F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

ウロウロヨロヨロ旅-九州編第31日-2 飫肥城下町

2015年11月20日 09時35分26秒 | 旅行記
イモ洗いで有名な猿がいる幸島。



歩いて行けそうですが、船をチャーターしないと渡れません。



国道448号線は平成24年の大雨の被害で一部不通、強烈なう回路で日南市へ。

宮崎県で唯一100名城に選ばれている飫肥城のある飫肥(おび)にやってきました。現在では日南市の一部です。

関ヶ原以来改易のない伊東家の城下町でした。一つの家が長く続いた城下町は今もしっかりと名残が残っているような気がします。



歩いていける距離にある7カ所が見学できるチケットを購入。610円。

まず腹ごしらえ。飫肥はさつま揚げのような「おび天」が名物です。おび天うどん。讃岐うどんと比べればコシがなく、エッジが立っていない。おび天もシコシコ感のないさつま揚げ。でも美味しくいただきました。





飫肥城。



大手門。(推察で復元)



特徴は城内に杉が多いこと。





登るとほとんどが小学校の敷地。



藩主の屋敷であった建物。(復元)





サウナ付き。



水の注ぎ口。珍しい。



本丸跡も杉林。



日露戦争の講和を行い、ポーツマス条約を締結した外務大臣小村寿太郎は飫肥の町役人の出身。

生家。





記念館。







撮影できるのはこれだけ。



吉村昭氏の「ポーツマスの旗 外相 小村寿太郎」は一人の人物がいろいろな面を持っていると感心した本でした。

廃藩置県後、旧藩主の屋敷であった豫章館。











上級藩士の屋敷。





など石垣の残った城下町、武家屋敷を散策。重建伝のなかでも大変質の良いところでした。


ウロウロヨロヨロ旅-九州編第31日 都井岬

2015年11月20日 09時15分00秒 | 旅行記
11月19日(木)、道の駅「くにの松原おおさき」で起床。やっと雨が止みました。

くにの松原キャンプ場をのぞいてきました。



松原。遠くから見ると枯れた松が目立ちました。



そして宮崎県に入り、都井岬へ。

江戸時代、鍋島藩の軍用馬牧場で軍用にも農業にも使われなくなった馬が野生化して現在に至っています。



小柄で昔の武士の体格に合っていたのとのこと。







ビジターセンター。ほかに客なし、学芸員の方が丁寧に説明してくれました。オス1頭、メス数頭でハーレムを作ること、若いオスは固有の群れをつくり、ハーレムのオスに何度も挑み、とってかわることなど面白い話がいっぱいありました。



御崎の模型。草地は1/5ぐらい。



剥製。



これも。



本日現在96頭。ほぼこの水準で維持されているそうです。エサはやりません。1年に一度健康チェックなど、DNA鑑定で正確な家系図ができているそうです。



ソテツ自生地の北限。御崎神社。









都井岬灯台。





初点灯は昭和4年。



展望台とつなっがています。



階段も広くて緩やか。



遠くに高畑山のレーダーサイトが見えていました。



草地にある筋は馬道。自然に踏み固められたもの。



馬に別れを告げて次に。