「こんにちわッ、テディちゃでス!
けやきのォ、わかばがァ、まばゆいィ~♪」
「がるる!ぐるぐるがるるるぐるるる!」(←訳:虎です!あの緑はトトロの世界だね!)
こんにちは、ネーさです。
スタジオジブリさんの作品に描かれているのは
スクリーンの中の眩しい新緑ですが、
本日の読書タイムで目にするのは……
ブラウン管の中の世界!
「ぶッ、ぶらうんかんッ??」
「ぐぅ~るっ!」(←訳:古ぅ~いっ!)
古くても、もはや死語?でも、
この御本は、一見の価値あり!
さあ、活字マニアさんも映像マニアさんも、こちらを、どうぞ~!
―― ザ・ベストテンの作り方 ――
著者は三原康博さん、編者はテレビ美術研究会の皆さん、
2012年12月に発行されました。
『音楽を絵にする仕事』と副題が付されています。
《ザ・ベストテン》。
かつて、TBSで放送された音楽番組を御記憶の方々は、
現在どれほどの人数になるのでしょう。
1978年から1989年まで、
603回に渡って放送されたといいますから――
「しょうわッ、でスねッ!」
「がるがるぐるるる!」(←訳:バリバリ昭和だよ!)
そうね、平成生まれの方々は、記憶どころか、
見たことも聞いたこともない筈ですね。
4KTVも液晶画面もデジタル放送もスカイツリーもなかったけれど、
テレビ放送にたずさわる、
テレビ番組の制作をするということが、
途方もなく魅力的であった時代……。
《ザ・ベストテン》は
様々な意味合いで画期的なTV番組でした。
得点形式で、
10位~1位を紹介し、
ランクインした人気歌手さんがおもむろに扉から登場、
司会の黒柳徹子さん久米宏さんとトークをして、
さあ、どうぞ!で歌を披露します。
「いまどきならァ、ふつうゥ、だけどォ!」
「ぐるぐるる!」(←訳:当時は斬新!)
日本のTV業界が
常にお手本としてきたアメリカのTV番組ではなく、
オリジナリティ豊かな構成。
《ザ・ベストテン》は大成功を収めます。
最高視聴率は41.9%(1981年9月17日記録)!
その成功の要因のひとつは、
テレビ美術のすばらしさだったのですね。
「びじゅつッてェ~??」
「ぐるるる??」(←訳:背景とか??)
ええ、いわゆる《セット》というモノです。
《ゼ・ベストテン》の美術は、
まさに、モノ。
曲ごとにセットがすべて違う。
使いまわしは、しない。
毎回、新しいセットを作る。
「それはァ、たいへんッ!」
「がるぅ~!」(←訳:贅沢ぅ~!)
著者の三原さんは、
東京放送(現・TBS)に美術デザイナーとして新卒入社、
《ザ・ベストテン》を初回から10年間担当なさった生粋のテレビマンさんです。
作り手であった三原さん御自身が、
これは名作!これは自信作!と
胸を張って紹介し、解説するのは、
日本のTV史上に刻まれる美しきセットたち。
『異邦人』
『飛んでイスタンブール』
『星空のディスタンス』
『ダーリング』のセットは、ことに見事です!
「たッたいちどのォ、ためにィ!」
「ぐるるがっるぅる!」(←訳:これを造っちゃう!)
当時を振り返る三原さんの御話も掲載されていますので、
昭和マニアさんは必読の力作です。
活字マニアさん、
特に景山民夫さん著《トラブルバスター》シリーズの愛読者さんには
楽しく、また懐かしさも感じさせてくれる一冊ですよ♪
ぜひ一読を~!
「しょうわッてェ~」
「がるがるるる!」(←訳:なんだか豪華!)
「だよねッ!」
けやきのォ、わかばがァ、まばゆいィ~♪」
「がるる!ぐるぐるがるるるぐるるる!」(←訳:虎です!あの緑はトトロの世界だね!)
こんにちは、ネーさです。
スタジオジブリさんの作品に描かれているのは
スクリーンの中の眩しい新緑ですが、
本日の読書タイムで目にするのは……
ブラウン管の中の世界!
「ぶッ、ぶらうんかんッ??」
「ぐぅ~るっ!」(←訳:古ぅ~いっ!)
古くても、もはや死語?でも、
この御本は、一見の価値あり!
さあ、活字マニアさんも映像マニアさんも、こちらを、どうぞ~!
―― ザ・ベストテンの作り方 ――
著者は三原康博さん、編者はテレビ美術研究会の皆さん、
2012年12月に発行されました。
『音楽を絵にする仕事』と副題が付されています。
《ザ・ベストテン》。
かつて、TBSで放送された音楽番組を御記憶の方々は、
現在どれほどの人数になるのでしょう。
1978年から1989年まで、
603回に渡って放送されたといいますから――
「しょうわッ、でスねッ!」
「がるがるぐるるる!」(←訳:バリバリ昭和だよ!)
そうね、平成生まれの方々は、記憶どころか、
見たことも聞いたこともない筈ですね。
4KTVも液晶画面もデジタル放送もスカイツリーもなかったけれど、
テレビ放送にたずさわる、
テレビ番組の制作をするということが、
途方もなく魅力的であった時代……。
《ザ・ベストテン》は
様々な意味合いで画期的なTV番組でした。
得点形式で、
10位~1位を紹介し、
ランクインした人気歌手さんがおもむろに扉から登場、
司会の黒柳徹子さん久米宏さんとトークをして、
さあ、どうぞ!で歌を披露します。
「いまどきならァ、ふつうゥ、だけどォ!」
「ぐるぐるる!」(←訳:当時は斬新!)
日本のTV業界が
常にお手本としてきたアメリカのTV番組ではなく、
オリジナリティ豊かな構成。
《ザ・ベストテン》は大成功を収めます。
最高視聴率は41.9%(1981年9月17日記録)!
その成功の要因のひとつは、
テレビ美術のすばらしさだったのですね。
「びじゅつッてェ~??」
「ぐるるる??」(←訳:背景とか??)
ええ、いわゆる《セット》というモノです。
《ゼ・ベストテン》の美術は、
まさに、モノ。
曲ごとにセットがすべて違う。
使いまわしは、しない。
毎回、新しいセットを作る。
「それはァ、たいへんッ!」
「がるぅ~!」(←訳:贅沢ぅ~!)
著者の三原さんは、
東京放送(現・TBS)に美術デザイナーとして新卒入社、
《ザ・ベストテン》を初回から10年間担当なさった生粋のテレビマンさんです。
作り手であった三原さん御自身が、
これは名作!これは自信作!と
胸を張って紹介し、解説するのは、
日本のTV史上に刻まれる美しきセットたち。
『異邦人』
『飛んでイスタンブール』
『星空のディスタンス』
『ダーリング』のセットは、ことに見事です!
「たッたいちどのォ、ためにィ!」
「ぐるるがっるぅる!」(←訳:これを造っちゃう!)
当時を振り返る三原さんの御話も掲載されていますので、
昭和マニアさんは必読の力作です。
活字マニアさん、
特に景山民夫さん著《トラブルバスター》シリーズの愛読者さんには
楽しく、また懐かしさも感じさせてくれる一冊ですよ♪
ぜひ一読を~!
「しょうわッてェ~」
「がるがるるる!」(←訳:なんだか豪華!)
「だよねッ!」
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