LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

お互いの機体に招待し合う・第二話

2009-08-31 | Flight Log (同乗飛行)
前回日記からの続き。Grumman AA1の右席にKさんをご招待してひとっ飛びしてきた後、今度はKさん操縦のセスナ150の右席にご招待にあずかった。飛行機を取っ替え引っ替え、気軽に遊んでいる感じがいい。普段セスナ172を飛ばすKさんだが、ローカルフライトで遊ぶ為に、このセスナ150も飛ばすようになったらしい。 私は自家用免許をセスナ172Pで取得、PICクロカン時間付けはセスナ172Rとセスナ1 . . . 本文を読む

フライトログ:お互いの機体に招待し合う・第一話

2009-08-30 | Flight Log (機長)
いつものように特に目的地も決めず、ただ飛ぶということだけが決まっていた。サンタモニカ空港に向かい、機体のプリフライトを開始。とりあえずトーランス空港からコンプトン空港にでも向かい、給油しながら色々と考えようと思っていた。 サンタモニカ空港 Rwy21から離陸、Right 270 at shoreline Departureで順調に高度を上げた。ここで携帯が鳴り、画面を見るとパイロット仲間のKさんが . . . 本文を読む

フライトログ:化け物のような飛行機達とフォーメーションフライト

2009-08-28 | Flight Log (機長)
普段は早朝から空港に行くことが多いのだが、この日は昼過ぎにサンタモニカ空港に顔を出した。ヒヨコこと愛機グラマンのタイダウンを解き、オイルを足したりプリフライトチェックしたりしながら、今日はどこに飛んでいくかなどと計画を立てていた。自分の駐機スポットからはサンタモニカ空港Rwy21のファイナルがよく見渡せるが、友人パイロットのド派手な機体、Harmon Rocket IIがちょうど着陸してきたのが見 . . . 本文を読む

セスナ172にはちょっと酷な、High Density Altitudeのビッグベアー

2009-08-27 | Flight Log (機長)
平日の夕方、A先生の操縦するセスナ172で夕暮れ時のクロカン飛行に出かけることになった。目的地はBig Bear Airport、夏場にピストンエンジンで行くには辛い高地にある空港。本当は空港カフェで夕食をとり、そのまま帰還という計画だった。ただ、もしかしたら雲が出てくるかもしれないという心配もあり、天気次第では着陸してすぐに帰ってくるとう可能性もあった。 18時くらいにサンタモニカ空港に到着、 . . . 本文を読む

フライトログ:エルモンテ空港まで初のIFRフライト

2009-08-25 | Flight Log (機長)
エルモンテ空港(El Monte Airport / EMT)には何度も下りているが、IFRで向かった事は一度もなかった。山の近くにある空港ということと、non-precision instrument approachしかないことから、Hard IMCの時には下りたくないということが今までVFRでしか飛んだことがなかった理由。この日はkobaさんとエルモンテ空港のカフェで昼食をする事になっており . . . 本文を読む

フライトログ:Grumman AA1でクロスカントリーフライト

2009-08-24 | Flight Log (機長)
ある意味低性能機であるGrumman AA1を飛ばすようになって3ヶ月。そんな機体を楽んで、Actual IMCのレグのあるIFR Flightは18回も飛んでいるし、VFR Localも何本も飛んでいる。ただ、巡航速度が遅いのでクロカンフライトは2本!!しか飛んでいない。 そんなわけで、この日は短めのクロカンフライトに出かけることにした。この日はロサンゼルス全空域の視程が悪い。In fligh . . . 本文を読む

フライトログ:サンタモニカは遠かった Part3 最終章

2009-08-20 | Flight Log (機長)
3日前の夜、霧の為にInstrument Approachでもサンタモニカ空港に着陸できなくなり(この日の夜は誰も下りれなかった)、仕方なくMiseed Approachを打ちヴァンナイス空港にダイバート、機体を残してタクシーでの帰還となった。 この日はヴァンナイスに置き去りにしてきた愛機を取りにいくことにした。霧が出た3日前の夜も、車でヴァンナイス空港まで迎えにきてくれると申し出てくれた友人の . . . 本文を読む

