うどん亀さん・F老人2人キャラバン-06

10月26日、道の駅むなかたで起床、曇っていますが気持ちの良い朝です。

おにぎりと味噌汁で朝食。カセットコンロでお湯を沸かします。

野菜や果物を納入する人たちが行列、納入前のみかんを譲っていただきました。

玄界灘沿岸にある「さつき松原」へ散歩に。

玄界灘からの北風で松が傾いています。

道の駅に帰って、行動開始。まず、宗像大社に参拝しました。

宗像大社は3つの宮から成り、御祭神は天照大神の3人の御子神で女神の田心姫神（たごりひめのかみ）は沖津宮に、湍津姫神（たぎつひめのかみ）は中津宮に、市杵島姫神（いちきしまひめのかみ）辺津宮に祀られています。我々が行ったのは辺津宮です。

本殿は改修中で仮本殿にお参りしました。

境内は朝の清掃と菊花展の準備で忙しそうでした。

殊勝に旅の無事を祈って志賀島に向かいました。

小学校、中学校と社会の教科書に「金印」が載っていました。レプリカぐらいは見ることができるのではと金印が発見された志賀島にある金印公園に来ました。

金印発見の推定地がここということです。教科書には、お百姓さんが畑で見つけたとなっていたと記憶していますが、どう見ても畑ではありません。

本物は福岡市博物館にあるそうです。

大きなレプリカがありました。

イノシシが金印を探した跡がありました。F老人の畑もこうなりますが、それはミミズを探した跡です。

金印公園から太宰府に向かいました。志賀島は細い洲のような道でつながっています。北側は玄海灘で波が荒く、南側は穏やかです。

本日の軌跡です。太宰府以降は次に。

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A：道の駅むなかた

B:宗像大社

C：志賀島金印公園

うどん亀さん・F老人2人キャラバン-05

早朝、まだ雨が降っていますが午前中には止む予報なので8時30分、道の駅蛍街道西ノ市を出発しました。

2日間遅れましたが、九州に入りました。門司区ノーフォーク広場に車を停めました。関門大橋の下の公園です。

旧門司市とノーフォークは姉妹都市だったそうで、それが引き継がれています。

公園から見た関門大橋です。

自転車を降ろして散策に出発です。

旧門司税関。

国際友好記念図書館。裏側から。

ちょうど開閉橋が通行可能でしたので渡りました。

渡し舟で下関へ。

人380円、自転車200円。

海峡中央付近から関門大橋。

通峡する大型船の船尾方向を狙って横切っていきます。

下関上陸。唐戸市場へ。

2階の見学通路から。観光客が集まっているところで食事が買えます。

近づくとこうでした。

ウニイクラ丼500円にノックアウトされました。イワシ、アナゴ、タコ各100円、サンマ200円、合計1,000円。

うどん亀さんのご好意によりひれ酒付きとなりました。

ここで食べました。発泡スチロールの蓋を座布団替わりに、お盆を椅子の上に置いて。

大満足の後、お向かいにある亀山八幡宮へ。

幕末の馬関戦争の時にはここにも砲台がありました。

水族館「海響館」へ。

頭上にカタクチイワシの大群が。

砂の中で寝ているフグ。

イルカショーなどを見て渡し舟で門司レトロ地区へ帰り、一休みの後、再度自転車で散策。以前、出張で降りたことがある門司港駅は改修中ですっぽり覆われていました。

旧門司三井倶楽部。

九州鉄道記念館へ。

C59や懐かしい寝台車など中に入ることができます。

旧社屋が展示スペースになっています。

ジオラマや昔の設備などを見ることができます。

鉄道記念館を出て、旧大阪商船などを見て、

海岸へ出ると、目立ちませんが「門司出征の碑」がありました。200万人もの人がここから出征し、半数が戻れなかったと刻ませていました。

名物「焼きカレー」を求めて上戸彩さんが地球最後の日に食べたいと言ったとパンフレットに書いてあった店に。

ビーフ入り、1,000円。美味しくいただきました。

ノーフォーク広場で停泊予定でしたが、トイレが汚いので急遽道の駅むなかたに進出することにしました。

ラッシュの時間でしたがうどん亀さんががんばって運転してくれました。道の駅むなかたの近くの玄海ロイヤルホテルで入浴、途中で仕入れてきた芋焼酎で酒盛りご熟睡。

今日の軌跡です。

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A:道の駅蛍街道西ノ市

B：ノーフォーク広場

C:玄海ロイヤルホテル

D:道の駅むなかた

うどん亀さん・F老人2人キャラバン-04

10月24日、雨は続いています。九州方面への移動は延期して「道の駅蛍街道西ノ市」に連泊することにして、まず、隣接するスーパーにあるコインランドリーに洗濯に行きました。

