Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

アニマル・フレンド

2012年06月29日 | Weblog

         

モスで独りでお昼を食べた後、SC内にあるペット・ショップに立ち寄った。ただ見て
歩くだけ
なのだけれど、モスへ行った帰りは大抵ケージの前を一巡してくる。

ガラス越しに覗くと、生後2、3か月のまだ幼い猫や犬が、あどけない目でこちらを
見ている。人間ならまだ母親にまとわりついて離れない歳頃だろう。

彼等のこれからは、貰(買?)われていく先の人間によって幸不幸が左右される。
十数万円という値札が付けられているから、多分経済的にはそれなりに豊かな
人間のところへ行くことになるのだろうが、果たして幸せになれるだろうか・・・

                            

我が娘夫婦もマンション暮らしながら小型犬を飼っている。

先日電話があって、散歩から帰ったら足を痛そうにしているので直ぐ病院へ連れ
ていった。お医者の見立ては、足の靱帯が切れているようなので手術が必要だと
のことだった。費用を尋ねたら、2、30万かかるといわれて娘は吃驚してしまった。

突然の大出費だから、あまり裕福でない娘は悩んでいるふうだったから、夫婦で
よく相談して出来るだけのことはしてあげないと犬が可哀そうだよ、と言って電話
を切った。

動物を飼うということは、ただ可愛い、可愛いだけでは済まない。最後まで責任を
持つ積りがないなら飼わないことだ。一端怪我や病気をすれば人間のように保険
がないので相当な出費になると覚悟しておいた方がよい。

                              

我が家ではこれまで二度、飼っていた動物の最期に立ち会った。最初はシーズー
犬の「メイ」そして去年は猫の「もも」で、どちらも癌だった。

彼等は死に際にあって少しも騒がず、静かにそして潔く自然に死を受け入れて
いく。「メイ」はEdが帰ってくるのを待っていたかのよう起き上がり、庭で最後の
トイレをさせてあげたら、1時間もしない間にこと切れた。

「もも」は食べることが出来ず、体力がスッカリ無くなっていたのに、最期の最期ま
で自分でトイレに歩いて行った形跡があった。

彼らの死にざまは見事という他ない。人間も見習いたいものである・・・

         



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