LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

無線交換

2013-01-27 | 航空関連エッセイ
あまりにも音質が悪いパネルマウントの無線。Com1に使っているのがCollins VHF250という骨董品のようなモデル。Nav1はVIR350という同年式のもの。VHF251というモデルなら時々現役で使われているのを見かけるが、250は本当にみけけない。流石に古く、音質も最悪。直せばいいじゃないかと思うかもしれないが、このような旧式の航空無線は簡単に直らない。当時のものを直すくらいなら、新しいの . . . 本文を読む

フライトログ:手に汗握るほどの不安定な気流

2013-01-26 | Flight Log (機長)
天気は完全なovercast、でも雲は高め。カリフォルニアを含め、近隣州にAIRMET Tが出ており、天気は下り坂。アイダホ州、ユタ州、アリゾナ州などの近隣の州ではConvective outlookが出ている。PIREPsでもTurbulenceのレポートがあるが、数千ftから1万ft以上で旅客機からのもの。ただ、地上はまったく平穏そのもの。低高度を軽く飛ぶには問題ないだろうと思った。オイルは当 . . . 本文を読む

フライトログ:オイル交換終了

2013-01-22 | Flight Log (機長)
先日Bills Air Serviceに電話し、オイル交換をお願いしておいた。すでに終了しているはずで、空港に向かって確認してみた。オイルは6クオーツ弱、透明で綺麗。こうでないといけない。前回はかなり長め(25時間きっちり)の間隔だったので、今回は汚れが出てきたらすぐにオイル交換する予定。燃料は少なめで、給油をすることに。エンジンを始動してTaxi way Aを通ってFuel pitへ。そして16 . . . 本文を読む

フライトログ: 最高の夕焼け

2013-01-18 | Flight Log (機長)
夕暮れ時のフライト。オイルは5クオーツ、真っ黒。前回オイル交換はAnnual inspectionだったから、Tach Timeで計算して24時間弱も飛んでしまった。これだけオイル交換の間隔が長くなったのは初めて。すぐ交換したいところだが、ちょっとしたローカルフライトならいいだろうと飛ぶ事に。ただ、次回オイル交換の間隔は短くして、エンジンの汚れを洗い出さないといけないと思った。エンジン始動、ランナ . . . 本文を読む

フライトログ:風が強い日に

2013-01-15 | Flight Log (機長)
夕暮れのサンタモニカ。気温が下がって来ているのに風が強め。なんとなく天気が崩れていきそうな空。本当は沈む夕陽が見たかったが、離陸する頃には完全に日没となってしまった。プリフライトを行い、オイルチェック。5クオーツしかないが、気温が低く問題ない。エンジン始動、ランナップエリアへ。風もあり、日没後、飛んでいる自家用機は少ない。いつもより暖気が短めでランナップ開始。普段なら地上でプロペラが回るのを見てい . . . 本文を読む

フライトログ:なかなか幻想的

2013-01-07 | Flight Log (機長)
また冬の寒空に引き寄せられ、空港にやってきた。愛機のオイルレベルは4.5クオーツ。流石にを1クオーツ足した。エンジンを始動、ランナップエリアやってきたが、自分一人だけで誰もいない。気温13度、空は黄昏れ、風が吹き、もっと寒く感じた。なかなかエンジンが暖まらないが、急いでないので気長に待つ。年末のこの時間帯にサンタモニカ空港で自家用運行して楽しんでいる機体など少ない。 ランナップの後にRwy21へ . . . 本文を読む

フライトログ:冬の夕暮れ時

2013-01-04 | Flight Log (機長)
すでに夕暮れ時、気温は15度。体感温度はさらに低かった。グラマンを飛ばす至適温度。さっそく愛機の係留を解いて空に舞い上がる。離陸する頃には気温14度、露点温度はマイナス3度にまでなっていた。北風が吹いており、日中はかなりgustyだった。この時もgust 15ktというATIS。機体のプリフライトを行う。オイルは黒いので要交換、油量は5クオーツだが、この気温でローカルフライトなら問題ない。ランナッ . . . 本文を読む

Happy New Year

2013-01-01 | 航空関連エッセイ
2012年を一言でまとめると、飛行機遊びが思う存分できなかった年。ログブックに記載した飛行時間は100時間ちょっと。最盛期は250時間/年くらいログしていたから、実に半分以下。それと反比例して、乗客として旅客機に乗った距離は15万マイル/年、時間にすると200時間以上。出張が多すぎて週末にじっくり愛機を飛ばす時間がなかったというのが理由だろう。 さりとて、思い返せば色々な事があり、様々な事に気付 . . . 本文を読む