F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

ウロウロヨロヨロ旅-九州編第18日-2 大刀洗平和記念館

2015年11月07日 13時13分10秒 | 旅行記
筑前町、太刀洗町近辺にあった太刀洗飛行場は旧陸軍の西の航空部隊の要でした。B-29の迎撃もここから離陸して行いました。陸軍飛行学校があり、多くのパイロットがここで養成され、戦争末期にはここで育った人たちが太刀洗から、あるいは知覧などから特攻隊として散華していきました。そして、大規模な空襲により、一般市民を含む多くの人が犠牲になりました。

また、サイパンに展示されていた零式戦闘機32型を譲り受けて修復、展示しています。展示の大半は飛行場の歴史と特別攻撃で亡くなられた方たちの遺書などです。そのため、ゼロ戦以外は撮影禁止です。









零式戦闘機の展示場所は全国に9カ所あります。そのうち、3カ所が九州にあり、太刀洗、鹿屋、知覧です。

零式戦闘機32型は翼端を50㎝づつ切り詰め、エンジンを栄二一型に換装しています。









計器盤。



復元。



散華された方たちの遺書を熱心に読んでいる若者もいました。

すぐそばにある太刀洗駅。なせかT-33が。



本物の駅です。












ウロウロヨロヨロ旅-九州編第18日-1 秋月

2015年11月07日 11時41分40秒 | 旅行記
道の駅「おおき」で起床。トイレがきれいで助かりました。





葉室麟ファンですので秋月は欠かせません。秋月といえば「秋月記」、「最後の仇討ち」、「秋月党」。

川沿いの道を走って山側に入るとセンターラインのない狭い道、その突き当りが城下町。

川のせせらぎを聞きながら散策。町の中も水が豊富なところでした。



桜並木の道がお城の前の本通り。



工事中。



城址。石垣の上は中学校。



川原を埋め込んだ瓦坂、城門に続く坂でした。



長屋門。



田園風景。



消火栓。



昔通りの道幅。



武家屋敷。上士だと思いますが質素です。





藩医が日本で最初に種痘をしました。





郷土館を見学。











最後の仇討ち、臼井六郎について少し紹介がありました。明治13年、父母を殺害した犯人を父の形見の短刀で刺し、仇討ちをします。吉村昭氏の「仇討」はすごい本でした。

もみじの木が多く、もう少しすると紅葉が美しくなりそうです。

ウロウロヨロヨロ旅-九州編第17日-2 佐賀城

2015年11月07日 10時48分18秒 | 旅行記
道を引き返し、佐賀城に登城。

肥前藩鍋島家の居城でした。1726年の火災で天守閣は焼失、以後再建されず。江藤新平の佐賀の乱のとき本丸御殿の大部分を焼失、鯱の門は現存。平成16年に本丸御殿を復元、佐賀城本丸歴史館として公開されています。

鯱の門から登城。



本丸御殿。



ガトリング砲、上野戦争で活躍、彰義隊は1日で壊滅しました。



廊下も畳敷き。



天守台。



復元された部分の模型。



立派な建物です。



公民館として使われていた藩主の居室。材を生かして復元されています。





撮影禁止でしたが、すごい刀が展示されていました。素人が見ても波紋の美しさには感動させられます。



咸臨丸と観光丸の模型。





いいお城でした。



佐賀市のマンホールはムツゴロウ。



柳川に向かい途中、上下に動く橋を発見。



北原白秋生家。雨はふるふる城ヶ島の磯に・・・・



酒屋だったようです。





赤い鳥。



柳川散策。一人旅では乗る気になりません。





旧柳川藩主立花家の屋敷であった「御花」。洋館もあります。大部分の建物は明治末期の建築です。











久しく料亭などと言われるところには行っていません。



金色の兜。







日本庭園。これが有名です。





史料館にも入れます。







ひな祭り用?ミニチュア好き。





堀端を歩いて駐車場へ。



道の駅「おおき」で閉店前の産直売場で半額のお弁当をゲットして停泊。

本日の走行距離 180km

この旅の累積走行距離 1,970km