全国にあり、特に関東には数が多いそうである。千葉県のこの辺り(農業地帯)に
もいたるところに庚申塔が祭られていて、一寸農道を歩いてみれば必ず目にする。
今日は気持ちよく晴れて風も爽やかだったので、デジカメをポケットに、自転車で
田舎道を2時間ほど走ってきた。庚申塔と彫られた石碑の横には、見ざる言わざ
る聞かざるの三猿の上に青面金剛(?)が乗った形を彫ったものか、青面金剛と
漢字だけ彫ったものが多く見られる。
庚申信仰は中国の道教から来たものらしいが、青面金剛は仏教の神様であり、日
本が大昔から多神教の国だったことを伺わせる。迷信が幅を利かせていたその昔
は、神様と名がつけば兎に角何でも大切に祭っていたのだろうか・・・^^!
その名の通り、道端にはあちこち彼岸花が咲いていて、田圃の中のお墓には似
合っている。沢山咲いているのも綺麗だけれど、曼珠沙華の花はやはり小さな忘
れられたような墓地に少しだけあるほうが、あの世の人を思い出させるような感じ
がするのだ。
田圃のどん詰まりは長門川なので、国道の橋を渡って住宅団地へ抜けた。住宅
地の中では流石に庚申塔は直ぐには見付からない。多分道端の目立たないとこ
ろにひっそりと残されているはずである。また別に日に住宅地を走ってみることに
した。
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