テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

梅雨を呼ぶ花。

2007-06-14 23:15:43 | 花雑記
 これは昨日の画像なのですが、
 あじさい、です。

 今日は、昨日と打って変わって、朝から空には雲。
 お昼前から雨も降ってまいりました。

「つゆいり、でスよ、ネーさ」

 梅雨ですねえ、テデイちゃ。
 お出かけしにくくなる季節です。
 いえ、こんなこと言っては怒られますね。
 水不足、渇水のおそれ、と連日報道されています。
 野や山、田んぼにも、恵みの雨、なのですから。
 
 そして、この季節に美しいものが、もう一つ。

「え? それってナニでスかァ?」

 蛍、です。
 
「あー。ぴこぴこくん、でスね」

 ぴこぴ……?
 ま。そうね。ぴこぴこ光る蛍くんたちにお似合いなのは、
 湿度、水、緑、夕暮れ……。
 そうそう、あのね、京都ではね。

「わ。でたでスね、ネーさのきょうとしっく」
 
 京都ではね、哲学の道のほとりを蛍が舞うそうよ。
 下賀茂さんの森でも蛍を育てているらしいわ。
 あ~いいな~♪
 初夏の京都で観蛍の宵……。
 京都行きたい……。
 もっぺん行きたい……。
 今度は断然長期滞在……。

「ふゥ。なおるみこみ、なし、のびょーき、でスねェ」
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ブロンド美女を作っても。

2007-06-14 22:46:48 | ブックス
 さあ、本日の御紹介。真面目、な御本ですよ。
 間違っても美容整形のガイド本じゃありません。


   ―― ブロンド美女の作り方 ――

 
 副題が『空想を実現する最先端テクノロジー』ですから、
 パッと見は刺激的な題名や表紙絵は
 いわばネズミ捕り用の餌、みたいなもの。

「じゃあ、ほんをよんだネーさは、
 えさにつられたねずみ、なのでスかァ。ぷぷッ」

 はい。間抜けなネズミでございます。
 で、まんまと餌に釣られて、張り切って読んだ割には
 あれやこれやと疑問が残ってしまいました。
 そも、最先端技術って、どの辺りまでが最先端なのか……?
 活字になった時点で、もう次の技術が開発されてたり、
 新発見があったり、という事態も有り得る訳だし。
 科学者さんによって、定義が異なってもいるようですしね。
 たとえば。
 ASIMOはロボットなのか、
 それとも『高価な操り人形』なのか……?
 いや、そもそも本来のロボットって何??
 うーん、ややこしい。
 却って迷路に嵌ってしまいます。

 やはり私の思考回路は非理系なのでしょうか。
 どうしても、
 技術や物の話より、人間の話に惹かれます。
 この本の中では、アラン・チューリング。
 コンピュータの父と称されるチューリングの、
 名前だけは以前から聞き知ってはいましたが……
 その最期がかくも悲しいものだったとは。
 
「こんぴゅーたの、ぱぱ、でスか。
 あたま、よかったのでスね」

 天才だったのでしょう。
 でも、幸福であったのかどうか……。

 うーむ、チューリングさんについて
 猛烈に知りたくなってきました。
 図書館へ行かねば!
 クローン技術や宇宙ひも理論なんてどうでもいいわ!
 
「かがくのごほんと、ネーさは、
 やっぱり、あいしょうわるい、のでスねェ」


 
 

 
 
 
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