LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:雲を見つけたので

2016-08-29 | Flight Log (機長)
週末の朝、軽く飛ぶことにした。ブレーキの修理を終えてから機体は快調なのだが、既に漏れ出して床に溜まったブレーキオイルがチョロチョロと胴体下面に染み出してくる。頻繁に掃除しないといけない。 天気はちょうどBroken 800ftくらいの雲が晴れ、Scatteredになり始めた。一斉にVFR機が離陸していった。本来IFRでactual IMCを狙っていた自分にとっては不幸だ。こちらもランナップ、そし . . . 本文を読む

フライトログ:休日の仕事の合間に

2016-08-21 | Flight Log (機長)
休日に仕事が入っていた。ただ、Kobaさんやヨシ君らトーランス空港のパイロット達が集合するようだったので、自分も合流することにした。仕事の合間、サンタモニカ空港に向かう。空港に到着して最初にやったのは、液体ワックスクリーナーで拭き掃除。胴体下面とVテール上面以外は全部磨いた。その後、エンジン始動、ランナップへ。ピカピカの機体は気持ちがいい。 この日の気温は25度。ランナップの後にRt turn . . . 本文を読む

フライトログ:今日も飛行機通勤

2016-08-19 | Flight Log (機長)
趣味と実益を兼ねて、今日も飛行機を使った通勤。ロングビーチにある出張先の職場までひとっ飛び。明け方から早朝は雲っていたので、IFRで飛ぶかとも思っていた。ただ、空港に到着すると晴れてきていた。これはさっさとVFRで飛んだほうがいい。 機体カバーを外していると、朝早くから向かいのハンガーのEdが登場した。挨拶して立ち話しをすると、今日はセスナ310のワックスがけをするそうだ。Cherokee、Ar . . . 本文を読む

ブレーキマスターシリンダーが壊れたかも

2016-08-17 | 航空関連エッセイ
愛機を磨きに空港へ。機体カバーの一部をはがし、部分ワックスがけでもしようかと考えていた。ところが、見慣れないオイルの滲みを発見。駐機スポットのアスファルトの上にオイル溜まりができていた。オーナーなら見たくない光景。すぐにエンジンを疑い、カウルを開けてみる。ところが、耐空検査を終えたばかりのエンジンルームは乾ききっていて、オイルの滲みすらない。次に考えられるのはブレーキ系。ブレーキオイルのリザーバー . . . 本文を読む

フライトログ:サンタモニカ空港〜トーランス空港 往復IFRフライト(動画)

2016-08-08 | Flight Log (機長)
1500ftくらいのovercast cloudsがロサンゼルスの空を覆う、完璧なIFRフライト日和。サンタモニカ空港に到着すると、Mooney Ovation3とPressurized Baronを飛ばすER DoctorのKHがいた。これからベーカーズフィールドの病院で仕事があるらしく、愛機Mooneyで飛んでいくらしい。仕事で飛行機を使う彼は、年間300-400時間くらいの飛行時間で、総飛行 . . . 本文を読む

フライトログ:6000-8000ftくらいを飛ぶと最高だ

2016-08-04 | Flight Log (機長)
土曜日の朝、なんとなくぼんやりした天気。ATISではsky clear visibility 10smとのことだが、上空を見上げるとhazy。地上で水平方向の視程が10nmだが、垂直方向では2000ft overcastの天気のようだ。機体カバーを外してプリフライトインスペクション開始。この日はお隣さんのベージュと白のPressurized Centurionが、珍しくフライトの準備をしていた。そ . . . 本文を読む

フライトログ:強烈なtemperature inversion

2016-08-03 | Flight Log (機長)
かなり暑い日、サンタモニカ空港に向かった。Annual Inspection終了後、機体にカバーがかかっていない状態だったのが気になっていた。機体カバーはショップに預かってもらったまま。最初にショップに立ち寄り、大きな箱二つに分けて保管されたカバーを受け取る。そのままカバーするわけにはいかず、最初に機体を拭き掃除することに。とくにウィンドシールドの砂汚れは綺麗に取らないといけない。 1時間くらい . . . 本文を読む

フライトログ:行ったり来たり

2016-08-01 | Flight Log (機長)
今日はロングビーチ空港まで飛行機での通勤。早朝のサンタモニカ空港に到着。プリフライトを終え、機体に乗り込みエンジン始動。一番東側のハンガーのドアが全開で、機体誘導用の線を舗装路の上に引いていた。それを邪魔しないよう、左ターンでTaxi way Aへとタクシー。ランナップの後に離陸。Short finalにガルフストリームがいたので、rolling take offにした。 Annual insp . . . 本文を読む

アメリカらしい

2016-08-01 | 航空関連エッセイ
サンタモニカ空港で離陸待ちの列に並んでいた時のこと。サイテーションソブリンのパイロットからFAAグランドコントロールに無線で問い合わせがあった。グランド周波数にいる皆が聴いていた。パイロットによると、乗客の一人がガーメントバッグ(大事なスーツが入っていたようだ)を忘れてしまい、FBOの車で機体とどけてもらいたいとのこと。Active Taxiwayでジェットエンジンを回して離陸待ちをしている機体な . . . 本文を読む