F農園には必要以上に安政柑という大きな柑橘の木があり、毎年大量になる実の処分に困っています。
安政柑は文旦(ぶんたん)の一種で、江戸時代・安政年間(1854年~1860年)、約140年前、因島の田熊村(当時)の、岡野末吉園に偶発した実生として発見されました。偶然うまれた品種です。
実の大きさが分かるように帽子を真ん中に置きました。
測ってみると直径が15cmありました。
実は果汁がやや少なくほの甘い。香りもまあまあです。皮が厚く、この皮の白い部分(正式には何と言うのかわかりませんが)はペクチンなどの食物繊維の宝庫であり、美容にもよいようです。
食べ方は、砂糖煮です。表の黄色い部分は取って白いところだけ使います。オレンジマーマレードの逆です。上品でおいしいお菓子に変身します。
というわけで、欲しいと言われる方がおられましたら、箱代と送料のみでお分けします。コメントにメールアドレスを入れてお申し込みください。
安政柑を検索していたところ、こちらにたどり着きました。
母がもう一度食べたいとかなり切望しているので、宜しければお願い致します。
数年前に生口島の耕三寺を訪れたときに安政柑と出会いました。
柑橘系はあまり好きではないのですが、これはなんておいしいんだろう、と旅行中毎日食べていました。昨年思い出したようにすごく安政柑が食べたい!と思いネットで注文したら愛媛県から届きびっくりしました。広島県から来るとばかり思ってましたから。気を取り直しもう一回注文したらまた愛媛からでした。味もいまいちだったような。
今年こそは、と思いネット検索するとすでに完売。広島の安政柑ぜひ食べたいです。もう完売(?)でしょうか?
今日も向島を通って、別宅に来ましたが、島は落ち着きます。