Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

身なり

2014年11月03日 | Weblog

                

川越はやっぱり田舎だなあ、と思う。毎朝南古谷駅から勤めまでの道すがら同じ
方向に向かって歩いてゆく女性が3人いる。一人は60絡みの女性だが、この方
は身形が確りしていてお洒落でもある。残る二人はみたところ20代か30前半で、
二人ともまだ若いのに服装や髪形を全く構わない風にみえる。


                                            

一人は髪は一ヶ所で束ねた(それもゴム輪?)ポニーテールで、着ているものは
ジャージ上下か粗末なジャンバー、靴は100円のプラスチック・サンダルときてい
る。Edの勤め先倉庫の裏手にある幼稚園に向かうので幼児の先生かも。


もう一人はお河童頭で短いザンバラ髪、ジーンズかスパッツに黒い上っ張り、靴
はこれまた100円のサンダルである。の保育園とは反対側の径へ入ってゆくけ
れど、畑の中に住宅が疎らにあるようなところだから歯医者さんくらいしか見当た
らない。歯科の事務手伝いだろうか・・・


周囲は田圃がまだ沢山残っているような田舎だから、高給で人を雇うような会社
があるハズもない。大きなお世話だけれど、身形がみすぼらしいと、つい低賃金
で働いているのだろうか・・・などと余計なことを考えてしまう。


お洒落な方の年配の女性は少し先の薬局へ向かうから薬剤師さんなのかもしれ
ない。この人は武蔵浦和駅で一緒になり同じ車両に乗り合わせるから、何となく
顔見知りになっている。洗濯屋のオヤジはある時Edに「あの人は綺麗な女性だ」
といった。身なりが何時もこざっぱりしていてお洒落にみえるので、美人に見えた
らしい。女性は化粧や服装に何時も気を使うわけである。


カミサンによると、女性で身なりに構わない人というのは収入の多寡によらないの
だそうである。少ない収入でも身なりに気を使う人は幾らでもいる。無頓着な人は、
その人の生活スタイル、考え方がそうなのだという。


                                         

Edも身に着ける物は何でもいいほうで、カミサンと一緒に出かける時は大抵”待
った!”がかかり、着替えさせられる。むかし生活が苦しかった20代初め、お袋
の手編みのセーターを着て会社に行った。


お袋が解いた毛糸を何種類も集めて丹精込めて編んだセーターは、残念ながら
ファッション製品とは程遠い雑多なまだら模様のゴチャゴチャなものだった。現場
で働いていた同僚に、「〇〇はボロを纏っている」と陰口を叩かれていたことを後
で知って、お袋には申しわけないが、流石に少し恥ずかしかった。^^!


                  



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