「こんにちわッ、テディちゃでス!
はたけやまどのォ~ッ!」
「がるる!ぐるが~る!」(←訳:虎です!重忠さ~ん!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で
中川大志さん演じる畠山次郎重忠さんが、
つい次回の放送で……!?!
不吉な予感に怯えつつも、
読書タイムで心の平静を保つべく、
さあ、本日は、こちら御本を、どうぞ~♪
―― 音楽家である前に、人間であれ! ――
著者は石田泰尚(いしだ・やすなお)さん、
2022年6月に発行されました。
↑上の画像の表紙写真からもお分かりのように、
ヘアスタイル、眼鏡、私服、と
とてもスタイリッシュな著者・石田さん。
その職業は、と申しますと。
「ばいおりんッ!」
「ぐるるがぅるるるるるるぐる!」(←訳:最高のヴァイオリニストさん!)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団の
コンサートマスターにして、
京都市交響楽団特別客演コンサートマスター、
さらには弦楽四重奏団 Yamato String Quartetなど、
オケでもユニットでもソロでも
大活躍中の人気ヴァイオリニスト――
それが、石田さんです。
この御方が奏でる《音》たるや、
本当に本当に、もう!
「すごすぎてェ~…!」
「がるぐるがる!」(←訳:茫然自失です!)
白状します。
石田さんの演奏を最初に(TV番組でしたが)聴いたとき、
私ネーさ、まったく動けなくなりました。
文字通り、息をするのも忘れるほど、
見入り、聴き入ってしまいました。
このひと、いったい何者?!?
驚きに打たれ、調べてみましたら、
ああ、やはりスゴイ御方だったのです。
国立音楽大学を首席で卒業し、
新星日本交響楽団にアシスタントコンサートマスターに。
1997年に同団のコンサートマスターに就任、
2001年からは神奈川フィルの
ソロ・コンサートマスターに
(現在は首席ソロ・コンサートマスター)。
「ふゥ! ためいきィ~!」
「ぐるがぅるるっる!」(←訳:只者じゃなかった!)
この御本では、
石田さんの少年時代の思い出、
学校時代の出来事などが語られているだけでなく。
コンサートの写真、
横浜や京都を背景に撮影した写真、
愛用のヴァイオリンや
バッグの中の私物も公開?と、
石田さんのファンの方々には
楽しくも嬉しい内容となっています。
ふむふむ、
モーツァルトを弾く時は
《ゴフリラ(M.Goffriller 1726)》、
ピアソラのような個性的な曲に合うのは
《トノ―ニ(G.Tononi 1690)》、
ですって。
「いまこそォ、みみをォ~かたむけましょゥ!」
「がるるるるぐる!」(←訳:石田さんの演奏に!)
ゆるぎない、その音色。
ホールに響く、弦の声。
コロナ禍の中、
様々な制約を課せられた音楽の世界で、
オーケストラを引っ張り、
音楽を愛する大勢の人々をも
引っ張ってゆく石田さん。
クラシック音楽界には
あまり詳しくなくて……という活字マニアさんに、
音楽大好き!な方々にも、
激おすすめの一冊ですよ。
また、You Tubeには
石田さんのオフィシャルチャンネル、
神奈川フィルの公式チャンネルもありますから、
そちらもぜひ、覗いてみてくださいね~♫