一区切り

　　　　　　　

Ｅｄのバイクとの別れは真にあっけなくやってきた。ＮＥＴで試みに業者に売却の
見積もりを依頼したところ直ぐ携帯に電話があって、６日（日曜日）朝、引き取りの
キャリアカーでやってきた。未だ決めた訳ではなかったのに・・・（苦笑）

バイクを２０分ほど念入りに調べてから、しきりに会社と連絡を取り合っていたが
小一時間して提示してきた金額は１２．５万円だった。＾＾！

１５００ＬＣ（Ｅｄのバイク）の場合、始まりが４５万円で減点式に価格が下がってゆ
く手法だそうであるが、最初の価格が高いので聞いた当初ギョッとしてしまう。

しかし、それは顧客の売り気を誘うものであることは承知していたから、良くて２０
位だろうとは踏んでいた。

１２．５という数字は、「ま、そんなものだろう」と思えるいい線を業者は出してきた。
廃車まで乗り続けた方がよいかな・・・とも一瞬考えたが、待ち受ける車検、タイヤ
交換、、バッテリー、ブレーキ・シューその他諸々を思うとやはり潮時のような気が
した。

Ｅｄが少し逡巡しているのを横でみていたカミサンが、「もう少し考えてからにした
ら・・・？」という。Ｅｄも一寸迷っていたけれど、やっぱりもうあまり乗らなくなって
しまった現状を思い出して決心した。

売買契約を取り交わし、車検証と自賠責の証書を渡してバイクを下に降ろした。
カミサンの念願だった玄関周りはこれでスッキリした。＾＾！

１３年間乗ったバイクはキャリア・カーに載せられてＥｄの元を去っていった。
Ｅｄの１６年間に亘る”バイクのある生活”は終わった。