LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:新しい駐機スポットはいい

2017-12-31 | Flight Log (機長)
すっかり寂しくなったサンタモニカ空港。北側に並ぶジェット機が2-3機という、見たこともない光景。この最悪の事態の中、唯一とも言える良かった事は、新しい駐機スポットだ。いままでの駐機スポットも便利で気に入っていたのだが、そこから追い出されてやってきた今のスポットは落ち着いていて良い。何より、整然と並ぶ機体の後ろには綺麗な植え込みがあり、愛機の後ろにはカリフォルニアらしいブーゲンビリアの花が咲く。これ . . . 本文を読む

フライトログ:お決まりのIFRコース

2017-12-27 | Flight Log (機長)
仕事を終えて、サンタモニカ空港へ向かった。今年はどんなに飛んでも、おそらく年間飛行時間が50時間に満たない。とにかく飛べる時に飛ぼうと、愛機に乗り込みエンジン始動、ランナップエリアに向かい、Right turn at shore lineで離陸。Stay off shoreと管制官に言われた。反対方向から空港に進入してくるトラフィックと距離を取るのだろう。十分に海上に出て、その機体と距離を置く。す . . . 本文を読む

フライトログ:短くなった滑走路

2017-12-26 | Flight Log (機長)
サンタモニカ市の愚行による空港の滑走路短縮工事が予定より1日早く終了。かなり突貫工事的で、タクシーウェイの構造など、極めてわかりにくい。この日も混乱する機体がおおかった。自分にとって、空港再開後の初フライトとなる。 この日はベイエリアからAKさんが愛機DA40を駆ってLA入りしていた。テキスト交換し、エルモンテ空港で待ち合わせることに。とりあえず空港到着。AKさんが飛来しているトーランス空港はI . . . 本文を読む

サンタモニカ空港にスーパーコブラ飛来

2017-12-14 | 航空関連エッセイ
サンタモニカ空港5000ft滑走路が使える最後の日、FBO Atlantic Aviationの駐機場から大型ビジネスジェットが完全に消えた。初めて見る光景。残るジェット機は小型のCitationやBeechjetだけ。それらも翌日の空港閉鎖を控え、数機ランプにいるだけ。そんな寂しいサンタモニカ空港に、珍しい機体を発見。米国海兵隊のAH-1W SuperCobraが2機飛来していた。車でAtlan . . . 本文を読む

フライトログ:サンタモニカ空港5000ft滑走路の最後の姿(動画)

2017-12-13 | Flight Log (機長)
間も無くサンタモニカ空港が一時閉鎖になる。その前に、5000ft滑走路の姿を撮影しておきたかった。撮影には完璧な夕暮れ時、Magic Hour。さっそく機体に乗り込んでエンジン始動、そしてタクシーアウト。そしてランナップの後に離陸。Right turn at shore lineでの離陸。海岸線に出ると非常に綺麗な夕日だった。そのままマリブ近くまで飛び、反転して3500ft special fli . . . 本文を読む

さようなら、ハリソンフォードのサイテーションソブリン。

2017-12-12 | 航空関連エッセイ
サンタモニカ空港の滑走路短縮化の影響で、多くのビジネスジェットたちがこの空港を去る。その中でも象徴的な1機、大統領専用ヘリコプター Marine Oneのような塗装のCessna Citation Sovereign、ハリソンフォードの機体。12月11日にハンガーから外に出され、12日にサンタモニカ空港から出ていくようだ。Santa Monica Airport Association(SMAA) . . . 本文を読む

サンタモニカ市の愚行に翻弄されない飛行機乗り達

2017-12-10 | 航空関連エッセイ
先日、突然サンタモニカ空港から電話が入った。機体のタイダウンスポットを動かして欲しいとのことで、一週間以内に他のスポットへ移動するようにとのお願い(指示)。いくらなんでも突然すぎじゃない?と思ったが、滑走路短縮化工事の予定変更で、いま愛機ボナンザを繋留している場所はランナップエリアになってしまうそうだ。突然の工事計画変更。思えば、Lower South East Tie Downエリアがサンタモニ . . . 本文を読む

フライトログ:またフレンチバレーまでクロカン飛行

2017-12-09 | Flight Log (機長)
今日は完全にオフの日なので、クロスカントリーフライトをすることに。サンタモニカ空港に到着し準備をしていると、バロンとムーニーを持つ斜向かいのパイロットが登場。いつものように立ち話しになったが、話題は滑走路短縮のことなど。彼はバンナイス空港にもハンガーがあるので、最終的にはそっちに逃げるかもしれない。 この日は同乗者もいたので、プリフライトを終えて空港外までお迎えに。そして機体に戻り、繋留を解き、 . . . 本文を読む

セスナの新しいモデル、SkyCourier 408

2017-12-01 | 航空関連エッセイ
気になるGeneral Aviation Aircraftが発表された。Cessna SkykCourier 408という双発ターボプロップ。Cessna Aircraft Companyを所有する親会社のTextron Aviationは、Beechcraftを買収している。つまり、その傘下に双発ターボプロップの代名詞とも言える、ベストセラーのKing Airシリーズを持っているわけだ。 今回 . . . 本文を読む