フライトログ:サンタモニカは遠かった Part2

2009-08-19 | Flight Log (機長)
前回の日記の続きになる。サンタモニカ空港の天気がどんどん悪くなり、最新のSpecial Weather ObservationではVOR-A ApproachのMinimum以下になっているようだった。トーランス空港のグランドコントロールにコンタクトしてTower Enroute Clearance to Santa Monica / SMO をリクエストした: fly runway head . . . 本文を読む

フライトログ:サンタモニカは遠かった Part1

2009-08-18 | Flight Log (機長)
何か理由を見つけては空を飛びたい私だが、この日もトーランス空港に立ち寄る理由があったので、仕事帰りひとっ飛びする事にした。夕方6時過ぎ、職場からそのままサンタモニカ空港に向かった。海岸線にはマリンレイヤーが入ってきており、こちらがエンジン始動してランナップエリアに行く間に、どんどんと雲が内陸に入って来た。ものの10分で空港上空を雲が被い、IMCとなってしまった。なんとかSpecial VFRで下り . . . 本文を読む

フライトログ:軽い目的を持ったフライト

2009-08-16 | Flight Log (機長)
空を飛ぶということが目的で空を飛ぶ事が多いが、この日はちょっと違った。まずトーランス空港のEast T HangerにあるR氏をたずね、Grumman AA1のエンジンログブックを置いてこないといけない。先日の整備の内容を記載してもらう為だ。その後、エルモンテ空港のO氏のハンガーにうかがい、預かってもらっているAA1関連グッズを受け取るという予定。車で移動したら何時間もかかるが、飛行機なら一瞬の行 . . . 本文を読む

フライトログ:オイル交換と整備の為にトーランス空港入り

2009-08-14 | Flight Log (機長)
この日はオイル交換と軽整備の為にトーランス空港(Torrance Airport / TOA)の友人メカニック兼インストラクターのR氏のハンガーを訪問することになっていた。オイルクーラーを兼ねたオイルストレーナーしか着いていないこの機体ではTach Timeで25時間毎のオイル交換をするつもりでいるのだが、前回オイル交換から27時間くらいたってしまっていた。ちなみにHobbs Timeでは前回オイ . . . 本文を読む

フライトログ(動画):Grumman AA1で初のナイトフライト

2009-08-12 | Flight Log (機長)
完全に日も沈みかけ、黄昏時の空。この時間から離陸すれば完全にナイトフライトになるなと思っていた。このGrumman AA1という機体でナイトフライトをしたことがなく、機内照明などの装備に少し不安があった。ただ、ナイトフライトの装備について試してみるなら、本格的なナイトフライトをするよりも黄昏時に飛んで確認したほうが良いと考え、軽く飛んでくることにした。もしナイトの装備が不十分だなと思うなら、空が完 . . . 本文を読む

車輪止め

2009-08-11 | 航空関連エッセイ
サンタモニカ空港のランプには"SMO"とペンキで書かれた共有の木製車輪止め(チョーク)があり、皆がそれを使っている。中には自分の機体番号をペイントした”マイチョーク”を使っている人もいる。自分の場合は空港から提供された木製チョークを使っていた。 そんな中、Experimental機 Velocityのオーナーパイロットで空つながりでいつもお付き合いさせてもらっているOさんが、わざわざ丁寧な塗装を . . . 本文を読む

フライトログ:夕暮れ時、雲を求めてのフライト

2009-08-09 | Flight Log (機長)
この日は午後6時くらいからのフライト。丁度よい感じでマリンレイヤーが出始めていた。夕暮れ時のマリンレイヤーの上を飛ぶのは最高で、サンタモニカ空港周辺はVFRだったが、南に行けば雲が内陸まで入っていそうだった。早速雲を求めてなんかすることにした。 エンジン始動、South-east Runup Areaに向かい、Rwy21からVFRで離陸することにした。Right 270 departure at . . . 本文を読む

フライトログ:雲が出ていたのでフライトに

2009-08-08 | Flight Log (機長)
フロリダまでの出張を当日に控えた週末の午後、空を見上げると良い感じの雲が出ていた。薄い雲ながら何層にもなっており、かといって天気は荒れているというわけじゃない。まさに突き抜けて遊んでくれと言わんばかりの雲。飛ぶしか無いと思った。 この辺りの空域に慣れたパイロットの中には、低い雲が比較的少ないサンタモニカ空港(Santa Monica Airport / SMO)の東側に向かったRwy3からSpe . . . 本文を読む