Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

田舎人

2013年04月15日 | Weblog

 

この季節未だ暖かい日と寒い日が交互にやってくるけれど、外に出れば自然は
春爛漫の気配である。田圃に水が引かれはじめるといよいよ田植えが始まり、
間もなく一面頼りなさげな苗が水面に浮かぶ。


眠っていたモミジもハナミズキも柿の木も、みんな柔らかな小さな葉を出し始め、
辺り一面薄緑の霞がかかったよう。

花や木や鳥の名前に詳しい方々が、既に沢山綺麗な写真を説明付きでブログ
に載せておられるけれで、Edはそういうものに疎い。ただ観て綺麗な花だ、とか
見かけない鳥だ、とかしか分らないのだけれど、田舎道を歩いているとそういう
自然界の変化や動きからEdでも確実に春を感じる。

用水路から鴨(らしき鳥)が二羽這い出して草叢を歩き出した。数日前には休耕
田の草叢を悠々と歩く雉(多分)のオスをすぐ近くで見かけた。あまり見たくはな
い蛇も今年は(道路で車に轢かれたか)既に死骸だったが見た。

ソメイヨシノは既に葉桜になってしまったけれど、今この辺りは八重桜が満開で
ある。25年前にこの地へ越してきたころと、今も左程大きく変わったわけでは
ない。農業が主体で、在っても名ばかりの小さな工業団地しかない小さな町だ
から、人口も増えない。豊かな自然に囲まれているお蔭で、四季折々花や野
生の生き物に接することが出来る。

慣れれば単線のローカル鉄道も苦にはならず、毎日の通勤に使っているし、引
っ越してきた当初、夜中に田圃の中を走る電車がアニメの銀河鉄道のように見
えたのは現在も同じ。^^!田舎暮らしも25年も経てば立派な田舎人間。都会
の喧騒は疲れるようになった。当に住めば都、良いところに移り住んだと、今で
は思えるようになった。


 
 



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