Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

山ちゃん

2007年06月25日 | Weblog
ツーリング・クラブ Full Moon Riders Club (FMRC)の書き込みに「クルミ汁うどん」の店「山ちゃん」というのがあった。場所も秩父の山奥、クルミ汁というのも聞いたことがないし、気になった。
丁度その時、いつもの走り仲間MOMOさんから6月24日(日曜日)にショート・ツーしませんか、とお誘いがあったので一緒に行ってもらうことにした。店の名前は「山ちゃん」秩父市からR299で更に20Kmほど入った山奥にある。
前日の土曜日は夏の太陽がカッと照りつけて気温は30℃を越え、今日も、と期待したが生憎朝から曇り。まあ、ツーリングするには丁度よいくらい。
途中、道の駅「あしがくぼ」でもう一人の参加者”どたQさん”と合流。昼前に山ちゃん到着。R462に沿った渓流の脇、神流町バス停「川中」前に山ちゃんはあった。





前々日、店に電話を入れて「今度の日曜日お店開いていますか?」と尋ねたところ、「分からん・・何人くらいですか?」と女のご主人。「・・・う~ん、まだ・・・」と私。「独りじゃけん、10人くらいなら・・」
その意味をよく理解できないまま私は「また後で電話します」と取り敢えず電話を切った。彼女が今年初めご主人を亡くしたことは、既にMFRC掲示板書の書き込みで知っていたが、遇って話をしてみてようやくその意味が飲み込めた。歳だし、女手独りでうどんを捏ねるのは重労働で、一日精々10人前くらいしか作れないということだった。
うどんを注文した後、「やきもち」を頼んだ。味噌味のお焼きのようなもので、一緒にお新香やらピリ唐味噌、フキの煮付けそしてきゅうりの丸かじりまで出してくれる。更に蒸したとうもろこし・・・これが甘くて柔らか、実に美味しい。何だかうどんが来る前に結構ハラが膨らんでしまった。
今回の主役「クルミ汁」は摩り下ろしたクルミと多分「豆乳」を入れた白濁のタレで、腰のある極太の麺を頂く。たっぷり分量がある素朴な田舎うどんである。
最後に筍の味噌漬けまで出してくれ、これで一人700円では申し訳ないような気がして、1000円づつ置いて来た。改めて山ちゃんの女主人の歓待に感謝してお店を後にした。



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