Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

地震

2014年03月12日 | Weblog

            

昨日で東日本大震災からまる3年経った。国や県の支援も十分ではない中、何
とか避難住宅を出て自宅を再建しようと頑張っている人には、土地や資材の高
騰更には建設業者の手不足が追い打ちをかけている。


この国はヤレ絆だ!ヤレいつまでも忘れない!だのキャンペーンやスローガン
ばっかり沢山出してくるけれど、実体が伴わない唯の言葉遊びのようなものだ。
本当に助けになっているのは、地道な活動を続けている小さなNPOの人たち
だけなのではないだろうか。公の打ち出す復興計画や支援策は地元の真の期
待から乖離した、絵に描いた餅が多い。


全てを失った人々や町には、住む場所だけあっても働く場がなければ生活はで
きない。そういう時にこそ政治の力が必要なのに、哀しいかな日本の政治は殆
ど有効に機能していない。この国では、被災したら運が悪かったと諦めるしかな
いのだろうか・・・


                                            

今朝も朝5時を過ぎた頃地震があった。家がガタガタ音を出して揺れ始めたの
で一瞬身構えたけれど直ぐに収まった。最初にTVにでたテロップは神奈川で
震度3だったから、震源は静岡辺りかなと思っていたら、何のことはない千葉
県北西部、Ed地方の真下だった。^^!


マグニチュード9クラスの大地震が起きると、その後数年の間に次々と火山の
噴火や同規模の地震が続くそうである。東南海地震の起こる確率はかなり高
いらしいが、多分我々が忘れかけたころにやってくるのだろう。


日本列島は太平洋プレート、北米プレート、大ユーラシアプレート、フィリピン海
プレートの4つがせめぎ合う極めて危ないところに位置している。こういう危険
地帯に日本は原発を既に54基も作ってしまった。使用済み核燃料の最終処分
方法を含めて、福島の4基の廃炉さえ先が見えていないのに、未だ原発を再稼
働させようとしている安倍内閣。狂気の沙汰である。福島第一原発の事故はこ
れまでの政策を見直せという天の啓示なのである。


政府も東電も福島の事故の原因を全部津波のせいにしているけれど、冷却水
が止まってしまった真の原因は電源の喪失によるものでなくて、冷却水のパイ
プの破損らしい。そうであれば、たとえ津波の被害を抑えても、また燃料のメル
ト・ダウンは他の原発でも起こりうることになる。


こんな危険極まりない代物にいつまでもしがみ付いている原発推進派は大馬
鹿野郎である。

                    



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