドサクサに紛れて、文科省へ朝鮮学校の教科書を無償化する検討を命じていたことが報道され、極めて不快な気持ちになった。在任中の出鱈目な振る舞いと言い、彼は crazy としか言いようが無いが、野田<どぜう>首相も恐らくこれを認めるであろう。

 聯合ニュースによると、

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんについて、新しい情報が流れた。脱北者の話では、2004年初頭の時点で、めぐみさんは生きていると言う。一方、同年暮れ、北朝鮮はめぐみさんの遺骨と称するものを日本に送って来たのだが、それは他人のものらしい。

 他の拉致被害女性の話も伝えられているが、現政権では拉致問題の進展は無いと想像する。この意味からも、1日も早い政権交代を望むだけである。


「めぐみさん生存」=脱北者証言 韓国議員が公開
2011/10/09 16:00 KST

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の工作員に拉致された横田めぐみさん=失跡当時(13)=が生存しているとの北朝鮮脱出住民(脱北者)の証言が出た。

 野党・自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員は9日、国軍捕虜の息子で北朝鮮高官と親交のあった脱北者イ・ヨンス(仮名)さんから同証言を確保したと明らかにした。イさんは2007年に北朝鮮を脱出し、韓国入りした。

 北朝鮮の労働中央党で日本人拉致を担当した工作員の息子で、本人も日本を担当している工作員から、2004年初めに北朝鮮の大同江周辺の地下食堂で同事実を聞いたという。
 北朝鮮はめぐみさんが1994年に自殺したと主張し、2004年11月に日朝実務者協議を通じ、めぐみさんの「遺骨」を日本側に提供している。

 イさんは1977年に拉致されためぐみさんは生きており、北朝鮮が他人の遺骨をめぐみさんのものとして日本に提供したと証言。めぐみさんはあまりにも多くのことを知っており、日本に帰国させることができないと指摘した。
 
 また、めぐみさん以外にも拉致された日本人女性が4人いると主張。そのうち1人は工作員の教育を拒否し、耀徳収容所の革命化区域に居住しているという。名前は記憶していないが、50代後半の女性で療養所の調理師として働いたと説明した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2011/10/09/0400000000AJP
20111009001100882.HTML
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