テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

短編ミステリ、古典で、傑作で。

2007-05-01 23:14:49 | ブックス
 「ネーさ、またがいこくもの、でスか?」

 はい。昨日に続き、有名なミステリ短編集の御紹介です。


     ―― 九マイルは遠すぎる ――


 ハリイ・ケメルマン著、原本は1967年発行、
 しかし表題作が発表されたのは1947年でした。
 長くかかって書かれ、まとめあげられた一冊なのです。

「シブトイでスね」

 《理》のみでどこまで物事を突き詰め得るか、
 そんな意気込みを感じさせるストーリーです。
 短編の良さも堪能できます。
 ユーモアもあります。
 
 しかし、先日J・ディーヴァーの
 〈リンカーン・ライム〉シリーズを読んでいて
 何故か急に、このケメルマン作品を連想しました。

「えー。ぜんぜんちがうオハナシでスよぅ?」
 
 主人公の雰囲気が似てるのでしょうか。
 ニッキイ・ウェルト教授と科学捜査官ライム……
 彼らは、たぶん二人とも、アポロン神の子ではなく
 ヘルメス神の子であろうと思えるのです。
 知は全てを制す、というような。

「あったまイイ、ってコトでスね」







 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏、なんでスか。もう?

2007-05-01 22:40:24 | その他
「ネーさ、これなァにでスか?」

 アクセサリーショップを、ちょっと撮影してみました。
 私たちが、春だ~春なんだ~♪と騒いでいるうちに、
 どうやら夏が来てしまったようです。
 夏のお花のモチーフアクセが、もう沢山並んでいます。

「あ。ホントだ。おはなでスよぅ」

 かつて流行った原色のハイビスカス、
 ヒットの波に乗り切れなかったブーゲンビリアに替わり、
 今シーズンはガーベラ風のデザインが主流らしいです。
 
「がーべら? ああ、おっきなまーがれっと、みたいな
 あのおはなでスね…」

 最近は大型の花をデザイン化したアクセって多いかも。
 おお。そういえば、きょうという日は。

「え~、なにでスか?」

 本日、5月1日は《すずらんの日》ではありませんか。
 フランスでは《すずらん祭》ともいい、
 お店では鈴蘭が様々にディスプレイされ、
 花屋さんには鈴蘭の花束が山と積まれ、
 その花束を皆がいそいそと買っては
 大切な人に贈るのです……たしか。

「すすらん、でスかあ。ふむふむぅ」

 でも、ただスズランなら何でもOK、ではないのです。

「え? ダメでスの?」

 一枝、というか一茎というか、とにかく、
 一本にあの白い花粒が13コくっついてる!!
 ……これが最上&最高のスズランなのだそうです。

「めずらしーのでスか?」

 はい。なかなか、13コの花つきスズランは少なくて、
 滅多に見当たらないのだとか。
 農業やクローンの技術がススんでも、
 ヒトの手に負えない事柄もまだあるようですね。

「カミさまのおしごと、なのでスね」
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする