F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

春隣(はるどなり)

2011年01月29日 14時05分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

車の中で聞いたラジオに俳人の方が出ていて、冬の季語に「春隣」があるという話しをしていた。「氷」とか「霜」とか寒そうなものではなく、まさに、春が近いことを感じさせる季語です。畑に出て、春隣を探したが、まだまだ寒く、去年植えた梅の苗木の芽が膨らみかけたのが見つかっただけでした。まだまだ、春近しとは言えないようです。ネットで句を探すと「座布団のいろのさまざま春隣り」と言うのがありました。(言の葉桜月夜のブログから引用させていただきました)早く、縁側の陽だまりの座布団に春を感じるようになればと思います。

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読書記録007「鎌倉河岸捕物控(6)-引札屋おもん」

2011年01月29日 13時48分35秒 | インポート

江戸で著名な岡っ引き、金座裏の宗五郎の後継者「政次」の成長物語を大きなうねりにし、各巻のストーリー、短編ごとに終結するストーリーがきれいに絡み進んでいく。本巻は、江戸時代の広告チラシである引札をデザイン、描くおもんと老舗酒屋の主人清蔵の恋物語。無言で別れたほうがよいと示唆されたおもんのとる行動が哀れである。

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釣りの準備

2011年01月27日 09時28分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

このところ天気はいいのですが、寒い。特に島の家は断熱を考慮していない純日本家屋なので、日の当たらないところでは想像以上に寒く感じます。はっさくの収穫が一段落しましたので、何かと理由をつけて、本宅でぬくぬくとしています。

いろいろ遊ぶ準備を進めていますが、そのひとつとして、「アジング」、「メバリング」といわれる、海でのルアーフィッシング用のさお、リール、疑似餌を購入しました。”I"島は、いいスポットが何ヶ所かあるので、もう少し暖かくなると出動しようと思います。と言ってもずぶの素人ですので、朗報をお知らせできるのは相当先のことでしょう。

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"I"島の街路樹

2011年01月27日 08時53分31秒 | インポート

"I"島は、柑橘の島であり、レモン谷やシトラスパーク(シトラス=citrus=柑橘)があります。道を歩いていると手を伸ばせば届くところにいろいろな種類の柑橘類があります。その上、車道と歩道の間にある分離帯の街路樹にも柑橘類が植えられています。常緑樹であるとともに実を付けるので、今の季節はいい感じです。

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排気ガスに晒された実が最後はどうなるのかわかりませんが、おそらく、鳥のえさになるのでしょう。


大とんど

2011年01月27日 08時44分02秒 | 日記・エッセイ・コラム

三原駅前に大きなとんどが作られました。いわゆる、左義長といわれる行事のシンボルです。広島県三原では旧暦の1月15日(今年は2月17日)の近くの週末に「神明市(祭り)」が行われます。(今年は、2月11日から13日まで)

お祭りのHPを見ると、「神明」とは、伊勢神宮の分身であり、伊勢信仰が盛んでも伊勢参りに行けない人たちのために祀られており、三原にも祭りの大きさの割には小さい「お伊勢さん」があります。このとんどは、ご神体でもあるようです。高さが19mあり、青竹を芯にだいだいなどを飾ってあります。まさか、駅前で燃やすことはないと思いますが、燃やすと青竹がはじけ、爆竹のような音が出るため、「爆竹」と書いて「とんど」と読ませるところもあるそうです。

左義長は全国的に行われているようですが、江戸では火事の原因となるため、禁止されていました。

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