F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

水軍祭り第2日-小早レース

2014年08月31日 20時34分37秒 | 日記・エッセイ・コラム

水軍祭り第2日は、小早レースです。以前からあることは知っていましたが、昨日、ブルーインパルスの展示飛行後に練習を見ているとあまりにもカッター(短艇)の漕ぎ方に似ているので興味を持ち、見に行きました。

砂浜は各チームの控え所と観客で盛り上がっていました。

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「小早」とは戦国時代から江戸時代にかけて使われた軍用船の1種で、「小型の早船」です。レースで用いられるのは長さが10m強で、漕ぎ手14名、船頭、太鼓打ちの計16名が乗ります。

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オール=櫂は十字のようなもち手があります。

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カッターとの相違点はカッターは外舷が中央部が海面に近い湾曲型ですが小早は直線です。したがって、漕ぎ手は全員が均等に推進力を受け持つことができます。(カッターは海面に近い人が一番負荷がかかります。)

海自幹部候補生におけるカッター競技を通じての体力・気力の向上

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また櫂座がなく、櫂をロープで固定します。

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小学生も一般男子も同じ櫂を使いますので、カッターのようにバランスをとるために鉛を打ち込んで重いオールとは違い、扱いやすいものです。

しかし、櫂にぶら下がるようにして腹筋で起き上がる姿はカッターによく似ています。

小学生。約1キロ、けっこう長い距離を漕ぎます。

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レディース。男子と同じ距離です。1.5キロぐらい。なかなかの迫力です。

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一般男子決勝。6艇が最初のブイに殺到します。スタートダッシュに成功してもここで櫂が絡んだり、艇がぶつかると番狂わせになります。

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最初のブイを1番で抜けた艇の勝率は見た限り100%でした。「スピードを落とすことなく1番ブイを抜ける」-そのブイが比較的近くにあるのでレース的にはあまり面白くありませんでした。もう少し、最初のレグを長くし、力のあるチームが少し抜け出やすくするのがいいのか?コースによって櫂の絡みが避けられない艇がありました。

勝った艇には家族がいっしょに乗って沖に出る特権が与えられるようです。

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小学生も中学生も男女混合で、レディースも職場代表が多い一般チームも太鼓にあわせて漕ぐ姿は最近あまり見ない光景でした。

昨年の決勝です。


ブルーインパルスが因島の空を飛んだ

2014年08月30日 21時42分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

本年3月から10月まで、「瀬戸内しまのわ2014」という花、サイクリング、海、食、アートなどをテーマに季節ごとに島々の魅力をPRするテーマイベントの他、県域や市町域を越えて統一テーマで展開する広域連携イベントなどを開催されています。いままで、単発的に開催されていた因島の「水軍祭り」もその一環として連動して行われました。そして、自衛隊広島地方協力本部など関係者の尽力で、ブルーインパルスの展示飛行が行われました。

場所は、大浜海水浴場、その前の島で囲まれた布刈の瀬戸に抜けていく海域でした。三原の自宅で見ていた家人はベランダ越しに室内からよく見えたそうです。

(三原からの→の感じ。)

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海面です。ブルーインパルスの飛行を船で見に来ている光景は初めてです。

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午後4時、気象条件はまず最高で、観客も増えました。

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会場に地上のアナウンスが届かない代わりに、FM尾道で同時放送されていたのでそれを聞きながら見ました。

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近すぎて「さくら」の全体が撮れませんでした。

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築城基地からリモートでの飛行、youtubueでは早速、無線交話入りのものがUPされていましたが、最後は日本語で「気をつけて帰ってください」でした。

十分堪能しました。周りにいた老若男女の歓声を聞くと十分広報効果はあったようです。

2007年9月、空母Kitty Hawkに乗って伊豆大島の南方で海上エアショーを見る機会がありました。浦賀水道を抜けて、どんどん南下、航空機の飛行に何の制約もない訓練海域に到着。

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空母から発艦した戦闘機と厚木から飛んできた戦闘機が弩迫力の飛行をしてくれました。海面上20mぐらいでベイパーが出るくらいの高速で飛ぶのです。

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翌年5月、Kitty Hawkは日本を離れ、2009年1月退役。後継は原子力空母George washingtonとなりました。

 



みょうがを収穫しました

2014年08月29日 20時57分11秒 | 農園作業

畑の片隅にみょうがを植えてあります。茎の近くから出ている花穂が食べる部分です。中には開花前の蕾が3~10個ぐらいあるそうです。

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昔、世田谷公園の近くで勤務していたとき、よく通った中華料理店の人に教えてもらった醤油とゴマ油、ラー油をかける冷奴にしてみました。ザーサイのみじん切りもいっしょにかければもっとおいしかったかな。

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原町散策20140825-ユリの群生

2014年08月25日 09時23分48秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨夕、ジョギングの途中でユリの群生を見つけたので写真を撮りに行ってきました。場所は原町の船だまりの西側、海に面したところです。海側から旧東生口小学校の校歌に歌われる「との山」をバックに。

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旧生口中学校校舎の方向を見ると。

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テッポウユリかタカサゴユリか・・・たぶんタカサゴユリ。交雑種も多いそうですので分かりません。

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いろいろなところで野生のユリを見ますが、これだけまとまって咲いているのは珍しい。連作障害があるらしく、数年で姿を消すそうです。

清清しい花です。花言葉は「正直」だそうです。


短時間豪雨

2014年08月22日 20時49分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

午前8時40分から9時過ぎにかけてすごい雨が降りました。そのときの雨雲レーダーです。

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急いで開口部を塞ぎ、雨を待ちました。きました。

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30分ほどで過ぎ去りましたが、広島ではこのもっとひどいのが長時間、留まっていたのでしょう。今回、報道で被災地域を知る→googleのstreet viewで現地の以前の状況を見る→報道で同じ建物を見つけて惨状を知る、という作業をしてみました。悲しいだけでした。

広島市長は元官僚らしく責任を追及されないように防衛線を張っていますが、2時間ほど早く避難を勧告するか、せめて2階へ移動するようリコメンドしておけば死者は半減したのではと歯がゆい思いです。特に、1階に寝ていてなくなった兄弟を2階に移動させておけば・・・・おそらく、気象庁-国土交通省の外局-と県・市の防災関係部署の協力体制が不十分だったのではと・・・・市長は午前7時まで自宅にいたとか。

発災の時刻が最悪だったとはいえ、ある程度の予測は可能ではなかったのか、前夜の防災関係者の処置が明らかにされなければなりません。