洗濯機の機能が素晴らしくなっていることと、雨のため、自宅で洗濯し、乾燥だけしに来る人が多いのに驚きました。

その後、川棚温泉(B)に名物「瓦そば」を食べに行きました。

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元祖である「たかせ」という店に行きました。

2人前です。

定食を頼みましたのでご飯などが付きます。

瓦そばは久しぶりに食べました。美味しくいただきました。瓦そばの発祥が西南戦争だとは知りませんでした。

このあと道の駅に帰り、2度お風呂に入り(1回目に再入浴券をもらいました。)、昼寝と読書、生ビール、うどん、酒盛りと続いて睡眠。

うどん亀さん・F老人2人キャラバン-03

仙崎(B)を後にして日本海沿いに角島(C)に向かいました。

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まず、角島大橋の本州側にある海人ヶ瀬公園へ。

2006年頃から何社かの車のCMに出てきます。youtubeに何種類かありますが著作権が怖いので「角島大橋　CM」で検索してみてください。

島に渡ります。

サーファーがいました。

一番高いところから島側です。

米国フロリダ半島の先にサンゴ礁でできた島が点在します。一番先の島、キーウェスドで「オーバーシーズハイウェイ」という約200kmの海面のすぐ上を走る道があります。一度だけ走りました。

角島灯台です。周りの看板が景観を台無しにしています。

角島から本州へ。

最近できたきれいな道の駅「北浦街道　豊北」(D)へ。

道の駅の裏側は漁港でした。ここでの食事もいいそうです。

すぐ北にある漁港は「特牛(こっとい)」です。

ここは明治38年(1905年)の日本海海戦のとき、対馬海峡の望楼や朝鮮半島との間をつないでいた通信用の海底線(軍用)の陸揚げ地でした。「皇国の興廃この一戦にあり・・・・天気晴朗なれど波高し」の出撃電はここを経由して東京の海軍省に伝えられたそうです。

雨の中、停泊地「道の駅蛍街道西ノ市」(E)に到着しました。

一番奥にある温泉です。

大変気持ちの良い温泉でした。出てきたところに休憩所があり、早く上がったうどん亀さんはすでに生ビールを飲んでいました。F老人も生ビール、冷奴、枝豆の定番をいただきました。

最後にうどんをお願いしたところ、サービスでおにぎりをつけてくれました。山口県人はおもてなし上手です。

雨の中、キャンカーでの酒盛りはうどん亀さんの沖縄土産の泡盛でした。熟睡。

うどん亀さん・F老人2人キャラバン-02

2日目は道の駅おふく近辺の散歩から始まりました。前日暗くて撮れなかった道の駅の様子です。早くから野菜直売の準備をしていました。

山陽本線の厚狭駅から山陰本線の長門駅を南北につなぐ美祢線46kmのほぼ中央に於福駅が近くにあります。寅さんが歩いて出てきそうな駅です。

畑、川・・・いいところです。

お隣はブルーベリー畑です。このように植えられているのは初めて知りました。

さて、二日目は仙崎(B)、角島(C)に行きました。

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仙崎港に車を止め、初めて自転車で見て回りました。

最初に向かったのは「金子みすゞ記念館」です。

みすゞの居室。

恵まれた境遇にあって才能を開かせたみすゞが離婚、子供を取り上げられたことから自ら命を絶ったことは残念でなりません。お墓参りをさせていただきました。墓所にあった石碑に彫られた詩です。発想が独特です。

みすゞさんのお墓です。

仙崎でもう一つ気になっていたのが「引き揚げ」です。うどん亀さんが漁協で聞いてくれ、場所が分かりました。

想像していた以上の人たちがここから上陸していました。

このなんでもない岸壁から多くの人たちが日本全国に・・・・

魚市場の前に観光客相手ではない食堂がありました。

刺身定食といか刺しをいただきました。新鮮で美味しかったのは言うまでもありません。