LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:また長めのローカル飛び

2012-04-24 | Flight Log (機長)
この日も軽くVFRで飛ぶことにした。愛機グラマンに乗り込んでエンジン始動、プライム2回。そしてランナップエリアで暖気。すると目の前でCessna Citation ExcelがTaxi-way Aを逆行、そしてタワー前で停止した。なんだろう?と思っていたが、なにやらジェットエンジンの出力を上げて轟音を立てている。 ジェットエンジンの排気臭が凄いので、ランアップをさっさと終わらせて離陸することに。 . . . 本文を読む

フライトログ:Hobbsを見たら2時間経過してた

2012-04-22 | Flight Log (機長)
私事でも仕事でも忙しく、自由になる時間が少なくなってきた。サンタモニカ空港に立ち寄る頻度も2年前の半分。なんとなく欲求不満が溜まっている。2、3時間自由になる日を見つけ、軽く飛びたいと思った。IFRで雲に入りたいとか贅沢は言わず、VFRで空に浮いていた。ただそれだけ。 サンタモニカ空港に到着、愛機のキャノピーを開ける。先日の注油効果てきめん、非常に滑らか。エンジンオイルは5クオーツちょっとだが、 . . . 本文を読む

フライトログ:キャノピーレールに潤滑油を注す

2012-04-20 | Flight Log (機長)
最近キャノピーの開け閉めが重くなってきた。潤滑油を注さないといけないなと思い、とりあえず電動ドリルのメンテナンス用の油を持参、空港に向った。キャノピーを全開にし、キャノピーレールの汚れを拭き取り、潤滑油を注す。これを2、3回繰り返した。効果は絶大、もっと頻繁にやった方がいい。キャノピーが片手てスーっと軽く開け閉めできる。そして、ふと空を見上げると快晴。飛ぶしかない。 飛ぶ前に当然機体チェック。オ . . . 本文を読む

フライトログ:雲の傘の下を飛ぶ

2012-04-18 | Flight Log (機長)
愛機グラマンのオイルレベルをチェック。5クオーツだが、気温が16度、露点温度5度という天気では問題ないだろう。昨日までの嵐の影響があり、低気圧が通過しきっていない。比較的強い風が吹いていた。海上はかなりのシケ。雲は5000−8000ftくらいにScattered-Broken。雲の間から日差しがあるが、ロサンゼルスは雲の傘の下に入っている感じ。一部の山沿いはOvercastだった。気持 . . . 本文を読む

Short Brothers Tucano!

2012-04-16 | 航空関連エッセイ
いつものように、サンタモニカ空港の敷地内を自分の車で散策。高級FBO Atlanticの駐機場にはEclipse Jet、Embraer Legacy、Challengerなど、色々な機体を見かけた。その中で、風変わりな機体が目に入ってきた。タンデム2座席のターボプロップで、軍用練習機に見える。塗装は訓練機のままだが、Atlanticに駐機してあるということは完全に民間の自家用機。一瞬Pitatu . . . 本文を読む

フライトログ:FAR変更、IFR Currency 維持のハードルが上がったようだ

2012-04-15 | Flight Log (機長)
以前は半年IFR(Simulated Hood or IMC, 6 approaches, holding, tracking in 6months)を飛ばなくても、Safety Pilotを乗せるなどして更に半年以内に上記必要事項を満たせばIFR Currencyが復活した。AOPAの情報で知ったのだが、この半年の猶予期間がなくなってしまうようだ。つまり、半年間で6回のアプローチ、ホールディング . . . 本文を読む

iPhoneにもナビゲーションソフトを入れてみた:使い心地は?

2012-04-12 | 航空関連エッセイ
ForeFlight、WingX Pro、Garmin、JeppesenなどがiPad用の航空用ナビゲーションソフトを提供している。どのソフトも無料から1ドル程度と安いが、年間契約料が高い。とは言っても、その内容から考えれば、ForeFlightやWingXの数十ドルから200ドル程度の契約料は破格といっていい。Garmin、Jeppesenなどの老舗は高く、特にFAA承認のJeppesen Di . . . 本文を読む

Piper WarriorでIFRフライト

2012-04-11 | Flight Log (同乗飛行)
パイロット仲間のKobaさんがIFRでPiper Warrior / PA28を飛ばすということで、セーフティパイロットとして同乗することに。機体はいつもの45G、PA28、操作系のバランスも良く、エンジンも絶好調な機体。 トーランス空港のFuel Pit前でグランドコントロールを呼び、Tower Enroute Control IFR to Chino Airport/CNOをリクエスト。ラン . . . 本文を読む

フライトログ:飛行中にドアが開いたんで帰還することに

2012-04-10 | Flight Log (機長)
自宅や職場からサンタモニカ空港までは車で10ー15分程度と非常に便利だ。ただ、月に2、3回赴く出張先の職場からロングビーチ空港やトーランス空港までは非常に近い。ちょっと長めの昼休み、吸い寄せられるようにトーランス空港に向かい、ランチを摂る代わりに空を飛ぶことに。飛ばす機体はセネカII。 空港に到着すると、見知らぬメカニックがセネカIIのドアのラッチを修理していた。修理はすぐ終わり、空に上がること . . . 本文を読む

フライトログ:Pitot Static Inspection完了。テストフライトへ。

2012-04-07 | Flight Log (機長)
夜のサンタモニカ空港に立ち寄ってBerlin Avionicsの前に愛機グラマンを駐機しておいた。翌日の空いた時間にPilot static inspectionをやってもらう約束をしていた。ちょっと時間がかかるかなと思っていたら、早朝からinspectionにとりかかり、午後には完成、夕暮れまでにはログブックのサインも終わった。これで3月31日で切れていたPitot Staticが復活、合法的に . . . 本文を読む

Pitot Static Inspection

2012-04-04 | 航空関連エッセイ
一昨年の3月にPitot Static Inspectionを行っているので、先月31日付けでPitot Static Inspectionの有効期限が切れた。IFRでの飛行をするには24ヶ月毎のテストが連邦航空法/FARで義務づけられているので、4月に入ってからは全くグラマンを飛ばしてない。ただ、本当にVFRも飛べないのだろうか?と思い、久々にFARの本をじっくり開いてみた。 Pitot St . . . 本文を読む