瀬戸田、沢港から三原須波港行きのフェリーに乗りました。すぐ隣にある内海造船瀬戸田工場に自衛艦が係留されていました。艦番号から「多用途支援艦」の「げんかい」だと分かりました。
大分県佐伯市にある海上自衛隊呉地方隊呉警備隊佐伯基地分遣隊に所属しています。
水上の目標を射撃する訓練を行うとき、標的を曳航したり、自走式の標的を遠隔操縦するのが主な任務だと思いますが、そのほかに救難、災害派遣などいろいろな目的に対応できるのでしょう。
因みに自走式標的は通称「バラクーダ」と呼ばれ、ゴムボートですが、マストにコーナーレフレクターというレーダー波を反射させる器具を付け、レーダーで見ると大きな船に見えるようになっているようです。
(訓練時は無人です。)
寒い時期の造船所生活は大変でしょうが、”I"島を楽しんでもらいたいものです。