パイロット仲間のKobaさんがIFRでPiper Warrior / PA28を飛ばすということで、セーフティパイロットとして同乗することに。機体はいつもの45G、PA28、操作系のバランスも良く、エンジンも絶好調な機体。
トーランス空港のFuel Pit前でグランドコントロールを呼び、Tower Enroute Control IFR to Chino Airport/CNOをリクエスト。ランナップでクリアランスをもらい、Fly runway heading, intercept LAX 170 radial, LIMBO intersection, V64, SLI VOR, V8, PDZ VOR, Directというコース取り。1、2分の待ち時間で離陸することに。この日は管制官が訓練生で、IFRリリースとVFRトラフィックパターンの機体の捌きがわるく、Supervisorが割り込んできてこちらに離陸準備及び離陸許可を出してきた。VFR機はダウンウィンドを延長させられたり、1機はRwy29Lに振られていた。こちらはRwy29Rから離陸、すぐにSocal Departureへハンドオフ。1000fpmくらいの力強い上昇、飛行機のエンジンというのはこうじゃないといけないと思うほどスムーズ。感覚的には最新型のセスナ172SPで飛んでいるくらいの力強さを感じる。そして一気に5000ftまで上がった。V64を通らずにDirect SLIとの指示、ショートカットさせてくれた。SLIから先は指示通りの順調な飛行。コロナ空港の上空を過ぎたくらいで4000ftに降下を指示された。それから、PDZ VORを080 headingでdepartしろとのこと。CNO ILSをインターセプトするのにかなり東まで飛ばされる。リバーサイド空港の横を越え、やっと左ターン開始。そしてILS Rwy26Rへとレーダーベクター開始。難無くアプローチ終了、着陸となった。Safety Pilotと言っても乗客に等しく、全ての操縦や操作はKobaさんが1人でやっていた。Single Pilot IFRと言っていい出来。
そのままNorth Westのハンガーに向った。空港外にカフェがあるとのことでで、ゲードを出てそれらしき建物を探す。カフェと思われる建物の中に入ると、ファンキーなTシャツを着たお婆ちゃんウェイトレスが店内を忙しく動きまわっていた。地元民が集うという感じで、お洒落度はゼロ。空港併設カフェとしては雰囲気がいい。
短時間の休憩の後に帰路につくことに。帰りもTower Enroute Control IFR。チノ空港クリアランスを呼び、TEC IFR to Torrance Airport/TOAをリクエスト。すぐにクリアランスが返ってきたのには驚いた。メモる準備などできてないってのに。Fly heading 260, V394, SLI, Direct、記載すれば単純なもの。ただ、V394はPOM VOR187で飛び、SLI 058の交点で右に旋回してSLI 058に乗るというコース取りになる。つまり、Heading260で飛んでPOM187をインターセプト、そのまま南下してSLI058をインターセプト、そして西に飛ぶというクネクネコース。すぐに離陸許可が下り、勢い良く上昇していく。燃料を消費したせいか、行きよりも機体が軽い、そして速度が出ていた。途中heading 240でV394をインターセプトしろと近道を指示され、そしてSLI058/POM187に到着するまえにDirect SLIと更なる近道許可。あとはいつも通りにロングビーチ沖の海上でトーランス空港ILS29Rへのレーダーベクター、そのままアプローチを打って着陸となった。
隣に乗っていただけだが、Tower Enroute Controlで飛ぶ短距離のIFRは色々と動きがあって面白い。
最近、ACTUALから遠ざかている気がするので、次はマリンレイヤー位の軽いIMCでも飛びたいと思います。
KCNOのカフェ、また訪れてみたいですね。今度はCNO待ち合わせしませんか?
渋いフライトでした。このクラスの機体でSingle Pilot IFRをしていると暇になっちゃうくらい楽勝のフライトでしたね。あとちょっとでJune bloomのシーズン入り。毎朝マリンレイヤーが出ますから、Actual Time稼ぎに最適ですね。是非ご一緒しましょう。あとVFRでCNO待ち合わせという企画もしましょう。