Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

駝鳥

2011年01月21日 | Weblog

                           

駝鳥が見直されているそうだ。近年の世界的な異常気象で乾燥地帯が洪水に見舞われたり穀倉地帯が旱魃で壊滅的な打撃をうけたり、で60億人が住む地球上に深刻な食糧不足をもたらすのだという。

小麦や大豆、トウモロコシが不足するとどうなる?人間が食べる分が不足してくれば次にそのシワ寄せは家畜の飼料や工業用の材料にむけられる。家畜飼料が不足してくると肉の供給が減り値段も上がる。風が吹けば桶屋が儲かるのたとえではないが、そうなったら貧乏人には肉が回ってこなくなる。すき焼きも生姜焼きも鳥のカラ揚げも好きなモンとしては、やだなぁ・・・と思う。

そこで登場するのが救世主「駝鳥」。何しろ高価な配合飼料なんぞ要らない。その辺に生えてる雑草や牧草、落ちた果実などなど文句も言わずに食べてくれる。その上食べる量は牛の10分の1以下、且つ成長が早く、2年で200Kgほどにもなるのだそうだ。飼育効率が極めて高い動物といえる。

卵は鶏の20個分以上あり(一人じゃ食えねえ・・・)、年70~200個くらいを40年間に亘って生み続けるのだそうだ。(駝鳥は長命だねえ。80年くらい生きるらしいよ)。肉は柔らかくて臭みは無く(まだ食べたことないけど・・・)、低カロリー、低脂肪、低コレステロール、高鉄分の健康食品!お肉の優等生!これからは牛、豚は金持ちに任せて貧乏人は駝鳥を食おうね!

更にさらに、馴らすと人を乗せて高速で走るそうだ。豚や牛に乗るよりは見た目も良いし(・・・でしょ?)道路では軽自動車扱いらしいから経済的だしね。みんな、これからは一家に2、3匹駝鳥の時代だよ!(笑)

                         

                       ★写真はWikipediaより