オーデュボンの鳥たち。

「ひゃっ、こんかいはようしょ、でスか」

　はい。ＴＡＳＣＨＥＮ社から出ている


　　――　Ｊｈｏｎ　Ｊ．ＡＵＤＵＢＯＮ　――
　　　　ＢＩＲＤＳ　ＯＦ　ＡＭＥＲＩＣＡ


　小型のエコノミー版なのですが。
　ずっと以前、洋書屋さんのバーゲンで入手いたしました。
　安くてお得！と思ったのですが、やはりエコノミー版には
　限界があります。

「げんかい？　なにでスか？」

　印刷の細部がのっぺりしているのですね。
　どうにも精度が甘い……コピーのコピー、という感じです。
　オーデュボン画の本当の良さを知るには、
　やはり高価な大型版を購入なさることをお薦めしたいです。
　この出版社は、図版ものは割に得意にしているはずが、
　これに限っては手抜き臭い……ちょっと残念なのでした。
　しかし、どうせなら原画を見てみたいものですね。
　どこにあるのか……ワシントンかＮＹのメトか。

「とおすぎまスよぅ」

　雲の上の画ですねえ……。

ゲーセンの星？

　前回からの続きでございます。
　私はなぜ、バナナキューピーに手を出さなかったのか……
　それは、この、大量のリラックマさんたちを
　見てしまったからなのです。
　どうせならバナナよりリラックマが欲しい、と。

「くま！　くま！　しんせき！！」

　でも、結局ゲームに挑戦はしませんでしたけど。

「えー、なんででスかァ」

　だってゲーム下手という自覚がありますから。
　こんな大きなの、取れません、とてもとても。

「ふえ？　おっきなの、ネラおうとしたのでスか……
　それはむちゃでス」

　君子、ゲーセンに近寄らず。

「じゅうぶんチカヨってるでスよぅ」

〈たらこ〉から〈バナナ〉で、でスか？

「わっ、ばなな？　ネーさ、これなにでスか」

　ゲームセンターの店頭で発見しました。
　　　《バナナキューピー》
　なのだそうです。たらこの時代はとうに終わり、
　いまはバナナなのですね。
　通りがかりの女子高生さんたちは、
　あーバナナキューピーがいるぅ～と言ってました。
　
「ばなな……たらこもヘンでスけどォ、ばなな…」

　あんまり良い出来ではありませんでしたので、
　私は手を出しませんでした。
　お顔のプリントがね、どうも安っぽくて。

「ネーさはゲームへたぴぃでスもんね」

　認めます。
　でも、それ以上に……
　理由の解明は、次回につづく！！

「ケチぃ！」